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アローラゴローニャの編集履歴

2019-05-20 15:05:59 バージョン

アローラゴローニャ

あろーらごろーにゃ

アローラゴローニャとはアローラ地方における、ポケモン「ゴローニャ」のリージョンフォーム。

アローラ外のゴローニャは→ゴローニャ


基礎データ

ずかんNo.76
英語名Golem
分類メガトンポケモン
タイプいわ / でんき
高さ1.7m
重さ316.0kg
特性じりょく/がんじょう/エレキスキン(隠れ特性)

進化

アローライシツブテアローラゴローンアローラゴローニャ(通信交換)


概要

ポケモンSMから登場する、アローラ地方の環境に適応するために、姿を変化させたゴローニャのリージョンフォーム。正式名称は「ゴローニャ(アローラのすがた)」

体に磁力を帯びており、それに合わせてタイプが初の「いわ/でんき」に。ダイノーズ?知らない子ですね。

  • アローラガラガラと同じく、原種のタイプである地面タイプが自身の弱点になっている。

進化条件は変わらず通信交換となっている。サン・ムーンではNPCのやまおとこがゴローンの状態で交換してくれるので、それで入手する手もある。ニックネームは「シヨッカ」。


進化前のイシツブテ、ゴローンと同じく磁力によって集まった砂鉄がまるで毛のように見える、特に口ひげと胸毛は剛毛。この点では、ダグトリオのリージョンフォームと似ているが、アニポケ95話で立派な髭と眉毛を持つアローラゴローニャはリーダーに相応しいバロメーターに成っていると云われる。


ひときわ目を引くのが胴体から突き出した2本の大きな黒い岩の柱。

これがレールガンのような機能を持っており、体内に蓄えてある岩やアローライシツブテに磁力を纏わせて放つ。これはクワガノンとよく似た生態であり、掠っただけでも感電して失神してしまうほどの電圧のようだ。ただし、(自力で)そんな技は覚えないがうちおとすほうでんロックブラストは覚えるが、イメージ的によく似合うでんじほうがんせきほうは覚えないし、なんと地面タイプの技は第7世代の現状レベルアップでは覚えない。原種同様に「だいもんじ」などのほのおタイプの高威力技を習得し、これはでんきタイプでも例えばライボルトと同じく有用な個性でもある。


様々な意味でも特異なでんきタイプであり、自力習得する特殊でんき技は「ほうでん」だけであり、更にはなんとでんじは」を覚えない

ただ、メーカーもマズイと思ったのかLPLEからは習得するようになった。


なお、この機能は実際にゲーム内でも反映されており、非接触攻撃などのモーションでは柱の間に埋め込まれた岩が黄色く輝き飛んでいく。発射後は穴の奥から岩がせり上がって装填されているのが確認できる。

強力な機能だがこの能力を得た代償もある。

遠距離攻撃を使うようになったせいか、元から短かった腕はさらに短くなっておりほぼ手首しかない。手足の指も2本ずつの太く短い爪だけになっている。その割にはちゃんとかみなりパンチを使えるが

また大きな柱は収納できないため、他地方のゴローニャのように丸まって転がることもできない。

灰色になっていた進化前とは違い原種との体色の差はほとんどない、またゴローンでは全身にあったドラバイトの結晶も2本の柱の向かい合った面に3個ずつ計6個並んでいるのみ。


ゲームでの特徴

タイプだけでなく二つある特性の一つも「いしあたま」だったのがじりょくに変化している。

そして特筆すべきは、隠れ特性にアローラのゴローニャ系列専用の新特性エレキスキンを持っていること。過去作からあった「〜スキン」系の電気版で、他の「〜スキン」系同様ノーマル技をでんきタイプわざとして1.2倍の威力で使うことが出来る。実質的には最高威力の物理でんきタイプである。物理技の乏しさというでんきタイプの課題を克服した数少ないポケモンであり、専用技を持たずにそれを成し遂げる唯一の存在でもある。エレキスキンは現状では専用特性になる。


アローラゴローニャのエレキスキンだいばくはつ全ポケモン中最強の威力を持つ。純粋なタイプ一致威力ならトップのシルヴァディのだいばくはつを大きく上回り、メガオニゴーリのだいばくはつと同じという凄まじい火力を誇る。また爆発かよとは言わない。

ただし技タイプも電気タイプになるため、間違っても地面タイプに撃ってはいけない。ただの犬死にである。

だいばくはつに頼らなくともゴローニャが自力習得出来るすてみタックルにも効果は乗るが、反動が気になるなら最高威力おんがえしでもボルテッカー以上の十分な威力が出る。


このように素晴らしい隠れ特性を持つが、そう簡単には入手できない

この隠れ特性を入手するには、①野生のイシツブテの呼び出し連鎖で出現させる、②VC版から連れてきた隠れ特性のノーマルイシツブテから作ったタマゴを孵化する、の2通りの方法がある。

一見するとVC版が必要ない①の方が簡単に見える。だが、それは苦行、もしくはそれを超える何かだったのである……。


まず、野生のイシツブテやゴローンはじばくを持っているためビビリだまの連鎖が途切れやすい

ならしめりけを使えばいいではないかと言いたいところだが、ゴルダックニョロゾかみなりパンチに弱く、パラセクトうちおとすロックブラストに弱い…とアローラで現地調達できるしめりけ持ちがどいつもこいつもアローラゴローン系列に弱い種族ばかりなのである。対人戦ならまだしも長期戦を避けられないビビリだま連鎖においてはこれはかなりの痛手でしかない。

