概要
バトルマシンとしての機能がとても高くネロ曰く『史上最強のミニ四駆』
4WSと呼ばれる独自の機能が搭載されている。これは前後輪とも向きを変えること(ステアリング)が出来るシステム。
量産化にも成功しており、アメリカで開催されたWGPに乱入したボルゾイレーサーが使用している。
アニメではMGストーンの力による重力攻撃「マーズグラビティ」が必殺技。
元々はプロフェッサー・ボルゾイがミニ四駆好きのネロのために一文字正宗博士と大神博士の協力の元開発中だったマシン。
しかしマシンのMGストーン搭載を巡って一文字と大神で対立し、開発が大幅に遅れてしまう(一文字がわざと遅らせたとも)。
そこで業を煮やし来日したネロが一文字とプロフェッサー・ボルゾイを解雇し、自らが開発に携わるようになった。
その結果、一文字・大神・ボルゾイの三人の技術の結晶となるマシンが完成した。
奇しくもかつて同じく別の三人の技術者によって生み出され、大暴走を起こした某マシンとはいとこのような関係とも言えるだろう。
ネロ達と歩んだ戦の歴史
- 初登場は43話。ボルゾイタワーにて、烈矢のナックルブレイカーとチタンコーティングスプレーをかけてレースするも敗北。だが、これは2つある電池の1つをダミーバッテリーにした本来の20%程度の実力しか出し切ってない単なる準備運動に過ぎなかった。
- GJCにて、ブレイジングマックス、ナックルブレイカーを始めとしたマシンとレース。このレースにて「マーズ・グラビティ」を初披露し、コースを崩壊させ大会中止に追い込んだ。
- 自身が宣戦布告したM1と同時進行で、量産化された本機を世界グランプリが開催されているアメリカに送り込み、アイゼンヴォルフのベルクカイザー、シルバーフォックスのオメガ01を始めとしたGPマシンを破壊していった。(その後どうなったかは一切不明)
- 自身が開催したM1決勝戦にて、妨害役だった草薙兄弟のMGストーンを積んだバイスイントルーダーとファントムブレードによる謀反を受ける。しかし、ディオマース・ネロの積んでいる純正のストーンの持つパワーの格の違いを見せつけ返り討ちにした。
- その後、一気に上位勢に追いつき、マーズ・グラビティの最大出力攻撃で大神マリナのフェニックススティンガーを破壊した。
- レース決勝終盤、Z-ナンバーズに抜かれ出したのを堺に焦りだし無闇にマーズ・グラビティを乱発する。しかし過負荷を受けたMGストーンにオーバーロードが生じたことでマシンが故障し、一文字兄弟(同着首位)に大差を付けられて3位に甘んじる結果に終わってしまった。
- WGPルーキー戦にて豪樹のブレイジングマックスと共闘し、ロケットブースターを起動させたが無理矢理発動させたもののため 本機は耐え切れず自壊してしまった。(原作のみ)
立体物
リアルミニ四駆シリーズのラストナンバーとして販売。 そのためクリアボディの仕様となっている。
原作にて披露した4WSのギミックもシャーシ裏のダイヤルを回すことで再現可能、ヘッドも回転して【サーチモード】⇔【ターミネートモード】の切り替えが可能と歴代リアルミニ四駆で培った技術の集大成ともいえる製品となっている。
また、ボディの切り替えギミックを持ったまま スーパー1シャーシ、スーパーTZシャーシ、スーパーXシャーシ、スーパーTZXシャーシ、VSシャーシに無改造で搭載が可能。(FMシャーシとSFMシャーシへの搭載は不可能となっている。)
長年、再販がかからなかったが VSシャーシが採用された製品と販売された。
MAXのシリーズはエアロミニ四駆が多いが、本機はフルカウルミニ四駆。(製造者が製造者だからか・・