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ケガレシアの編集履歴

2019-07-04 19:52:22 バージョン

ケガレシア

けがれしあ

「炎神戦隊ゴーオンジャー」に登場する女幹部。

演:及川奈央


概要

蛮機族ガイアークの三大臣の紅一点。汚染された水を好む「害水大臣」。

見た目は美しい人間の女性だがれっきとした機械生命体である。

語尾に「おじゃる」と付け、鞭に変化するケガレスティックが武器。他にもバルブから蒸気や汚水を噴射することもできる。


蛮機族はきれいな環境が苦手なはずだが、彼女は温泉に入ったことがある。

人間に変装するときは汚石冷奈(けがいし・れな)という名前を使う。

変装時に城範人から惚れられ「美しい清らかな女性」と言われたが、侮辱されたと勘違いした(ガイアークは汚い物を好むため)。

さらに、「おばさん」と言われ怒りの余り巨大化してしまう、大人気ない一面も見せた。



終盤ではヨゴシマクリタインに最終的に反旗を翻した為、害気大臣キタネイダスと共に粛清されてしまい、最期はキタネイダスと共に眠るような悲しい最期を遂げる。

悪役でありながら憎めないキャラとして慕われていただけに、その死はヨゴシマクリタインの為に仲間が次々と異次元に飛ばされて初期の3人の状態だったゴーオンジャーは勿論、視聴者までも悲しませた。



それから

その後ケガレシアは死後、『侍戦隊シンケンジャーVSゴーオンジャー』や『海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン』にて頭に天冠を付ける形でヨゴシュタインやキタネイダスと一緒にゲストとして再登場することになった。



まさかの復活

Vシネマ『炎神戦隊ゴーオンジャー 10 YEARS GRANDPRIX』では再度の復活が決定。その際には何故か天冠が無くなっていた。

ゴーオンジャーと袂を分かった楼山早輝に代わって、なんと頭にバルブを付けたケガイエローを名乗ることに…?



余談

  • ケガレシアのデザインは、配役決定以前から及川奈央をイメージして描かれていたとはデザイナー談。
  • 前述の性格に変化したことで及川はファミリー層を中心とした新たなファン層を開拓できた。その為、及川本人にとってケガレシア役の経験は宝物となっている。
    • また、及川は最初スタッフから「石を投げられる覚悟でいてください」と言われていた(実際に『鳥人戦隊ジェットマン』でラディゲ演じた舘正貴が子供に石をぶつけられる等の風評被害を受けていた)が、最終的に憎めない悪役に路線変更してもらった事が理由の一つでもある。
  • 当初、G3プリンセスメンバー入りに関しては他二人との年齢差と、劇中でケガレシアがおばさん扱いされて激怒したことから「私が入っていいのか?」と思い、一度は辞退した。
  • オンエア中は及川がレギュラー出演している番組、「怒りオヤジ」との相互パロディを実施するといった、局の垣根を越えたお遊びを実施。他にも及川絡みのパロディもちらほら…。
  • 電磁戦隊メガレンジャー鮫島博士のようなトラウマは特にないにも関わらず、素面タイプの女幹部はこのケガレシアから約4年間途絶え、その後に特命戦隊ゴーバスターズに登場したエスケイプ以降、2018年に至るまでTV本編には一切登場しなくなった(獣電戦隊キョウリュウジャーキャンデリラは劇中で人間態になる事があるが、あくまでも怪人タイプの女幹部が変身したパターンである)。理由は定かではないが、2000年代に起こった『イケメンヒーローブーム』の影響で主婦層の視聴が増えた事が指摘されている。
    • そもそもシリーズにおける素面タイプの女幹部といえば『胸を強調した露出度が高いコスチュームを着ている』セクシー女優を起用している』というイメージが強い点で成人男性層を魅了している反面、イケメンヒーロー目当てで子供たちと一緒に視聴する主婦層には受け入れ難く、それ以前にも一部の視聴者から「子供番組としてはいかがなものか」と懐疑的な声も度々あった。一説によると、及川はかつてセクシー女優としてあまりにも有名だったため、これがPTA・主婦層の反発を招いてしまった当時の東映側が主婦層の視聴者の存在をあまり把握できていなかった事を実感。主婦層の視聴者に配慮して次作以降の女幹部をスーツアクターの操演による怪人タイプに変更し、その声には特撮に出たことがなく、当時からアイドル的な活動をしていた女性声優を起用するスタンスを取ったと思われる(その代わり、素面タイプの敵幹部の役割は腑破十臓闇の皇帝ゼットザミーゴ・デルマといった、イケメンヒーローとは対照的なダンディ系が務める事に)。中でもキャンデリラ役の戸松遥氏はスーパー戦隊の俳優と年が近い事が生かされている話も作られている事から『「時代の流れ」とともに素面タイプの女幹部の存在がシリーズの人気取りである必要がなくなった』との事。
    • また、シリーズを通して数多くの作品のプロデューサーを務めた鈴木武幸氏は、東映を退社後に出版した書籍『夢を追い続ける男』の中で、「(素面タイプの女幹部は)成人男性層へのサービスと思われがちだが、それは違う」と断言。さらにシリーズを通していくつかの作品にデザイナーとして参加した事がある野口竜氏も、素面タイプの女幹部目当てに成人男性層の視聴が増えたのは『電子戦隊デンジマン』からであり、しかもそれはあまりにも予想外だったとのこと。このことから、少なくとも『素面タイプの女幹部の存在がシリーズの人気取りの一つである』事をとても気にしていたことが伺える。近年女幹部を怪人タイプかつ人気女性声優のアフレコを徹底したもの、おそらくこのためだと思われる。
    • また鈴木氏は書籍『夢を追い続ける男』の中で、時たまセクシー女優を素面タイプの女幹部役に起用しているのは、セクシー女優が職業上の関係から露出度の高いコスチュームを平気で着こなすことができる上、堂々と体を張った演技ができるほどの強いメンタルを持っており、一般女優より子供番組を見下していないからだと語っている。しかしながら、現在ではネットやSNSの普及によって当時は許容されていたはずの表現を今のテレビでやったら炎上沙汰になるケースが相次いでおり、さらにそれに便乗するかのようにフェミニスト団体による運動が活発化(実際にF1でのグリッドガールがフェミニスト団体から抗議があったため、2018年に廃止となった)。その反動で『セクシータレント出身女優の起用』や『露出度の高いコスチューム』が子供達も見る時間帯の関係上、批判の対象かつ炎上沙汰になる事は既に目に見えている事である。そのため当時みたいにセクシー女優をシリーズに起用することは残念ながら不可能と言える。
    • しかしながら、一応はシリーズにおける素面タイプの女幹部自体を無くすつもりはない模様で、暫くの間は映画やVシネマ(スピンオフ系、後日談等)、クロスオーバー系(VSシリーズスペース・スクワッドシリーズ等)にゲストキャラとして出す程度に留めた後、2019年2月17日から3月10日までの4週連続で放送された特別番組『スーパー戦隊最強バトル!!』に登場したリタは、最終的にTV本編においては実に約7年ぶりの素面タイプの女幹部として描かれた。ただ、彼女の場合は『元アイドルグループ出身』『露出度はある程度控えめのコスチューム』に加え、『悪になったのには理由があった』という点で他の素面タイプの女幹部とは一線を画しており、最終的には倒されずに逮捕されるという結末を迎えている。

関連タグ

炎神戦隊ゴーオンジャー 蛮機族ガイアーク ヨゴシュタイン キタネイダス

女幹部 戦隊ヒロイン


カー将軍バンドーラ:敵幹部でありながら愛された者の大先輩にあたる。

ウェンディーヌ:怒りで巨大化する能力を持つ、女幹部

梅盛源太:『侍戦隊シンケンジャーVSゴーオンジャー銀幕BANG!』の劇中において出会った侍戦隊シンケンジャーシンケンゴールド

ドン・ドッコイヤー(通称・ハカセ):『海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン』の劇中において、魔空監獄で出会った海賊戦隊ゴーカイジャーゴーカイグリーン。ケガレシアは彼に好意を持っていたらしい。

風のシズカ:『海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン』にて魔空監獄に収監される形で共演した素面タイプの女幹部。先述のハカセを巡って彼女と言い争っていた。

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