さらにスキルスワップなどの特性にまつわる技を使わなければ特性を正確に判別できない。

そして、通常特性にがんじょうがあるため一撃で倒しきれない場合もあるため、事前にステルスロックやまきびしを撒いておき、その後しめりけポケモンに交換するなどの工夫が必要になる(撒く前にじばくされたら最初からになる。幸い、イシツブテの出現率自体は高いので、探す手間はそれほどかからない)。


これだけの問題点が累積しており、解決するにはスキルスワップ、ステルスロックorまきびしを持つポケモンのほかに、ディフェンダー(被ダメージを減らす)、各種回復アイテム(ダメージ以外にかみなりパンチによる麻痺もある)が要る。

ヌオーはしめりけ持ちであり、かついわ技にもでんき技にも強いイシツブテ厳選の救世主なので、ポケモンバンクなどで調達できる場合はぜひ用意しよう。またポケモンUSUMであれば、ウルトラホールを介してヌオーを捕獲でき、ソフト単体で解決できるようになったので多少は楽。

上述の通り、この方法は事前準備を怠るととてつもないレベルの苦行と化す。実際にエレキスキンイシツブテ入手に成功したプレイヤーも二度とやりたくないと愚痴を漏らすレベルである。

なので、事前の準備はしっかりと行おう。


以上のような面倒なやり方はやってられないという人は、ポケモンバンクと過去作のVCが使える場合に限るが、VC版から隠れ特性イシツブテを持ってくる方法を選ぶのがよい。

赤緑青ピカチュウVCで入手したポケモンはポケムーバーに持ってくると隠れ特性を持つ種族は必ず隠れ特性になるため、VCから隠れ特性すながくれのイシツブテをサン・ムーンに転送し、育て屋にアローライシツブテと共に預けて孵化を繰り返すだけで入手できる。

リージョンフォームは現在第1世代の種族にしか確認されていないため、ゆきふらしアローラロコンかがくのちからアローラベトベターいしあたまアローラガラガラ(ただし進化前にはリージョンフォームはないため厳密にはカブトアーマーカラカラになる)確保にもこの方法は応用可能。


ただしこの方法にも注意点がいくつかある。

VCから持ってきたすながくれイシツブテは♀、アローライシツブテの方は♂でなければ隠れ特性は遺伝しない。持っているイシツブテが逆の性別の場合は一度メタモンを介しもう一方の性別の個体を産ませる必要がある。

またVCの仕様上必ずモンスターボール個体になるため、オシャボにもこだわる場合アローライシツブテを厳選したいボールに収める必要も出てくる。特にガンテツボールは一個しかないため、ポケモンバンクからHGSSの個体を連れてくるとなると第四世代は隠れ特性の概念が存在しない関係上もっと掛け合わせが複雑な事になってしまう。

そして最大の注意点は間違っても通常のすながくれイシツブテにかわらずのいしを持たせて預けてはいけない。100%通常のイシツブテしか生まれなくなる。性格を粘る場合はリージョンフォームの方の親でやるように。

以上の点に気を付けさえすれば、イシツブテ自体カントーで入手しやすいのもあって比較的容易にエレキスキン持ちを入手出来る。


ポケモンGOでは

2018年7月のシカゴでのリアルイベント開始日の0時に突如として実装された。

イベント中はアローライシツブテが野生で出現し、しかもイベント期間の2日間のみの出現であったためこの2日間に『ポケモンGO』ができなかったプレイヤーは涙を呑んだ。

しかし、その後フレンドからもらえる7kmのタマゴから孵るように仕様変更されたため、現在ではタマゴ孵化限定のポケモンとなっている。これに伴い、フレンド登録さえ済ませておけば、他のユーザーとのギフトの贈り合いで誰でも入手が可能となった。

孵化率はやや低めではあるものの、他のアローラポケモンと同様、1体入手しさえすればアメは通常のイシツブテ系列と共通するので育成は楽な方ではある。


性能はというと、通常のゴローニャとの使い分けが肝心と言える。

CPは原作同様種族値が全く同じなので変化がないが、タイプ相性には大きな差が出ており、通常のゴローニャと異なりじめんタイプを持たないことでこおりタイプを弱点とせず、でんきタイプの耐性によってはがねタイプの弱点が消えたほかひこうタイプに滅法強い。

その分でんきのダメージが上昇(それでも0.714倍だが)したほか、じめん技に二重弱点を抱えるようになってしまったのはご愛敬。


技はというと、通常技では「どろかけ」が外れて「ボルトチェンジ」が加入、ゲージ技は「じしん」が外れて「ワイルドボルト」が加入した。

通常技の「ボルトチェンジ」が技の出が異常に遅いため、攻略用としては使い勝手は今一つ。

そのため通常ゴローニャと同様、いわおとし」「ストーンエッジの組み合わせで戦うことが推奨されている(ただし、ひこうタイプ対策として運用するのであれば、分割ゲージ技で回転効率の良い「ワイルドボルト」でもそれなりの火力は出せる)。


これにより、何とフリーザー戦において通常ゴローニャを遥かに上回る性能を見せるようになった。

日本では、折しも実装直後に延期されていたフリーザーデイが行われ、その実力を発揮する場が設けられたのは幸いだった。

これ以外にも対カイリュー戦では「はがねのつばさ」が弱点にならず、ゲージ技が「ぼうふう」でも悠々と受けられる。

アローラ組の中では、アローラベトベトンと並んで非常に扱いやすいポケモンと言われており、中々に優れた伏兵として活躍できることだろう。


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