ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

Dr.マリオの編集履歴

2019-07-01 17:52:55 バージョン

Dr.マリオ

どくたーまりお

Dr.マリオとは、1990年に任天堂が発売したファミリーコンピュータ及びゲームボーイ専用ゲームソフト、及びシリーズ作品である。

概要

医者の姿をしたマリオ(通称Dr.マリオ)が三色のカプセルを使って、三色のウイルスを消していくパズルゲーム

ドクターマリオとも表記される。


ルールは、6通りある組み合わせからランダムに投げられるカプセルを、縦か横1列に同じ色を、ウイルスを含め4つ以上繋げて消していく。

ビンの中にいるウイルスをすべて消せばステージクリアだが、その前に上(=ビンの入り口)までカプセルが積み上がってしまうとゲームオーバーとなる。


基本操作は、十字ボタン左右でカプセルの移動、十字ボタン下でカプセルを高速落下、Aボタンでカプセルが右回転、Bボタンでカプセルが左回転する。


スマブラにおけるドクターマリオ

医者マリオ

DX』・『for』・『SP』に登場。

登場作品全てにおいてベールを脱ぐ戦士(隠しキャラクター)として参戦している。スマブラ独自のアレンジとして、ズボンが紺色のジーンズになっている。


大乱闘スマッシュブラザーズDX

初登場。マリオのモデルチェンジとして、プレイヤーキャラクターとして参戦している。


異ならない部分が異なるキャラとして製作されており、基本性能やワザの構成はマリオとほぼ同じだが、ダメージやベクトルなど細かい部分が差別化されている。

最大の特徴はメテオ属性が無い事。


カラーバリエーションは白、赤、水色、緑、黒で、中でも特に目を引くのが黒カラーである。白のイメージの強いドクターマリオにとって対照的となる黒故、そのかっこよさから特に人気のカラー。桜井政博氏曰く無免許医のウワサあり


待機モーションの一つとして、首をぐるりと一周させるものがある。

アピールではカプセルによる手捌きを見せ付ける。


大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U

次作の『X』では不参戦だったが、なんと『スマブラ3DS/WiiU』でまさかの再登場を果たす

一度リストラされたキャラが再びシリーズに復帰したのはこのドクターマリオが初である。

スマブラ3DS

……逆に考えれば『DX』リストラ組にも復帰のチャンスが・・・?

・・・と思っていたら後で本当に復帰したキャラも。


衣装は、近年の作品に合わせネクタイを着けるようになった。紺色のジーンズは健在。


本作でのキャラ性能は、公式によるとちょっと重くて攻撃力のあるマリオとのこと。


攻撃力に常時1.12倍の補正がかかっているため、全体的に一撃が重たく、マリオに比べ多彩な撃墜手段を持つパワーファイターとなっている。

ワザが全体的に重いため、上強攻撃や後空中攻撃はフィニッシュに使える程強烈な威力。

つかみ攻撃も威力だけなら全キャラ中最強(白ピクミンは除く)。


ワザの見た目はマリオと同じだが、性質は異なり、全く違うワザも存在する。

中でも前空中攻撃の「ドクターグーパンチ」は、マリオの「メテオナックル」と異なり、メテオを持たない代わりに強烈なふっ飛ばし能力を得ている。そのふっ飛ばし力があまりにも強烈なため、ドクターマリオ使いからは高学歴パンチ高学歴グーパン等と呼ばれていたりする。

その他、マリオの横スマッシュ攻撃「ファイア掌底」は、先端の炎部分の威力が強いのに対し、ドクターマリオの横スマッシュ攻撃「心臓マッサージ」は、マッサージの名の通り根本の腕の部分の威力の高い電撃属性の攻撃となっている。

下空中攻撃はDXと同じく、隙が少ないうえに下方向への判定が強い「ドリルキック」というワザになっており、マリオとは使い勝手がまるで異なる。同じワザのルイージと比べると、こちらは連続ヒットで持続も長い。

また、下必殺ワザもDXと同じく「ドクタートルネード」となっており、この頃からただの派生キャラからマリオとルイージの要素を合わせたキャラへとなっていった。


反面、ジャンプ力やスピードで大きく劣るため、復帰力が絶望的に低い(DXのフィギュア説明曰く、少し運動不足がたたっているらしい)。

DXと違い壁キックは出来るが、壁キックできないステージでの縦復帰は絶望的。トルネードは浮きはするが、硬直が長く縦にはほぼ使えないので、あまり強く下に落とされると厳しい。斜め下はいわずもがな。


