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アナザーエグゼイドの編集履歴

2019-05-01 00:51:31 バージョン

アナザーエグゼイド

あなざーえぐぜいど

仮面ライダージオウに登場するアナザーライダーの1人。

「医者が救ってくれないなら、俺が救うしかない。邪魔をするな…」


演/声:児玉貴志


データ

  • 身長:205.0cm
  • 体重:97.0kg
  • 特色/力:ゲームの世界と現実の往来/エグゼイドのようなアクロバティックな格闘アクション/バグスターの生成及び使役

概要

第3話「ドクターゲーマー2018」より登場したアナザーライダーと呼ばれる怪人の一体。

タイムジャッカーの1人・オーラに見出された、息子が救急搬送された男・飯田が変身した。

モデルは仮面ライダーエグゼイドアクションゲーマーレベル2


ゲームの世界と現実を行き来する事ができ、「誰もクリアした事のないゲーム」を生み出した後、それをプレイした人間に謎の呪いをかける事で病気にさせ、何人もの被害者を出していた。

現実世界ではゲームをプレイした人間に呪いをかける以外の行動は取っておらず、発見しても上述の能力ですぐにゲームの世界へ逃げてしまう為、撃破は非常に困難である。


モデルであるアクションゲーマーと同じく、戦闘時はアクションゲームのような高いジャンプ力を生かしたアクロバティックな戦闘スタイルを得意としており、ゲームエリア内に存在するチョコブロックを足場のように使ったり、チョコブロック自体を蹴り飛ばして武器にするなどテクニカルな攻撃も披露している(攻撃時には本家同様に「HIT!」のエフェクトが出現する)。


さらに戦闘員としてバグスターウイルスA(恐らく「アナザー」のA)を大量に発生させて使役する事もできる他、やはり一定の条件下で撃破しない限り何度でも復活してしまうという厄介な性質を持ち合わせている。


バグスターウイルスA

第4話に登場。アナザーエグゼイドが大量に生み出す戦闘員のような存在。


外見はオリジナルと全く同じ……というよりも性質や何から全て本来のバグスターウイルスと同一の存在と思われ、上述した通り“アナザー”の存在の“エグゼイド”から生み出されるバグスターウイルスという意味合いでこの名称で呼ばれるものと思われる。


劇中ではアランブラバグスターファンタジーゲーマーが従えていたのと同じ魔法使い型の個体が召喚されている。


容姿

Another2016エグゼイドアー Another Ex-Aid


外見はその名の通りエグゼイドを彷彿とさせるが、その容姿は心電図のような線が入ったゴーグルから覗く鋭い目付き(その上につぶらな瞳はあるがエグゼイドのコミカルさは薄い)、唇が厚く細かい牙がずらりと並んだ、コミカルキャラ化された本家のエグゼイドとは真逆のわかりやすい悪人面である

またよく見ると表情が嘲笑うような顔つきになっているが、その基になったのは恐らくではないかと思われる。


他にもピンク色の頭部から生やした長い黒髪(二本ほど前に垂れているため、ムテキゲーマーもモチーフに含まれていると思われる)、腕や肩に装備している刺々しい装甲など、まるで某捕食者を思わせるような特徴が多く、更には全身の皮膚にまばらに発疹のような模様もあるなど、いかにも不健康そうな姿をしている。


胸部の装甲にはEX-AIDの文字が、背中の仮面の黒い複眼には2016の年号とEX-AIDの文字が刻まれている。

ベルト部分はアナザービルドのようにベルトをそのまま歪にしたようなデザインと異なり、一見するとゲーマドライバーとは異なる形状に見えるが、よく観察して見るとゲーマドライバーを上から見た時の造形を参考にしている事がわかる。

携帯ゲーム機=覗き込んで遊ぶもの、ということから考えてみると「装着者の視点から覗き込んだゲーマドライバー」を表していると思われる。

あるいは変身者の飯田が「父親」であることから「親の目線から見下ろしたゲーム機」という連想ともとれる。


誕生による改変


活躍

  • 第3話

2016年でオーラが飯田にアナザーウォッチを埋め込んで誕生させる。怪人化させられてからは2年間も上述の「誰もクリアした事のないゲーム」をプレイした人間を襲い続けていたらしく、ネット上では都市伝説のように噂されていた。


劇中では常磐ソウゴのクラスメイト・小和田がこのゲームをプレイしていたところに出現し、彼を襲った後はすぐにゲームの世界に逃走し姿を消してしまう。その後も街のあちこちでゲームをプレイした人間を襲ってはゲームの世界に逃走し、被害者を増やし続けていく。


しかし事件を独自に調べていた宝生永夢が残した特殊コマンドのメモによりソウゴ達がゲームエリアに侵入し、ジオウゲイツと対峙。上述の戦闘スタイルで2人を圧倒したが、ゲイツ・ドライブアーマーとジオウ・ビルドアーマーの連携に押され、最後は2人の同時必殺技を受けて変身解除された。


しかし、彼を撃破した2人の前に突如、行方不明になっていたはずの永夢が姿を現し……。


  • 第4話

永夢が変身した仮面ライダーエグゼイドがジオウとゲイツに襲い掛かった直後、現れたオーラがアナザーウォッチを再起動した事で復活。永夢は記憶を失ってしまう。


誕生した2016年で体に刻まれた年号を手掛かりにやってきたゲイツと対峙し、一度は撃破されたが、エグゼイドの力を使わずに倒されたため復活しゲイツを苦しめる。


一方、2018年では永夢がゲームエリアに再進入し、アナザーエグゼイドこと飯田の説得に当たっていた。

実は事件を起こしていたのは「心臓の病気にかかり余命残り僅かな息子のケイスケを助ける為」であり、臓器のサイズがケイスケと同じ小柄な若者ばかりを襲ってドナー候補としていた。

永夢はケイスケに生きる力を取り戻させるべく、ゲームエリアに籠っていた飯田をケイスケの傍に連れ戻す為にゲームエリアに潜入していたのであった。

飛彩の助けによってその事実を看破したソウゴから「あんたの気持ちもわかる。けど他の人を犠牲にするのは違う!」と咎められるも、着実に近づくケイスケの死に焦った飯田は彼らの言葉を聞き入れず、再びアナザーエグゼイドとなって姿を消す。


そして永夢からエグゼイドライドウォッチを託されたソウゴは2016年に飛びゲイツに加勢。さらに2016年の永夢が現れ参戦したが、既に力を失い始めていたため変身が解けてしまう。

だがソウゴはエグゼイドの攻撃がアナザーエグゼイドに効いているのを見て「同じライダーの力に弱い」アナザーライダーの特性に気付き、エグゼイドアーマーを装着。

最後は「クリティカルタイムブレーク」を喰らい爆散した(恐らくアナザーウォッチも消滅した)。


戦いの後、ソウゴが2016年の永夢を介して永夢の知り合いの天才外科医を飯田に紹介した事でケイスケの病気は無事に治療され、2018年では元気なケイスケの姿が確認されている。


しかしこのエグゼイドの歴史が改変されたことによって、後に別のアナザーライダーの誕生に繋がってしまうことになる……。


  • 第25話

飯田を襲ったアナザービルドを撃破した後に爆炎の中から出現。ウォズの判断によりソウゴ達は撤退した。


その後、佐久間龍一の前に現れた加古川飛流が変身し、彼からアナザーフォーゼアナザーファイズの力を奪った。駆けつけたゲイツがエグゼイドアーマーで撃破しようとしたが、何故かMISS判定が出て撃破に失敗。白ウォズが変身した仮面ライダーウォズフューチャーリングキカイの必殺技を連続で受け撃破されるも、今度はアナザーファイズに姿を変えた。


  • 第28話

飛流/アナザージオウが率いるアナザーライダー軍団の一員として一般人が変身した固体が出現。他のアナザーライダー達と共にソウゴに襲い掛かるも、ジオウⅡの「覇王斬り」でアナザービルドと共に撃破された。


余談

変身者の飯田は、救急車で運ばれていく息子に心配そうに声をかけるなど優しい父親としての一面を見せており、アナザーライダーとしての目的も犠牲を出してでも息子を救うためであった。永夢の過去を思うとあまりに皮肉過ぎる展開である。


エグゼイドのモチーフに「スーパーマリオブラザーズ」がある事を踏まえると、アナザーエグゼイドの棘や牙や唇はかの有名なゲームヴィランがモチーフの可能性もある。


デザインの元ネタと推測されている某捕食者のモチーフはアナザーライダーのデザイナーである出渕裕氏がデザインした電撃戦隊チェンジマンの副官ブーバである。


恐ろしい見た目だが、第3話で登場した本物のエグゼイドは本編第39話を彷彿とさせる恐ろしい雰囲気を醸し出しており、「アナザーよりも本物の方が怖かった」との声もあった。


関連項目

アナザーライダー エグゼイド(仮面ライダー) 哀しき悪役


仮面ライダー風魔劇場版エグゼイドで登場した、娘を救う為に悪事を行っていた父親ライダー。アナザーエグゼイドは彼の要素も含まれたセルフパロディともとれる。


仮面ライダーフィフティーン

白い魔法使い

ビートルファンガイア:子のために悪事を行っていた他作品の父親。

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