データ
いりょく | 100 |
---|---|
めいちゅう | 80 |
PP | 5 |
タイプ | いわ |
わざ分類 | ぶつり |
攻撃範囲 | 相手一体 |
直接攻撃 | × |
備考 | 急所に当たりやすい |
わざマシン | 71(第四世代~) |
英語名 | Stone Edge |
概要
初登場は第四世代。一部の種族が自力習得する他、「わざマシン71」でも習得できる。
地面から刃のように尖った岩を呼び起こし相手にブッ刺すというリアルだとなかなかエグい技。急所に当たりやすいのも納得である。
因みにアニメでは石の刃を生み出して発射する技になっている(ただし、XY編からは3DS版のエフェクトに合わせて槍型の岩を次々と出現させる演出に大きく変わっている)。
いわタイプは抜群を取れる相手が比較的多い為優秀だが、それまで肝心の技の威力が「いわなだれ」の75止まりだった。いわタイプとしては待望の威力100以上の大技で火力不足の解消の切り札となった。
しかし、技の恩恵を受けたのはいわタイプ自身より、主力技と相性補完が可能なじめんタイプ、かくとうタイプの方だろう。
苦手なひこうタイプはいわタイプを弱点に抱えるポケモンが多く、交代際にこの技を使えば大ダメージを与えることができる。
いわなだれ同様に間接攻撃なので、「ゴツゴツメット」や「ほのおのからだ」などの影響を受けない。
欠点は命中率80とかなり不安定な数字であること。
交代際の技外しはおろか2回連続で外すなんてことも普通にあり、決して信用できる数字とは言えない。
シングルバトルでは単発威力は申し分なく急所にあたりやすいので大ダメージを期待して使用率はそれなりにあるが、それでもその不安定さを危惧して威力よりも安定性を取るため敢えて「いわなだれ」(命中率90)を採用する人もいるほど。
更にダブルバトルでは敵全体を攻撃できるという事もあって「いわなだれ」の方が採用率が高い。
また、ポケモンSMから登場したZワザ・ワールズエンドフォールの素材とすることで1試合に1度であれば必中で使える。
またPPが5しかないのも結構痛い。「ポイントアップ」などで8まで増やすことは出来るものの、それでもやっぱり不安な数字である。
また、トップイラストにあるアイアントは4倍弱点のほのおタイプが天敵のはずなのだが、高すぎる「すばやさ」とほのおタイプに強いこの技を習得するおかげで、本来天敵設定のクイタランを1/2以上の確率であっさり返り討ちにしてしまう。このせいでクイタランは第五世代屈指のネタポケと嘲笑される羽目に。
特性「はりきり」なら「ストーンエッジ」の命中率が80から64まで下がるのが救いだろうか。それでも安心できない数字である。
基本的にゴツいポケモンがこの技を覚えられるが、意外にもメタグロスやドリュウズは覚えることができない。
ポケモンGOでは
スペシャルアタック(ゲージ技)として登場。
1ゲージを丸ごと使う技の中ではダメージ発生までが短く、硬直も短いため相手の反撃をもらいにく
い。
ポッ拳では
ガブリアスのポケモン技として実装。
本編のイメージからは想像できないが、ブロック属性の当身技としての登場である。
発動するとブロック属性特有の青オーラを纏いながら自身の周りに気流の様なものを発生させる。この時点では相手への攻撃判定は存在しないが、青オーラ展開中に相手の通常攻撃属性の技を受けると地面から紫のエネルギーを纏った複数のストーンエッジを凄まじい勢いで噴出させる反撃が発生し、反撃が命中かつクリティカルヒット発生時には相手をロックしてもう一度ストーンエッジを噴出させて追撃を行う。
反撃部分は発生がやや遅めであり、受けた技によってはガードされてしまう事があるのが欠点。
また、反撃部分はボタン長押しで溜めができ、遠距離攻撃を受けた場合などに反撃のタイミングをずらして相手を揺さぶる事も可能となっている(ただし、相手との距離によってはクリティカル扱いにならず追撃が発生しない事がある)。
関連タグ
ラジアルエッジストーム…ルガルガンに専用のZクリスタルを持たせると使えるZワザ。もちろん間接攻撃。