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チューバロイドの編集履歴

2019-07-11 19:56:35 バージョン

チューバロイド

ちゅーばろいど

チューバロイドとは『特命戦隊ゴーバスターズ』に登場する敵怪人で、ヴァグラスのメタロイドである。ここでは2号機に当たるチューバロイド2についても併せて説明する。

「さぁ、歌いたまえ!絶望の歌をね!」

CV:諏訪部順一/スーツアクター:矢部敬三


データ

製造モチーフ:チューバ

メタウイルス:「吼える」HOERU(黄)

識別ナンバー:O-10

推奨動作環境:遊園地

オーダー:怪音波を放って、人々を苦しめる。二段音波攻撃によってモーフィンブレスを始めとするゴーバスターズの装備を破壊する


概要

エンターチューバ「吼える」のメタウイルスをインストールして製造したメタロイド。金管楽器の先端部の様な頭部をしており、同じ意匠が両腕や両大腿部にも見られる姿をしている。その名の通り左肩にチューバを装備しており、其処には自身にインストールされたメタウイルスの「HOERU」と言う字が表記されている。性格はやや頼りない所がある物の、かなりノリが良く、バグラーを足踏み行進させて「~たまえ」と王族の様な口調で話す。

頻繁に相手に「ファンファーレ」を聞かせようと豪語する一方、「音痴」と言われた際は落ち込むナイーブな一面もある。


名前と外見通り、能力は左肩のチューバから放つ特殊な怪音波。

単体自体の破壊力は大した事が無いが、見た目が同じなチューバロイド2の放つ同等の怪音波を当てる事で共鳴現象が起き、対象を一瞬のうちに破壊する事が出来る。更に指先から放つミサイルと言う攻撃手段も併せ持つ。


ヨーコ遊園地で企画したサプライズパーティーで遭遇し、ゴーバスターズと交戦した。


活躍

ゴーバスターズがヨーコの企画したサプライズパーティーの1つとして訪れていた遊園地で騒動を起こし、ゴーバスターズと交戦する。

作戦の都合上、自身の音波とチューバロイド2の音波を共鳴させる必要性からゴーバスターズを執拗に音波で狙い、どうにかレッドブルーの2人へ音波を浴びせる事に成功する。


同じ様にイエローにも音波を浴びせようとするが、レッドが彼女から攻撃を庇った為に失敗し、バグラーに何とか隙を作らせようとするが、最期は3人がエネトロンをチャージして放ったイチガンバスター・スペシャルバスターモードの射撃を受け、「私の…ファンファーレを…聴いて……」と言い残して爆散した。


彼の誕生から2分30秒後、タイプαを素体に彼のデータがダウンロードされたメガゾードであるチューバゾードが亜空間より転送されて出現。後継機となるチューバゾード2の為の布石なのか、ゴーバスターエースとエネトロンタンクに音波を浴びせるも、結局はエネトロンをチャージしたバスターソードの斬撃を受け爆散した。


チューバロイド2

「お前達に最上の葬送曲を捧げてやろう」

CV:諏訪部順一


データ

製造モチーフ:チューバ

メタウイルス:「吼える Ver.2」HOERU VER.2(黄)

識別ナンバー:O-10

推奨動作環境:音楽ホール

オーダー:怪音波を放って、人々を苦しめる。二段音波攻撃によってモーフィンブレスを始めとするゴーバスターズの装備を破壊する


概要

エンターがとあるビルの屋上で、バグラーの奪って来たチューバの内の1本に「吼える Ver.2」のメタウイルスをインストールする事で製造されたメタロイド。

外見は初代と同じだが、左肩に備え付けられたチューバに「VER.2」と表記されているのが特徴。また、性格も陽気だった初代とは逆に非常にシリアス且つ冷酷で、どんな時でも冷静な口調で話し、レクイエムが口癖である。


能力は上記の通り、初代が音波を浴びせた物体に同様の音波を当てる事による共鳴振動であらゆる物体を破壊する事が出来る。


同様のシステムは自身のメガゾードであるチューバゾード2にも反映されており、2体で1つの曲の序章とクライマックスを担う関係性を持つ。


音波以外にも右腕の金管楽器状の指先からは光線を発射し、バルカン砲の様な連射による攻撃も可能。攻撃だけが能では無く、元が楽器だけに聴覚が優れており、心臓……もっと言えば心音が聞こえるかどうかの違いで人間とロボットを区別出来る。但し、バグラーに隠れていたヒロムの存在を見抜けない等、冷酷な性格に反して間抜けな面が有り、この辺りも初代とどっちもどっちの残念なキャラと言える。

因みに劇中でエンターの事を「ムッシュエンター」と呼んでいた。初代はそうした場面も無くやられてしまったが、恐らくはこちらも同じ呼び方をしたと思われる。


活躍

初代の敗北後に姿を現すと、二段音波攻撃によって先に初代の音波を浴びていたレッドとブルーのメットやモーフィンブレスなどの装備を破壊してしまう。

だが、一段目を浴びていなかったイエローにはダメージを与える事が出来ず、音波攻撃を危惧したレッドとブルーのイチガンバスターによる遠距離攻撃に翻弄されるも、エネルギー切れが間近で離脱していたヨーコを盾に逃走、音楽ホールへと彼女を拉致する。


その後、彼女のモーフィンブレスで連絡を取り、ゴーバスターズに「無事に返してほしくば間もなく出現するメガゾードに抵抗するな」と交渉(※と言うより脅迫)し、その要求を飲めないヒロム達は奪還作戦を決行する。


エンターに扮するヒロムの変装を「心臓の音が聞こえる」と見破るが、隙を突いてヨーコへお菓子を投げ渡し、彼女もそれを食べた事でエネルギー切れからの復活を許してしまう。

再び二段音波攻撃でレッドとブルーの装備を破壊しようとするも、修理された2人のスーツには最早音波攻撃が通用しなくなっていた。止む無く右腕からの光線による反撃を試みるが、最期は3人がエネトロンをチャージして放ったイチガンバスター・スペシャルバスターモードの射撃を受け、「自分への…レクイエ…ム……」と言い残して爆散した。


チューバロイド2の敗北後、転送完了時間の20分を超過した為に亜空間からβを素体としたチューバゾード2が転送されて出現。初号機であるチューバゾードが音波を浴びせたエネトロンタンクに、自身の音波を放って破壊し始める。

然し、GB-02ゴリラが放った音波が自身のそれを中和した為にエネトロンタンクの破壊を阻止され、成す術も無いままゴーバスターオーのディメンションクラッシュを受け、敢え無く爆散した。


余談

どちらのモチーフにもチューバ以外に金管楽器が含まれている。

共通の識別ナンバーであるO-10の由来は「音」で、Oが「お」、10が「と(とう)」となる。


声を演じた諏訪部氏は当作品のエンディングテーマ『キズナ~ゴーバスターズ!』を歌う声優ユニット『謎の新ユニットSTA☆MEN』の1人であり、メンバーの中では最初に本編へ出演する事となった。


関連タグ

特命戦隊ゴーバスターズ ヴァグラス メタロイド 怪人 チューバ


バラスカンク:『超力戦隊オーレンジャー』の敵怪人で、同じく金管楽器がモチーフのロボット怪人繋がり。

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