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ケガレシアの編集履歴

2019-04-03 18:55:33 バージョン

ケガレシア

けがれしあ

「炎神戦隊ゴーオンジャー」に登場する女幹部。

演:及川奈央


概要

蛮機族ガイアークの三大臣の紅一点。汚染された水を好む「害水大臣」。

見た目は美しい人間の女性だがれっきとした機械生命体である。

語尾に「おじゃる」と付け、鞭に変化するケガレスティックが武器。他にもバルブから蒸気や汚水を噴射することもできる。


蛮機族はきれいな環境が苦手なはずだが、彼女は温泉に入ったことがある。

人間に変装するときは汚石冷奈(けがいし・れな)という名前を使う。

変装時に城範人から惚れられ「美しい清らかな女性」と言われたが、侮辱されたと勘違いした(ガイアークは汚い物を好むため)。

さらに、「おばさん」と言われ怒りの余り巨大化してしまう、大人気ない一面も見せた。



終盤ではヨゴシマクリタインに最終的に反旗を翻した為、害気大臣キタネイダスと共に粛清されてしまい、最期はキタネイダスと共に眠るような悲しい最期を遂げる。

悪役でありながら憎めないキャラとして慕われていただけに、その死はヨゴシマクリタインの為に仲間が次々と異次元に飛ばされて初期の3人の状態だったゴーオンジャーは勿論、視聴者までも悲しませた。



それから

その後ケガレシアは死後、『侍戦隊シンケンジャーVSゴーオンジャー』や『海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン』にて頭に天冠を付ける形でヨゴシュタインやキタネイダスと一緒にゲストとして再登場することになった。



まさかの復活

Vシネマ『炎神戦隊ゴーオンジャー 10 YEARS GRANDPRIX』では再度の復活が決定。その際には何故か天冠が無くなっていた。

ゴーオンジャーと袂を分かった楼山早輝に代わって、なんと頭にバルブを付けたケガイエローを名乗ることに…?



余談

  • ケガレシアのデザインは、配役決定以前から及川奈央をイメージして描かれていたとはデザイナー談。
  • 前述の性格に変化したことで及川はファミリー層を中心とした新たなファン層を開拓できた。その為、及川本人にとってケガレシア役の経験は宝物となっている。
    • また、及川は最初スタッフから「石を投げられる覚悟でいてください」と言われていた(実際に『鳥人戦隊ジェットマン』でラディゲ演じた舘正貴が子供に石をぶつけられる等の風評被害を受けていた)が、最終的に憎めない悪役に路線変更してもらった事が理由の一つでもある。
  • 当初、G3プリンセスメンバー入りに関しては他二人との年齢差と、劇中でケガレシアがおばさん扱いされて激怒したことから「私が入っていいのか?」と思い、一度は辞退した。
  • オンエア中は及川がレギュラー出演している番組、「怒りオヤジ」との相互パロディを実施するといった、局の垣根を越えたお遊びを実施。他にも及川絡みのパロディもちらほら…。
  • 電磁戦隊メガレンジャー鮫島博士のようなトラウマは特にないにも関わらず、素面タイプの女幹部はこのケガレシアから約4年間途絶え、その後に特命戦隊ゴーバスターズに登場したエスケイプ以降、2018年現在に至るまでTV本編に登場しなくなった(獣電戦隊キョウリュウジャーキャンデリラは劇中で人間態になる事があるが、あくまでも怪人が変身したパターンである)。
    • 理由は定かではないが、一説によるとゴーオンジャーが放送された当時、アイドル的な活動をする声優が増え始め、そのファンも増加したことから、東映側もそういったニーズに応えるべく特撮に出た事がない女性声優を積極的に出演させるスタンスを取るようになり、中でもキャンデリラ役の戸松遥氏はスーパー戦隊の俳優と年が近い事が生かされている話も作られている事から『「時代の流れ」とともに必ずしも人気取りが素面タイプの女幹部である必要がなくなった』という結論に至ったと思われる。
    • そもそもこうなった背景として、『イケメンヒーローブーム』によって主婦層の視聴者が増えた事が指摘されている。戦隊シリーズにおける素面タイプの女幹部といえば『胸を強調した露出度が高いコスチュームを着ている』・『セクシータレントを起用している』というイメージが強い点で成人男性の視聴者層を魅了している反面、イケメンヒーロー目当てで子供たちと一緒に視聴する主婦層には受けが悪く、それ以前にも「子供番組としてはいかがなものか」と、一部の視聴者からも懐疑的な声が度々あった。案の定及川は、元はセクシータレントとしてあまりにも有名だったため、これにPTAが反発。苦情が殺到したことを受けて「このままでは子供達が戦隊を見なくなってしまう」と危機感を募らせた東映側がその対策として、次作以降の女幹部を怪人タイプに変更し、その声に人気女性声優を起用するようになったという説もある。
    • さらに現在では、ネットやSNSの普及によって当時許容されていた表現を今のテレビでやったら炎上沙汰になるケースが相次いでおり、それに便乗するかのようにフェミニスト団体による運動が活発化し始めた(実際にF1でのグリッドガールがフェミニスト団体から抗議があったため、2018年に廃止となった)ため、その反動で子供の見る時間帯の番組での『セクシータレント出身女優の起用』や『露出度の高いコスチューム』が炎上沙汰の原因になる事が目に見えており、こういった事情からケガレシアのような所謂『セクシー系女幹部』をTV本編にレギュラーとして出すことはほぼ不可能に近く、素面タイプの女幹部自体も2018年の時点では映画(劇場版『獣電戦隊キョウリュウジャー GABURINCHO OF MUSIC』』のディノガールズがこれに該当する)やVシネマ(スピンオフ系、後日談等)、クロスオーバー系(VSシリーズスペース・スクワッドシリーズ等)にゲストとして出す程度に留まっている模様である。
    • 尤も、戦隊シリーズにおいては数多くの作品でチーフプロデューサーを務めていた鈴木武幸氏は、東映を退社後に出版した書籍『夢を追い続ける男』の中で、素面タイプの女幹部は本来、成人男性の視聴者層を狙っているのではなかったと書いている。そしてセクシータレントを素面タイプの女幹部役に起用した本当の理由は、彼女たちがセクシータレントという職業上、露出度の高いコスチュームを平気で着こなすことができる上、堂々と体を張った演技ができるほどの強いメンタルを持っているからだったとのこと。

関連タグ

炎神戦隊ゴーオンジャー 蛮機族ガイアーク ヨゴシュタイン キタネイダス

女幹部 戦隊ヒロイン


カー将軍バンドーラ:敵幹部でありながら愛された者の大先輩にあたる。

ウェンディーヌ:怒りで巨大化する能力を持つ、女幹部

梅盛源太:『侍戦隊シンケンジャーVSゴーオンジャー銀幕BANG!』の劇中において出会った侍戦隊シンケンジャーシンケンゴールド

ドン・ドッコイヤー(通称・ハカセ):『海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン』の劇中において、魔空監獄で出会った海賊戦隊ゴーカイジャーゴーカイグリーン。ケガレシアは彼に好意を持っていたらしい。

風のシズカ:『海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン』にて魔空監獄に収監される形で共演した素面タイプの女幹部。先述のハカセを巡って彼女と言い争っていた。

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