概要
中国の伝承に登場する月にいるとされる三本足の蟾蜍の姿をした天災を予知する力を持つ霊獣、もしくは神。
ただ単に「青蛙」や「青蛙将軍」、「金華将軍」との別名で呼ばれる事もある。
3本の足の内訳は前に2本、後ろに1本で、後ろ足はおたまじゃくしの尾のように中央に付いている。
蝦蟇仙人が従える霊獣ともされており、金貨を食べる性質を利用してこの霊獣を釣り上げて従えたとされている。
また、上述したように金貨を食べる性質から金運を招く大変縁起の良い福の神とされており、家の庭先にこの青蛙神が出るとその家には金運が舞い込み、幸せが訪れるともいわれ、特に道教徒の間で信仰されていたという。