『Start our mission!』
概要1
仮面ライダードライブの夏の劇場版「サプライズ・フューチャー」に登場する、所謂「劇場版限定ライダー」。
とある目的の為に2035年の未来から2015年8月にやって来た「未来のドライブ」だが、シフトブレスのベルトの色は黒となっている。
現時点では変身者は不明だが、下級ロイミュードや何らかの手段で肉体を得たベルトさんことクリム・スタインベルトと共に登場している。
形態は「タイプネクスト」で、マシン「ネクストライドロン」を駆る。
「ダーク」と付いた名前からも分かる通り端的に言えば「悪のドライブ」であり、仮面ライダーリュウガや仮面ライダーダークカブトなどと同じいわゆるネガライダー的な存在と言える。
スーツは後に仮面ライダーハッタリに改造された。
ネクストシフトカー1
ダークドライブ用の未来のシフトカー群。
- シフトネクストスペシャル
変身用。未来の車のような形状をしていて、ハードボイルダーの様に色が二色に分かれているのが特徴。また、従来のシフトカーと異なり、リボルビングストラクチャーが採用されていない他、シフトアップも行わない。
攻撃用。自動車や建設機械を操る力を持っているらしい。
専用武器
- ブレードガンナー
画像左のダークドライブが装備する専用武器。
劇中ではシフトブレスのイグナイターを押して『ネクスト!』の音声と共に必殺技の斬撃を放った。
劇中での活躍1
映画本編に先駆け、7月19日の第38話放送からTV本編の最後に放送されているショートドラマである「映画公開記念! 1分間ストーリー」にも登場している。
第2/4話(TV本編第39話後)
ロイミュードが支配している2035年の未来で、謎の存在(未来のクリム博士?)からの「未来を変えさせない為に反逆者である泊エイジを追跡し排除せよ」と言う命令を受理。『歴史の転換点』とされる『2015年7月のロイミュード004がドライブドライバーを奪う時間』(TV本編第39話終盤のシーン)へ渡る為、ドライブピットに酷似している施設で愛車のネクストライドロンに乗車した。
第3/4話(TV本編第40話後)
泊エイジがタイムロードへ突入するのを防ぐべく、ネクストライドロンから激しい攻撃を加えるが、結局エイジのタイムロードへの突入を許してしまい、彼を追跡することになる。
関連タグ
仮面ライダーG電王、仮面ライダーポセイドン・・・同じく未来から来た敵の仮面ライダー。
仮面ライダースカル・・・「本当の変身者がいる」、「劇場版で主人公の敵として登場」という共通点を持つ
仮面ライダークイズ、仮面ライダーアクア、仮面ライダーNEW電王、仮面ライダーキカイ・・・ダークドライブより更に先の未来を守る仮面ライダー
以下、ネタバレ注意
劇中での活躍2(映画ネタバレにつき閲覧注意)
以下は劇場版「サプライズ・フューチャー」のネタバレとなります。まだ映画をご覧になっていない方は、閲覧の際にご注意ください。
「反逆者泊エイジおよび仮面ライダードライブ=泊進ノ介の抹殺」を何者かに命令され、荒廃した未来の世界を変えるために過去へ渡ったエイジを追って2015年8月5日に到着。所持する三つのシフトカーを憑依させて操ったデコトラ、パトカー、建設車両の三台と、未来から連れて来たナンバーの無い下級ロイミュードを使役してエイジの行方を追い始める。
翌日、ドライバーの暴走からエネルギー施設を破壊してしまったドライブとエイジの前に突如として姿を現し、ネクストライドロンで攻撃を行い二人を分断。ドライブと仮面ライダー同士の戦闘を開始する。
その戦闘力をもってドライブを追い詰めるが、トライドロンを駆って援護に回ったエイジの活躍もあり、その場は二人を取り逃がしてしまう。
だがその後も執拗に二人を追い続け、ベルト改造のために発電所に向かう二人にロイミュードとパトカーを差し向けるも逃げられ、二人は発電所へと到着するが、これに追い付きブレードガンナーの銃撃でエイジを葬った。
直後に駆け付けた剛=仮面ライダーマッハ、チェイス=仮面ライダーチェイサーとの戦闘を開始。もはや原形をとどめていない建設車両を操りライダーの抹殺を図るが、チェイスが操縦するライドクロッサーの攻撃により、車両とは分断される。
単独でもマッハを圧倒するも、進ノ介が再び覚悟を決めて変身したタイプトライドロンが加勢したことで形勢を逆転され、最後はアタック1.2.3タイヤのタイプトライドロンとマッハによるダブルライダーキックを受けて地面でもみじおろしにされ、限界を迎えたことで爆散、敗北した。
だがしかし、この時倒されたダークドライブは遠隔操作によりデータを元に実体化された変身者がいない人形であり、これを操っていたのは泊エイジの姿をコピーしていたロイミュード108だった。
ダークドライブとは元々は泊エイジが変身する未来の正義のドライブであり、108がエイジを倒し彼の姿とドライブの力を奪い取っていたのだ。
つまり、これまで描かれてきた「追われる泊エイジ」と「追うダークドライブ」などという図式は実際には存在せず、全て108の自作自演だったのである。
これらの経緯を自らベルトを破壊した直後の進ノ介に語り、108は自らダークドライブへと変身。進ノ介を抹殺するべく攻撃を行って、姿を消した。
しかしそれでも生きていた進ノ介を抹殺するため、2015年8月7日に108の遠隔操作によって初代ドライブピットを襲撃。プロトトライドロンで脱出した進ノ介と壮絶なカーチェイスを繰り広げ、プロトトライドロンを破壊。
間髪入れずにデコトラとロイミュード二体を差し向けて抹殺を図るが、超デッドヒートドライブへと変身した進ノ介にロイミュードの一体を撃破され、もう一体のロイミュードも警官隊たちの仮面ライダーへの援護によって進ノ介を取り逃がし、突如現れた謎の戦士によって撃破、デコトラも破壊されてしまう。
その後、自らの潜伏先に乗り込んできた進ノ介と対峙した108が再び変身。急造の超デッドヒートドライブを終始圧倒し変身解除に追い込んだ。
この戦闘に決着がつくと同時に108の目的の一つが達成されたため、108はドライバーとシフトネクストスペシャルを放棄。以後ダークドライブは登場しない。
しかし、残されたベルトとそれまでのデータが記録されたトライドロンキーにより現代のドライブが復活、さらにシフトネクストスペシャルにより未来のドライブの力が発揮され・・・。