身体能力などに恵まれ、戦闘において高い能力を有する民族のこと。その特性に従って戦闘を価値観の基本に置くような文化を有していると描写されることが多い。
大抵の場合戦闘だけでは食糧は手に入らないため、一般的には「戦闘能力の高い(もしくは価値観が極度に戦闘に偏った)人物・集団」を指して用いる表現となっている。
といっても武力による収奪を生業とし、それに即した価値観のもとに社会を構成しているような民族を広い意味での戦闘民族と見なすなら古代ギリシアのスパルタなどを戦闘民族の実例として挙げることもできなくはないだろう。
人間以外だと、サムライアリが戦闘民族的な生活様式と言えるかもしれない。
実在した戦闘民族
黒海沿岸の母系部族で、弓を扱うのに邪魔な右の乳房を切り落としたという。子を成す時は他部族の男と交わり、男子が生まれれば父親に渡すか、殺すか、奴隷とした。
「スパルタ教育」の語源。
古代ギリシアの都市国家・スパルタは皆兵制で、男子は生まれてすぐに身体検査をされ、虚弱な子は谷に捨てられた。7歳で親元から引き離されて共同生活に入り、戦闘技術を叩き込まれた。
戦国時代の九州、更には朝鮮半島にて猛威を振るった一族、あるいは戦闘集団。
薩摩隼人とは薩摩出身の武士。また、一般に鹿児島県出身の男性のことを指す。
上記に伴い、戦国時代の日本での絶え間ない戦争行為や鉄砲の大量配備、あるいは戦前の日本軍の常軌を逸した戦闘行為、最近では死ぬまで働かねば行かない過酷な労働で発生する過労死が話題にもなりネット上ではジョークとしてもはや語り草。
「冬戦争」において動員可能な兵士の数がフィンランドの全人口を上回るソ連と戦い、ほぼ孤立無援の中で満身創痍になりながらも独立を守り抜いた、その戦闘力とそれを支えた人外な兵士達を元にしたジョーク。
ムーミン谷が生んだ白い悪魔、モロッコの恐怖、無傷の撃墜王もここ出身である。
架空の戦闘民族
宇宙人。黒眼黒髪、猿のような尻尾を有する。
宇宙人。作中の傭兵三大部族の一つ。日光に弱い。
カタルゴ出身の部族。赤髪と強靭な脚力が特徴。
純粋なヴァルキュリア人の容姿は銀髪赤眼が特徴。
その血を引く末裔は髪や目の色などが異なるが、怪我の治りが異常に早いなどの特性は継承されている。
代表キャラはセルベリア・ブレス、アリシア・メルキオット
- とらいあんぐるハートシリーズ『高町家』
父、長男、長女が剣術の達人。次女はのちに白い魔王と呼ばれることになる。
また、居候たちの戦闘力も高い。