ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

オールマイトの編集履歴

2019-06-16 20:52:09 バージョン

オールマイト

おーるまいと

漫画『僕のヒーローアカデミア』の登場人物

「もう大丈夫!何故って? 私が来た!!」

「君はヒーローになれる」


プロフィール

本名八木俊典(やぎ としのり)
誕生日6月10日
身長220cm
体重274kg(実際は255kg)
血液型A型
好きなもの屋久杉・映画
CV三宅健太 / 玄田哲章(VOMIC版)

概要

絶大な人気を誇るNo.1ヒーローであり、存在そのものが敵(ヴィラン)発生を抑止する"平和の象徴"。

前髪を角のように二本立てた金髪と筋骨隆々のマッチョボディが特徴であり、なぜか彼だけはアウトラインや陰影が強調されたアメコミ画風で描かれる。なお、逆立った前髪は作者の堀越耕平が「彼がまだ「オールマイト」という名前ではなかった頃の名残で、“ヴィクトリー”の「V」をイメージしたもの」という裏話を語っている。


「無個性」の緑谷出久が見せた勇気にヒーローとしての資質を見出し、彼を自分の後継者とするべく鍛え上げていく。


人物像

オールマイトさん

非常に正義感が強く、相手に不安を与えないため、常に笑顔を絶やさない。強面な濃い見た目に反してやたら喋り方がフランクでアメリカンジョークも交えたりと、茶目っ気も結構強い。

「〇〇が来た!」というフレーズを決め台詞としておりよく使う。電話の着信音は「でーんーわーがー来た!」である。

ただ、そうした笑顔は「平和の象徴」という重圧から己を騙すものでもあるため、人目の無い所で隠れてアタフタしている事が度々ある。

年齢不詳、"個性"の詳細は世間には非公開と謎は多いが、本人は「隠し事はするが、嘘は吐かない」としている。


母校である雄英高校教師として赴任したが、これは元々そちらで後継者を探す予定だったため。

先に出久を見出したため、時折込み入った話をするために呼び出している。

教師としてはド素人であり、元来の不器用さもあって結構苦労しており、カンペや参考書が欠かせない。親友の塚内直正からも「向いてない」と言われている。


自身と同じ無個性の出久に共感すると同時に、向こう見ずに相手を救おうとする姿に心打たれ、出来るだけその意思を尊重していた。

しかし、その結果出久は自滅覚悟の特攻を繰り返して、事ある毎に大怪我を負い、体育祭でついに一線を超えかけたため、リカバリーガールから「そんな姿を褒めてはいけない」と窘められる事になった。


なお、「重要な秘密を共有して、影ながら応援しつつも導いていく、病弱設定な学園のアイドル新米教師」と属性がてんこ盛りである。加えて作者のTwitterイラストにてチアガール衣装を披露し、自作の弁当を持ってキュートなポージングで出久をお昼に誘う等、作中の女性たちよりもはるかに女子力が高い。これらの圧倒的な萌え要素の数々から、一部のファンからは今作のヒロインなどと呼ばれている

あながち間違いじゃない所が逆に凄い。


トゥルーフォーム

オールマイト

その名の通り、本来の姿。ちなみに、ヒーロー活動中の姿は「マッスルフォーム」と呼ばれる。


実は、出久と出会う5年前にとある大物敵(ヴィラン)との戦いで重症を負ってしまい、その後度重なる手術と後遺症で見る影もない痩身となり、吐血を繰り返すことも多い程の虚弱体質になっている。

普段の姿は個性での強化による偽装であり、一日の活動時間は3時間に制限されている(第1話時点。その後、力の譲渡に伴う弱体化と無理な活動が祟り、さらに短縮している)。


これらの事情は機密事項であり世間には公表されていない(公表されれば国民の不安へつながり、またヴィランへ伝われば致命的な弱点になるため)。

そして、この姿がオールマイトだという事は出久や同じ雄英高校の教師達など限られた者しか知らない。

ちなみに、雄英体育祭では保健室でうっかり出久のクラスメイト達と鉢合わせてしまったが、あまりの違いから同一人物だと気づく者はいなかったため、「出久の親戚」と判断されている。


公式キャラクターブックによると本名は「八木俊典(やぎ としのり)」。

彼を鍛えた恩師であるグラントリノからは今でも「俊典」と呼ばれている。まさかの日本人(疑惑)。


塚内と出会った頃はこの姿を使って「オールマイトの部下の八木俊典」として接触してた(すぐにバレたが)。


ヤングエイジ

オールマイトToshinori

2018年8月3日公開の劇場版「2人の英雄」では青年期(ヤングエイジ)のビジュアルが公開され、アウトラインや陰影が無く、目のくぼみもまだ浅く白目がハッキリと見えていることが確認されている。なんでも、アメリカで生活する内にあのアメコミ調の画風になっていったらしい。

同じく入場者特典のコミック『Vol.Origin』に掲載された描き下ろし「オールマイト:ライジング」では高校時代のビジュアルが明確に描かれており、雄英卒業の頃にはマッスルフォームの体格となっていた。顔立ちはヤングエイジより更にくぼみが浅くなっている。


