概要
TVアニメ『ドラゴンボール超』に登場する架空の宇宙。
通称『挑戦の宇宙』。全王による格付けは第10位。
『ドラゴンボール』の世界は12の宇宙に分かれており、それぞれ「第○宇宙」と呼称されている。各並行宇宙はそれぞれ足して13となる数字で対になっており、悟空たちの住む宇宙は「第7宇宙」と呼称され、その裏となるのがこの第6宇宙である。
そのため、第7宇宙に存在する天体は第6宇宙にも所在するが、歴史は異なるため、既に消滅・崩壊している惑星や銀河も存在している。例えば地球の文明は愚かな戦争で既に崩壊していた（後に第7宇宙の破壊神ビルスが超ドラゴンボールに願ったことで復活した）。
統治しているのはのんき者の界王神フワとビルスの双子の兄弟シャンパ、ウイスの姉である天使ヴァドスの三人。
界王神、破壊神共に対となる第7宇宙に対抗意識を燃やしており、特にシャンパとビルスはその傾向が強く、ことあるごとに互いの宇宙を巻き込んだ傍迷惑な争いを続けていたため、現在では「互いの宇宙のグルメの食べ比べ」「第6・第7宇宙破壊神選抜格闘試合（天下一武道会のようなもの）」「野球の親善試合」など、比較的平和な争いを行っている。
力の大会では格闘試合に出場した5人に加え、サイヤ人の女性やナメック星人などが参戦。第7宇宙の戦士と協力するなど至る所で活躍し、半分以上の戦士が中盤まで残っていた。ところが、主力の一人であるヒットがジレンに敗れると、それに続く形で他の戦士も次々と脱落していく。最後はサオネルとピリナが同時に脱落したことで第2宇宙と共に全滅、4番目に消滅した宇宙となった。
神々
- 界王神フワ(ドラゴンボール)
※イラスト右側のキャラ。
緑色の肌でふくよかな体型をした界王神。名前の通りよく「フワー」とあくびをし、困った際には「困った困った」と呟くなどおっとりとした性格をしている。だが一度感情が高ぶると裏の顔を見せ大声で叫び暴れ回る。シャンパ程ではないが第7宇宙には対抗意識を燃やしている。第7宇宙でいうキビトのポジションにあたる青い肌をした細身の付き人がいる。
- 破壊神シャンパ
太った猫の様な姿をした破壊神。第7宇宙の破壊神ビルスとは双子の兄弟で、お互いに対抗意識を燃やしている。ワガママで負けず嫌いな性格で怒りやすい。だが人間達に対する情などある程度の良識も持っている。おいしいものに目がなく不摂生な生活が原因で肥えてしまっている。
- 天使ヴァドス
破壊神シャンパの付き人の天使。第7宇宙の天使ウイスの姉であり武術の師匠でもある。子供の様な言動のシャンパをいつもたしなめ、また逆にシャンパをからかう言動を見せる時もある。シャンパ曰く料理の腕はあまり上手くないらしい。
主な住民
第6宇宙の生きる伝説として語り継がれている殺し屋。同宇宙最強の戦士として知られている。年齢は1000歳を超え、常に落ち着いた佇まいを見せる。高い戦闘能力の他に「時飛ばし」という瞬間的に自分以外の時間を飛ばす能力を持つ。
第6宇宙版フリーザという立ち位置に当たる変身型宇宙人。フリーザ同様普段は落ち着いた性格を見せるが、追い込まれると口汚い性格となる。普段は平和維持軍と共に各地の紛争地へ赴き、紛争の鎮圧や戦後の復興支援を行うという正義の味方そのものだが…。
黄色い太った熊のような姿をした戦士。ダメージを一切受けない特殊な肉体構造をしておりパンチはおろかエネルギー波すら異次元へと受け流してしまう。彼の身体はベジータに腕をリボン結びにされたり謎が多い。野球の親善試合や力の大会ではマゲッタとのコンビネーションも見せる。
ロボットのような外見が特徴的なメタルマンという種族の中の一人。超サイヤ人のベジータの攻撃を一切受け付けない頑丈な肉体と、彼と互角に渡り合う戦闘力を併せ持つ。また口からマグマを吐いたり、体重が1000トンを超えるなどの個性を持つ。心が弱く相手からの悪口が弱点。
第6宇宙の惑星サダラ出身のサイヤ人。小柄な少年の様な外見をしている。第6宇宙のサイヤ人は正義感溢れる善良な心持ちの者が多く彼もそれに漏れず心優しい性格をしている。宇宙の平和を守るサダラ防衛隊の一人で、かつてはフロストと共に悪人退治を行った事もある。
『力の大会』第6宇宙チームの一人で、第6宇宙の惑星サダラ出身のサイヤ人。サダラ防衛隊隊長レンソウの妹。不良少女の様な外見をし、気が荒く男勝りな性格をしている。外見通り不良だが仲間や舎弟達への仲間意識は強い。兄のレンソウ曰く「自身を遥かに上回る潜在能力を持っている」との事で、実際に怒りなどの感情を経由せずに超サイヤ人への覚醒を遂げている。
『力の大会』第6宇宙チームの一人で、第6宇宙の惑星サダラ出身のサイヤ人。第6宇宙版ブロリーの様な立ち位置にあたる。カリフラの下に就く気弱な少女だがカリフラからは高い潜在能力を持っていると考えられている。後にあることがきっかけで暴走してしまう。
『力の大会』第6宇宙チームの一人で、第6宇宙のナメック星出身のナメック星人。容姿はピッコロやネイルに近く、民族衣装のような衣服に身を包んでいる。第7宇宙のナメック星人と同じように腕を伸ばしたり、千切れた部位を再生したりすることができる。大会前に勝ち残る為に名乗り出たナメック星人の有志達と同化し力を上げ、ピリナと共に孫悟飯とピッコロのコンビに挑むが、彼らのコンビネーションには敵わず脱落した。
『力の大会』第6宇宙チームの一人で、第6宇宙のナメック星出身のナメック星人。容姿はスラッグに近く、フリーザ軍兵士の様な手袋とスパッツを装着している。サオネルと共にナメック星人の有志達と同化したが、悟飯とピッコロのコンビに敗れ脱落した。
『力の大会』第6宇宙チームの一人で、赤い猪の様な外見をした戦士。ドクターならではの能力を持っており、事あるごとに自身の能力を紹介したがるが、それを披露する前にベジータのギャリック砲を喰らい脱落した。漫画版では魔術の使い手と設定されているが、こちらでも披露する事無く脱落しており、結局どのような能力なのかは不明のまま。
第6宇宙の惑星サダラ出身のサイヤ人。かつてサダラ防衛隊で隊長を務め、キャベに武術を指導した師匠でもある。現在は足を患い防衛隊隊長を引退し隠居生活を送っている。キャベからの信頼は高く引退した今もなお尊敬されている。妹に不良少女のような外見をしたカリフラがいる。
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