ちなみに重さはマリオと全く同じである。身長はわずかに小さいが、これは待機モーションにおける膝の伸びが主な要因であり、当たり判定に差異はほぼない。


一見マリオと同じように見えて、中身は全く違うといっても過言ではないぐらいに差別化されており、モデル替えキャラクターでありながら、リンクとトゥーンリンクの関係に近いものとなっている。

他のモデルチェンジファイターと比べても、特に差別化が大きく、操作しているプレイヤーのみならず、ドクターマリオの相手をしているプレイヤーからしても、マリオとはまるで別のキャラのように感じることだろう。安定した操作で戦いたいならマリオ。機動力を捨てて攻撃力で撃墜を狙うならドクターマリオと差別化されている

また、モデルチェンジファイターの中では唯一待機モーションやアピールの硬直時間がオリジナルと異なっている。


カラーバリエーションは新たに黄色、紫、ピンクが加わった他、赤カラーと緑カラーの色が『DX』と比べ濃くなっている。


DXには登場演出が存在しなかった為、新たに登場演出が追加された。その登場演出は、ドクターマリオを覆うカプセルのタワーに一組のカプセルが落ちてきて、カプセルのタワーが消えながら姿を現すというなかなか洒落た演出。よく見るとちゃんと連鎖が決まっている。なお、この時のカプセルパターンは固定。


アピールは、十字上が足を地面にこする(足首を慣らしてる?)という地味なアピール。十字横はDXでお馴染みのもの。十字下は肩を叩くアピールで、こちらもやっぱり地味だが、上アピールよりは目立つ。


勝利画面は、十字上が聴診器を向けるポーズ。十字左がカプセルを投げ、手をはらった後、両手にカプセルを出すポーズ。十字右は新規のモーションで、手を顎に添え、こちらを見つめるという渋カッコイイポーズとなっている。


大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL

最新作の大乱闘スマッシュブラザーズSPECIALも続投決定。

データ上はモデル替えのままだが、forで『DXのマリオを受け継いで威力はマリオより高いが機動力は低い』と既に大きな差別化を受けたためか、ダッシュファイターではなく別枠での参戦となり、立ちモーションなど彼独自のモーションを持つようになった。今作は前作よりかなり機動力は落ちてしまったがどういう訳か攻撃力が更に上がっている。運動不足なのに何故…。これによりマリオとは別物と呼べるぐらいの極端な性能となっており、崖際での攻防は常に危険と隣り合わせであるが、逆に地続きのステージでは強く立ち回れる。

また、下空中攻撃の「ドリルキック」から「全力メテオキック」へとメテオワザに変更されたり、前投げが「ふり抜き投げ」、後投げは前作で前投げだった「ヒコーキ投げ」になっていたりと、撃墜手段がかなり増えて、よりマリオとの差別化が明確になっている。特に後ろ投げの威力は投げ全体でもネスの後ろ投げに続いて2位とぶっ飛んだ威力となっている。


勝ち上がり乱闘「いろいろ三色大作戦」では原作に登場している三色のウイルス(赤、青、黄)をモチーフにしたファイターが登場。最後のROUND6ではワリオが登場している。ゲームキューブソフトのパズルコレクション(ドクターマリオ)でラスボスを務めていたと考えられる。


必殺ワザ

通常必殺ワザ:カプセル

ファイアボールの代わりにに原作でお馴染みのカプセルを投げる。マリオの「ファイアボール」が低くバウンドするのに対し、高くバウンドするカプセルを放つ。身長の高いキャラには刺さりやすいが、身長が低かったり、リトル・マックのような走行姿勢の低いキャラには刺さりにくいので注意が必要。使い方に注意が必要なだけで、基本的な使い方はマリオと変わらない。


DXではネスのサイマグネットや、Mr.ゲーム&ウォッチのオイルパニックに吸収されていたが、forでは物理属性に変更され、吸収されなくなった。だが、SPではオイルパニックが物理飛び道具を反射するようになったのでMr.ゲーム&ウォッチを相手にする際にはこちらも反射技があるとはいえ乱用は禁物。


ちなみにカプセルのパターンは9通りあり、原作に従いランダムに色の違うカプセルが出現する。性能に違いは無い。この仕様は最後の切りふだやアピール、勝利ポーズにも反映されている。