個性

ワン・フォー・オール」という、基本的には“自らの肉体を強化する”というとてもシンプルな個性。

しかしその力は作中のヒーローを見渡しても破格であり、ジャンプ一つで高層ビルすら飛び越え、本来この手の能力が苦手とする液状化や打撃吸収といった個性ですら圧倒的な力技でねじ伏せてしまうなど驚異的な戦闘力を有しており、作中でも「究極の脳筋とまで言われている。


ただし、その力の真価は「個性を任意の相手に譲渡する事で、力を育てていく」事にあり、歴史の裏で脈々と正義の意思と共に伝承されていた。

力の継承は、次代の継承者が「遺伝子を取り込む」ことで行われる。髪の毛とかでもOK。

また、「譲渡したいと思う相手にしか譲渡されない」という性質を持つため、他人に無理矢理渡すことはできるが、無理矢理奪われることはない。

もっとも、下手に知られれば脅迫などの強引な手段で狙われる恐れがあるため、この個性の正体についてはオールマイトの衰弱よりも重い秘密として扱われている。

継承者である本人達以外で知っているのはリカバリーガール、根津校長、塚内直正、グラントリノなど、極々限られた人物しか知らない。


ルーツ

この個性の発端は、「オール・フォー・ワン」と呼ばれる人物が自身の“他者の個性を奪い、与える個性”によって弟に与えた“力をストックする個性”と、その弟が元々持っていた“個性を譲渡する個性”が合わさって生まれたもの。

そもそも、弟は裏社会の支配者として君臨する兄の所業に心を痛めていて、力を与えられても従わずに後継者を育て、いつの日か兄に対抗出来る者を出す道を選んだという。


前述した「オールマイトに重症を負わせた大物敵(ヴィラン)」というのもこのオール・フォー・ワン。彼との戦いはオールマイトの代だけでも長期に渡るものだったようで、先代継承者・志村菜奈も18歳の頃の戦いで殺されている。そして、5年前の戦いでは、自身も脇腹を貫かれながらも致命傷を与え長き戦いに終止符を打った。


・・・とオールマイト達は思っていたのだが、あちらもまた満身創痍ながら生き延びており、敵(ヴィラン)連合の黒幕として暗躍している。


なお、オールマイトは8代目に当たり、自身は元々無個性だったとの事。先代は他の個性も持っていたらしいので、他の個性と併用が出来ない訳ではない。


死闘の果てに

平和の象徴

「さらばだ ワン・フォー・オール」


夏合宿で攫われた爆豪勝己の奪還と敵(ヴィラン)連合の殲滅のため、プロヒーローと警察の連携による電撃奇襲が行われ、あと一歩の所まで追い詰めたのだが、最後まで潜伏していると思われたオール・フォー・ワンが現れ、直接対決する事になる。


お互いに衰えてもなお圧倒的な力を持っており、街を壊す程の凄まじい激突を繰り広げていくが、ついに活動限界を超えてしまい、さらに世間に「トゥルーフォーム」を知られてしまう。だが、それでも皆の声援と「生きて出久を導かねばならない」という使命感で限界を超え、渾身の一撃「ユナイテッドステイツ・オブ・スマッシュ」を決めて勝利を収める。

だが、この戦いで彼の中に残った「ワン・フォー・オール」の残り火は潰えてしまい、"平和の象徴の死"という大きな代償を払う事になった。


そのため、彼自身はヒーローを引退し、雄英高校で出久の育成に専念する事を決意する。

だが、当然"平和の象徴の消失"が世間に与えた衝撃は大きく、ヒーローと敵(ヴィラン)の双方が在り方を変化させていく激動の時代を迎える。


引退後もマッスルフォームへの変身だけなら数秒ほど可能なようで、挨拶代わりにこの姿になることがある。


ヴィジランテ-僕のヒーローアカデミアILLEGALS-

ちょい役で何度か出ていたが、第37話にてようやくメインで登場。

トゥルーフォームが出てくる事から、オール・フォー・ワンを一度退けた後のようだ。

塚内とはまだ交流を始めたばかりのようで、お互いに距離感を図りあぐねる姿は初々しい。…やっぱりヒロインなのでは?


余談

2016年6月10日に発売された『月刊ニュータイプ』7月号では、『ヒロアカ』アニメ第1期が大詰めを迎えていたことと、発売日の6月10日がオールマイトの誕生日だったことから、ヒロアカ特集ならぬ「オールマイト特集」が組まれていた(内容は見開き2ページの描き下ろしイラストに加え、担当声優・三宅健太、キャラクターデザイン&総作画監督・馬越嘉彦へのインタビュー、原作者・堀越耕平へのアンケートなど、オールマイトを作り上げる上での裏話が数多く語られていた)。

ちなみに、この特集に関しては総作画監督の馬越が「大丈夫なんですかソレ!?僕は最高だと思いますけど……(笑)」とコメントしている。


関連イラスト

軌跡の果て「もう大丈夫!私が来た!!」

再见了 , One · For · All


関連動画

「オールマイトvs脳無」


「原点〈オリジン〉」


「UNITED STATES OF SMASH」


関連タグ

僕のヒーローアカデミア

緑谷出久

グラントリノ 志村菜奈 サー・ナイトアイ

ワン・フォー・オール


ドラゴンボール:堀越先生の強さのイメージの原点。

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました