ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

千剣の魔術師と呼ばれた剣士の編集履歴

2019-07-21 20:02:51 バージョン

千剣の魔術師と呼ばれた剣士

せんけんのまじゅつしとよばれたけんし

「千剣の魔術師と呼ばれた剣士」とは、投稿型小説サイト「小説家になろう」に投稿された小説作品である。著者は高光明。2017年12月に角川スニーカー文庫より書籍化されている。2019年7月にはビックガンガンコミックスから漫画版が発行されている。

概要

「千剣の魔術師と呼ばれた剣士」とは、投稿型小説サイト「小説家になろう」に投稿された小説作品である。著者は高光明。2017年12月に角川スニーカー文庫より書籍化されている。イラストはGilse(ぎるせ)。

作品の分類はハイ・ファンタジーで、剣と魔法の世界が舞台となっている。

余談であるが、著者が制作したフリーゲーム「行商! ~ 悩んだあげく結局ありきたりなタイトルになってしまったゲームの場合 ~」より20年ほど前の時代が舞台という設定がある。


あらすじ

魔力で操られた剣が自在に宙を舞い敵を切り裂く『剣魔術』。

いまだかつて魔法史に記されたことのない新魔術の使い手であるアルディスは、討伐、護衛、調査など、報酬次第で様々な依頼を請け負う傭兵のひとりだ。

ある調査依頼の帰り道、野盗に襲われた隊商の生き残りである双子の少女たちを保護することになるが、この世界で双子は『忌み子』として厭われる存在であった。

双子を白眼視する世界とその原因となった女神に静かな怒りを抱きながら、アルディスは双子、そして彼に従者として付き従う乙女と共に歩みはじめる。

剣魔術をメインに、ありとあらゆる属性の魔法を詠唱なしで使いこなすアルディスは、仲間の魔法使いからも非常識だと文句を浴びながら、今日も数々の剣を舞い踊らせて道を切り開いてゆく。

これは『千剣の魔術師』と呼ばれた、そんな『剣士』の物語。

~「あらすじ」より引用~


登場人物

アルディス

千剣の魔術師と呼ばれた剣士

本作の主人公。容姿は10代半ばで中肉中背、黒目黒髪のごくありふれた少年。額に一条巻かれたスミレ色の布を除くと、人混みであっという間に見失ってしまいそうな雰囲気と表現されている。

やや丈の短い藤色のローブを身に着けており、一見して魔術師としか見えない軽装のため、作中でも初対面の相手には魔術師と誤解されている。

実際は剣魔術と呼ばれる剣術の使い手で、本領は剣士である。魔法はあくまでも剣術を補完するものであり、本人も剣士であると言っている。しかしながら、行使される魔法は一般的な魔術師から非常識と言われるほどの威力であり、誤解に拍車をかけている。


行動方針としては身内には優しいが、敵対する者には容赦はなく相応の報いを受けさせる。自身や周囲の人間が命を狙われた場合は相手が誰であっても殺すことを厭わない。マリーダ曰く、敵対したアルディスのことは思い出したくもないとのこと。

過去にあった出来事から教会が崇める女神を殺害したいほど憎んでおり、女神や女神を崇める人々には嫌悪感を露わにする。


フィリア/リアナ

[ラノベ]千剣の魔術師と呼ばれた剣士

:右がフィリア 左がリアナ

アルディスに保護された双子の姉妹。容姿は7つか8つの少女で、プラチナブロンドの髪とやや青みがかった浅緑色の瞳をもつ。この世界では双子は忌み子であり、女神に仇なす邪神の使徒と言われている。そのため、両親が亡くなってからは村人たちに奴隷以下の物人として売り払われ、商人からは暴行を受けていた。

保護された時点で感情に起伏はなく唯々諾々な状態だったが、双子を忌み子として扱わないアルディスに対して徐々に懐き始める。


ネーレ

センシティブな作品

:右の女性

自称アルディスの従者。容姿は17か18の女性で、アリスブルーの長い髪と深く澄んだ天色の切れ長な瞳をもつ。初登場時は街道を通る傭兵や商人の護衛に手合わせを申し入れて連勝をしていたが、傭兵の仕事で来たアルディスに敗れ、それ以降は一方的に従者として行動するようになる。

総合的な実力アルディスに及ばないものの、魔術は同等の力を持っており、通常の魔術師とは一線を画す実力である。また、ネーレという名前はアルディスが名付けたものであり、出会った当初は名前がないなど、謎の多い人物でもある。



関連イラスト

[ラノベ]千剣の魔術師と呼ばれた剣士千剣の魔術師と呼ばれた剣士

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました