もしかして→ディアボロ
「もしもし、はいドッピオです」
概要
ヴィネガー・ドッピオとは、『ジョジョの奇妙な冒険』第五部「黄金の風」のラスボスであるディアボロのもう一つの人格である。
普段は気弱で優柔不断な少年であるが残虐性を内包しており、正体(ディアボロ)に感づかれると激昂し、ディアボロの人格の片鱗を見せる。ボスの意思で人格を入れ替え、そのときには体格まで変化する。ドッピオの姿で人格だけを入れ替えることも可能。
ドッピオは自分がディアボロの第二の人格であることは知らず、自分のことをボスの忠実な部下だと信じている。吐き気を催す邪悪と称されたディアボロと違ってドッピオはお人好しと思われるような行動が多く、率先して悪を成すようなことはしない。
ディアボロとは「電話」によって交信し、その前兆に特徴的な電話のベル音を口走る。
交信に使う「電話」は本物の電話ではなく、自分の近くにある手に取れて耳に当てられるものを使う。分かりやすく言えば『電話ごっこ』である。
「電話」にした物
犬のマスコット人形→生きたカエル→ポイ捨てされていたタバコ→通行人が食べようとしていたアイスクリーム→おもちゃの電話→コードの切れた受話器→本物の携帯電話
「無関係なもの」→「手に持つもの」→「電話っぽいけど通話機能の無いもの」と、使うものがだんだん本物の「電話」に近づいていくのが興味深いポイントである。
肉体的にはボスと同一人物の為、ボスのスタンドであるキング・クリムゾンの一部を操る事ができるが、本人は「ボス」から借りたものだと思っている。
またその力は「エピタフ」による未来予知とキング・クリムゾンの「両腕」による打撃といった断片しか使えず、時も飛ばせない。
担当声優
黄金の旋風:宮本充
テレビアニメ版:斉藤壮馬