CV:種田梨沙
概要
『新・世界樹の迷宮2』のストーリーモードにおけるメインヒロイン。フルネームはアリアンナ・カレドニアで、カレドニア公国のお姫様。初期職業は(当然と言えば当然だが)プリンセス。
ハイ・ラガード公国にあるギンヌンガ遺跡にて、百年に一度の儀式を執り行う『印の娘』であり、その為の護衛として、ミズガルズ図書館から派遣された主人公達と出会う。
心優しい性格だが非常におっとりしており、世間知らずゆえにズレた言動も多い天然系。
シリーズ名物のFOEである狂乱の角鹿に初めて遭遇した際には、「丸々と太っていて、ステーキにしたらとっても美味しそうですね!」と言い放ち、多くのプレイヤーに衝撃を与えた。
一見世間知らずに見えるこの言動だが、野生動物をすぐ品定めして「ステーキにしたら美味しそう」という発想が出るということは、つまり動物を屠殺する過程をよくよく知っており、かつ特に抵抗が無いということであり、狩猟経験が多少はあることや冒険者への適性を伺わせる。
実際、料理は得意であるらしく、樹海料理関係のイベントでは一部の料理を手伝っている姿が見られる。また、鹿肉はもちろん、エスカルゴ等にもあまり抵抗はなく、もう一人の女性メンバー同様、食欲旺盛な様子が見て取れる。
主人公に対して好意を抱いてるらしく、特典についていたミニ漫画ではベルトランの無神経な発言を受けて、いつもの笑顔のままマジ泣きしたかと思えば、そのままの勢いで惚けた。
ゲーム中の表情差分は50枚以上と発表されており、プレイ中はコロコロ変わる豊かな表情を見せてくれる。また、初回特典のサウンドトラックやポスター等ではセーラー服姿やウェディングドレス姿を披露している。
職業のプリンセスはサポート役であり、味方一列を強化する「号令」スキルが戦術の要。また、変則的ながら回復や属性攻撃も使え、重鎧や盾を装備出来るので前衛もこなせる万能職である。
スキル的には後衛向けに見えるがSTR/TEC/VITがバランスよく高く重装備可能なため前衛に置くことも可能。そのため、シナリオ上で護衛される立場にも関わらず、パーティで2番目に頑丈なので、前衛で運用する人も多い。
また、複数のステータスを参照するスキルをグリモアで持ってくると本職と変わらない性能を発揮できるため、全く違う役割を持たせることが可能。
例えばメディックの「〇〇ヒール」「リザレクション」(TEC/VIT)があるとそれだけで安定した回復役をこなせるようになり、クロエから「巫剣:霊攻大斬」(STR/TEC)を貰っておくとST異常時に大火力を出せるようになる。
ちなみに、プリンセスはデフォルトで鞭が装備可能。その影響か混乱時のボイスが完全にアレである。ただし、LUCが低いので、ダークハンターのスキルは適性が低い。
なお、「アリアンナ」という名前はイタリア語読みで、ギリシア語読みでは「アリアドネ」となる。本編終盤では、そのことを踏まえた台詞も登場する。