プロフィール
概要
コハエース内で聖杯戦争を始めるにあたり、琥珀さんが考案したサーヴァント。
男性的な口調で話すが性別は型月恒例の性転換で女性となっている。
出典は一応『西遊記』なのだが、故郷が悪の宇宙人に吹っ飛ばされて地球に来たと言う鳥●先生の漫画そのものな設定を盛り込んだ事と、『神霊や神仙の類は召喚できない』と言う聖杯戦争の基本ルールを無視してしまった事で2ページでボツになってしまった。
しかし、作者は相当気に入っていたようで、コハエースEXの表紙に登場している。
クラスは不明。(後にコハエースで聖杯戦争が始まり、ランサークラスに中華英霊が充てがわれた事を考えると…。)
真名
西遊記における主人公の一人たる、東勝神州傲来国は花果山より生まれし魔猿『孫悟空』。
粗野な性格だが、義理人情を重んじ、仙人に弟子入りした為か医学などの知識にも明るい文武両道たる人物。
かつては猿の王たる『美猴王』または『弼馬温』(天界の馬を世話する役職。要は下層階級)として下界や天上界を荒らし回った末に五行山に封印されるも、玄奘三蔵に弟子入りして封印を解いてもらうと、天竺への旅に同行。
その功績から『闘戦勝仏』の称号を授かった。
また、真名の一つたる『斉天大聖』は元々は自称だったが、台湾や東南アジアなどではこの名で信仰されており、『いわば神としての孫悟空の真名』といった所。珍しい伝奇小説の人物が神となった例である。
一説では『ラーマーヤナ』に登場する猿神『ハヌマーン』が彼の原典だとも。
宝具
- 『藕糸歩雲履』/『鎖子黄金甲』/『鳳翅紫金冠』
三海の竜王から要求した防具。前者は蓮の糸で作られた履物、2番目の宝具は黄金の鎧、そして後者は『緊箍児』の事ではなく、鳳凰の羽根で作られた冠。
- 『天河鎮定神珍鉄』(通称・如意金箍棒)
お馴染み如意棒。原典通りなら、伸縮自在の棒と言う事になる。
元々は東海竜王の持ち物で、海の重りとして扱われていたものを悟空が奪った。威力は下級の妖魔なら掠っただけで死ぬらしい。FGOではお師匠が何故か所持しており、本来は扱えないはずの如意棒を軽々と操っている。
大技として、固有結界的な身外身の法による平行世界の移し身同時運用による超絶次元反転分離攻撃を使うという。
関連人物
一説では生みの親と言われている。調子に乗っていた悟空を懲らしめた人物。
お師匠様。
天界で暴れ回っていた時代に、悟空が戦った相手。
同じく神仙ではない身から神として祭り上げられた武将。同じく中華英霊で、人気も高い。
仙人でサーヴァントと言えば。この人も僧侶である。
原典で悟空が対決した妖魔達…なのだが、FGOのギャグ時空では何故だか英国英霊達がこの役に充てがわれている。
余談
- 前述の設定によりあえなく没を食らってしまったのだが、今現在のFateシリーズでは神霊サーヴァントを召喚する方法が確立されている他、出自が異星にあるサーヴァントが珍しくなくなった為、何らかの形で登場するかもしれない。
- ランサー以外のクラス適正として考えられうるのは…
- 桃を食った逸話からセイバー
- 中国では桃から加工した剣は魔を払う効果があるとされる為。可能性としてはゼロではない。
- 岩から生まれた逸話から岩をぶん投げるアーチャー
- Fateシリーズでは意外なクラスが割り当てられる事は度々ある為、考えられうる候補。FGOで彼の代役を務めた英霊もアーチャークラスである。
- 筋斗雲に乗る逸話からライダー
- 持ってこれる宝具の多さから最有力候補。かつては天馬を世話していた事もあり、ぴったりなクラスと思われる。乗る筋斗雲の形は黄金の雲か、白い羽根か…。
- 妖術を扱う逸話からキャスター
- 仮に採用された場合、お師匠様と同じクラスという事になる。
- 猿と言う事でバーサーカー
- 最有力候補その2。仮にこのクラスで召喚されれば、ほぼ高い確率でDQN時代の悟空が召喚されるだろう。