横必殺ワザ:スーパーシーツ

反射ワザ。マントに変わりシーツを振るって相手や飛び道具を跳ね返す。マリオの「スーパーマント」に比べ、横に短く縦に長い性質を持つので、反射を非常に狙いやすくなっている。

反面使用時に浮き上がる性質がなくなっているため、崖外で反射を狙うのが難しいうえ、着地や復帰タイミングをずらすような使い方ができなくなっている。また、空中ジャンプと併用して場外に撃つとほぼ帰ってこれないので注意。


SPでは足元のシーツを下から上へ振り上げるという独自のモーションに変更された。


上必殺ワザ:スーパージャンプパンチ

マリオと同じ斜め上に向かって拳を突き上げ上昇する。マリオ、ルイージと異なりコインは一切出ず、コインの効果音も鳴らない。

DX時代はコインの効果音が出ないだけでほぼ同じワザだったが、forではルイージのように、重い一撃を当ててふっとばす単発ヒットワザに変更された。

ルイージと比べると威力の面では劣るが、カス当たり時のデメリットが軽減され、マリオと同じ斜め上に上昇する為ガーキャン反撃や、復帰の面で扱いやすくなっている。

ただし代償として、同名ワザの中では上昇力が一番低く、ワザの出始めに無敵が無いという欠点もある。


ちなみに出だしのクリーンヒットを当てると重い打撃音が鳴り、やや長めのヒットストップがかかるが、カス辺りだとぺちっとした効果音が鳴る。


下必殺ワザ:ドクタートルネード

その場で回転攻撃を行い、連続ヒットさせた後に斜め上にふっとばすワザ。

DX以前のマリオの下必殺ワザ「マリオトルネード」のアレンジ版で、相手を斜め上に吹っ飛ばす。

判定が強く、最終段であればリトル・マックの横スマッシュ攻撃を相殺できる程。

ボタン連打で少し上昇することもできる。


なお、X以降マリオの下必殺ワザは「ポンプ」に変更されたが、ドクターマリオは「ドクタートルネード」から変更されていない。

また、下投げ「スルーダウン」からの「ドクタートルネード」はお手軽コンボとして人気であり、「下投げトルネード」という通称ができる程である。


最後の切りふだ:ドクターファイナル

炎の代わりにカプセルを放つ。二重の巨大なカプセルを相手に向かって放つ技。

使い方はマリオの「マリオファイナル」とほぼ同じで、狭いステージの相手を一掃するのに向いている。

マリオファイナルと比べると攻撃範囲は縦に狭く、横に広い。また、属性も炎から物理属性になっている。撃墜を狙わなくても威力はマリオの「マリオファイナル」より大きいためダメージ稼ぎにもなる。

ドクターマリオ


シリーズ作品

1990年 Dr.マリオ(ファミリーコンピュータ

1990年 Dr.マリオ(ゲームボーイ

1997年 Dr.マリオBS版(スーパーファミコン(サテラビュー配信ソフト))

1998年 Dr.マリオ(スーパーファミコン(ニンテンドウパワー専用タイトル))

2003年 NINTENDOパズルコレクション(ニンテンドーゲームキューブ

2004年 Dr.マリオ(ゲームボーイアドバンス

2005年 Dr.マリオ&パネルでポン(ゲームボーイアドバンス

2008年 Dr.MARIO&細菌撲滅(Wii

2008年 ちょっとDr.MARIO(ニンテンドーDS DSiウェア

2014年 Dr.LUIGI&細菌撲滅(WiiU

2015年 Dr.MARIO ギャクテン!特効薬&細菌撲滅(ニンテンドー3DS


関連動画


関連イラスト

Give me a medicine


外部リンク

ファミコン版 紹介<WiiU バーチャルコンソール>

ゲームボーイ版 紹介<3DS バーチャルコンソール>

ゲームボーイ版 紹介

ニンテンドウパワー 書き換え版 紹介

ちょっとDr.MARIO 紹介

Dr.MARIO&パネルでポン 紹介

NINTENDOパズルコレクション 紹介

wikipedia


関連タグ

ドクターマリオ Dr.MARIO(表記ゆれ) Dr.LUIGI Dr.ルイージ

任天堂 スーパーマリオ パズル

ヨッシーのたまご ヨッシーのクッキー パネルでポン スマブラ

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました