概要
『Fateシリーズ』に登場する円卓の騎士のグループ名。他作品との区別のため本タグを用いる。
「騎士」の名の通り、その多くはセイバークラスの適性を持ち、ベディヴィエール以外は英霊相当の霊基数値を有している。
キャメロットを中心としたブリテンの王とその騎士たち。
先王ウーサー亡き後、混沌を極めたブリテンを蛮族や卑王、魔物などの脅威から守護した。
伝説的君主アーサー王の完璧なる統治のもとで繁栄を極めたが、数々の問題や騎士の離反、王妃ギネヴィアの不貞、そしてモードレッド卿の叛乱により滅亡したとされている。
元々滅びることは決まっていたブリテンだが、互いの不理解や認識の齟齬、誤った対応などが積み重なり、またアルトリアも「滅びを回避するために完璧な王となるべく、人としての自身の心に蓋をした」結果、「部下の苦悩や民の限界に気付くことができない」という誤解を招き、ほぼ全ての当事者にとって最悪の後悔を残す終焉を招いてしまった。
メンバー
その他キャメロット関係者
はぐれ騎士
- ペレアス卿
異説で円卓の騎士とされる。尚、彼は型月世界では円卓の騎士にカウントされていない。
原典では湖の乙女との逸話が存在しているが、実際に話題に出した者以外のサーヴァント達は、全くこの逸話を信用していなかった。
余談
ギャグ話においては「才能と能力は超一流だが、人間的に残念な集団」と化している。
最終的には菌糸類にすら、「円卓の良心はベディヴィエールだけか!」と言われる始末。
ちなみに円卓メンバーは「アーサー燃え派」「アルトリアたん萌え派」「アーサー王を愛しているのは俺だけでいい派」と分かれている模様で、唯一の例外は義兄のケイ卿であった。
アーサー王が女だと気づいた者も中には居たらしく、察したものの彼女こそ王に相応しいと黙っていた者、女である為にアーサー王を見下していた者が居たらしいがそれが誰なのかは明言されておらず、かなり初期の設定の為、今でもその設定が残っているかは定かではない。
登場済の騎士達が女だと気づいてたかどうかは明言されていない（ランスロット・アグラヴェイン・モードレッドに関しては彼らのエピソードを鑑みれば知っている可能性が高い）が、某世界線のベディヴィエールは気付いていなかったと明言されている。
なおアニメ「Fate/Aporypha」にて、（モードレッドの回想を更にそのマスターが夢に見る形で）彼らとマーリンが凱旋する場面がある。
Fateシリーズに登場する宝具「約束された勝利の剣」や「最果てにて輝ける槍」には円卓の騎士に応じた十三の封印が掛けられており、真の力を発揮するには条件をクリアして封印を解除していく必要がある。現在判明している条件は下記の10個。
- 世界を救う戦い：アーサー
- 一対一の戦い：パロミデス
- 邪悪との戦い：モードレッド
- 私欲なき戦い：ギャラハッド
- 生きるための戦いである：ケイ
- 精霊との戦いでない：ランスロット
- 人道に背かぬ戦いである：ガヘリス
- 真実のための戦いである：アグラヴェイン
- 己よりも強大な者との戦い：ベディヴィエール
- 誉れある戦い：不明
- 詳細不明：ガレス
また、ペレアスのように原典及び外典で円卓の騎士とされながらも、Fate世界では円卓の騎士にカウントされていない騎士達は、存在自体はするという事がFate/strangefakeで仄めかされている。曰く、円卓の騎士配下の優秀な騎士達との事。(野球チームでいう二軍みたいな物でもあるのだろうか?)
というか、アーサー王伝説の外典作品に円卓の騎士として登場する騎士達は強さが無茶苦茶なメンツが揃っており、例を挙げると…
- 一度死んだものの、何の前触れもなく蘇り味方の騎士を狂気のままに殺したライオネル卿
- 槍試合で好戦績を収め、ランスロットやトリスタンに並ぶ実力を持ち、ガウェインらが3時間も手こずるほど苦戦したラモラック卿
- ドラゴンと戦っていた獅子を援護して、以後獅子と行動を共にする事になるユーウェイン卿
- 3倍ガウェインよりも強く、槍や剣にも優れていたマーハウス卿
- 勇猛な分、戦いの後は猛烈な空腹と免疫力が低くなる特性に悩まされたサグラモール卿
- 円卓の騎士結成以前にアーサー王に仕え、二刀流の使い手でありながらも、ロンギヌスの槍を使った事もあるベイリン卿
- ギネヴィアを襲った獅子をたった一人で打ち取り、徒歩の戦いならば、かなりの戦績を挙げたブルーノ卿
- モードレッドの残存勢力を駆逐、アーサー王亡き後のイギリスを統治したコンスタンティン3世
などなど中々の化け物スペックばかりである。と言ってもfate世界でこれらの戦績通りの強さである事は不明なのだが。
尚、元ネタではあのモーさんを含めて、円卓の騎士にはそれぞれ子供達がいるのだが、ランスロットを除いて明らかにされていない。パーシヴァルの息子は白鳥の騎士と呼ばれるローエングリンだが、Fate世界では聖杯探索に参加したようで、息子がいると辻褄が合わなくなる。(パーシヴァルが聖杯探索に出発した作品では基本的に息子がいない設定である為。)
また、ガレスなどのように原典の方でも子供がいないメンバーもいる。
関連画像
関連項目
Fateシリーズ TYPE-MOON アーサー王伝説 円卓の騎士
Fate/staynight Fate/Zero Fate/EXTRA Fate/Apocrypha Fate/GrandOrder
旧セイバー：Fate/GrandOrder上では『異世界の別人』という立場にいるが、円卓組側からはアルトリアと同様の存在として認識されている。
ナイツ・オブ・マリーンズ：2016年夏イベント限定礼装。円卓組のイラストが描かれている。
ダンス・ウィズ・ラウンズ：CBC2019年概念礼装。円卓組のイベントイラスト第二弾。
神聖円卓領域キャメロット：円卓組を強大な敵として描いたメインシナリオ。
