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手塚海之の編集履歴

2019-08-18 14:11:36 バージョン

手塚海之

てづかみゆき

仮面ライダー龍騎の登場人物。

演:高野八誠

人物

仮面ライダーライアに変身する青年。24歳。占い師

神崎士郎に仕組まれた運命に対抗すべく、ライダー同士の戦いを止めようとする。

コインなどを使った占いで未来を見通す能力(所謂、予知能力)を持つ。その占いが百発百中な為、「俺の占いは当たる」が口癖。(但し、「運命は変えられる」と占った者に言い添えておくことも忘れない)


登場当初は秋山蓮に戦いの無意味さを説くため半ばつきまとっていたが、彼の考えに同調する城戸真司と出会い、真司が居候する喫茶店「花鶏(あとり)」に出入りしながら、彼に手を貸すようになる。ライダーバトルの本質を探ろうと神崎士郎・優衣兄妹について調査を進める中で優衣の異常性にいち早く気づく。


仮面ライダーになったきっかけは、神崎からデッキを受け取った、親友である斎藤雄一の死である。

ピアニストであった雄一は、浅倉威の起こした暴力事件に巻き込まれて手を負傷し、以前のような演奏が出来なくなってしまう。

そこへ現れた神崎士郎からデッキを手渡され、「ライダーバトルに勝ち残ればあらゆる願いが叶う」と唆されるが、「他人を傷つけてまで手を治したいとは思わない」と戦いを拒絶したため、神崎士郎に仕えるミラーモンスターガルドサンダーに食い殺された。

雄一の最期を目の当たりにしていた手塚は、友人の死を無駄にしないため、「戦いを止める」という目的を持ってバトルに参加したのである。なお、手塚は後に雄一の命を奪ったガルドサンダーを倒し、親友の敵を討っている。


前述の通り、ライダー同士の戦いを止めさせることが目的であるため、戦おうとしない彼を急かすように神崎から「サバイブ」のカードを渡されても、自身では一度も使用せず、蓮に託した。


当初は蓮が新しいライダーに倒される未来を見る。そのことを巡り真司とも対立するが、最終的にこれを覆した真司に希望を寄せる。(代わりにその新しいライダーが脱落したのだが)

しかしその後の自身の占いで次の犠牲者は城戸真司であると出る。真司本人には「次は俺が消えると出た」と伝え、その後の戦いで王蛇ファイナルベントから龍騎を庇い、真司の腕の中で死亡。

真司に占いの本当の結果を伝え、自身の占いがやっと外れたことを喜びながら、真司達に未来を託して息を引き取った。


「俺の占いが……、やっと……、外れる…!!」


手塚が真司を生かしたおかげで、心を閉ざしていた蓮が最後には真司に「お前こそ生きろ」と叫ぶまでになる、また、優衣が戦いを止めるよう兄に働きかけるようになるなど、手塚のこの決断は龍騎本編のライダーバトルに多大な影響をもたらしたと言える。


TVSP「13RIDERS

TVシリーズ本編とは設定が異なり、蓮の親友であり恵里の元恋人(?)として登場。

願いの為に他人を殺めることに疑問を感じていたが、モンスターとの戦闘中にベルデの襲撃を受け、最期はベルデのファイナルベントを受けて死亡した。


漫画版

仮面ライダーという仮面を着けて戦っている内に人間性を失うことへの恐怖、ミラーモンスターライダー成れの果ての姿ではないのかという推測を口にする姿が描かれていた。


RIDER TIME 龍騎

仮面ライダージオウのスピンオフ作品『RIDER TIME 龍騎』にも登場。手塚が映像作品に登場するのは実に17年ぶりとなる。


EPISODE1ではライダーバトルが開始されて既に4日が経過しているが、この間に真司が変身する龍騎や、木村(ベルデ)、石田インペラー)と4人でチームを結成。自らが率先してまとめ役となって、芝浦淳が変身するガイ率いるシザースタイガのチームと敵対していた。

自分達の拠点を襲撃してきたガイのチームを退けた後、芝浦から共闘の申し出があった事を伝え、話し合いの場を設ける上で、全員のカードデッキを預かりたいと話し、真司達のカードデッキを回収した上で話し合いの場に連れて行く。


しかし、実は既に芝浦と裏で内通しており、チームメンバーからカードデッキを回収したのも、カードデッキを奪って変身できない状態にした上で、芝浦達と共にチームメンバーを一網打尽にするという罠に嵌める為だった。

手始めに石田をエビルダイバーに捕食させ、残る真司と木村を芝浦達と共に始末しようとする……が、そこに突如乱入して来た王蛇のベノクラッシュでタイガが死亡。そこに王蛇に付き従っているゾルダまで現れ、混戦状態となる。


続くEPISODE2ではゾルダのエンドオブワールドから逃れ、芝浦達が拠点としていた屋敷に引き上げた後、一応の祝杯も兼ねて食事を楽しんでいたが、その最中に突然、芝浦の腰巾着であった石橋を芝浦と共にミートナイフで刺殺

その後、なんと芝浦とは肉体関係である事が明らかになる。

(流石に本番のシーンはなかったものの)ベッドシーンや事後のシャワーシーンなどの衝撃的な場面が連続する中で、最終的には芝浦とも敵対しなければならない事実に苦悩していた(この時、タロットカードを使った占いを行っていたが、引いたカードは『塔』。即ち破滅を示していた)が、突然現れた鏡の真司から

裏切り者は裏切られる。本当は気づいているんだろう?芝浦の奴は信用できないって

と唆しを受けたのをきっかけに、芝浦との共闘関係も破綻。戦闘に突入する。


最初は互角の戦いを繰り広げるも、一瞬の隙をついて仕掛けたファイナルベントをガイのコンファインベントで打ち消され、反撃のヘビープレッシャーで撃破され敗北。

しかしその衝撃で、かつての自分と真司の記憶が蘇る事となり、満身創痍になりながらもその場から逃げおおせる事に成功。真司を探して彷徨う中で木村と遭遇し、裏切られた事への怒りをぶつけられそうになりながらも彼にベルデのデッキを返し、その上で真司に龍騎のデッキを返す為に彼に会いたい事を願い出る。


しかし、その願いは叶わず、木村が真司達の下に合流できた時には既に力尽き、息絶えてしまっていた。

代わりに木村は真司に手塚の血で染まった龍騎のデッキを返すと、手塚が最後に記憶を取り戻した事や、手塚からの2つの遺言として「お前はお前らしくいればいい」そして「もう1人の城戸真司には気をつけろ」と伝えたのだった(その遺言から、自分を唆した真司が本物ではない事に気づいていた模様)。



他の媒体では一貫して主人公サイドの味方寄りの善人として描かれていた手塚が、(最終的に本来の人物に戻ったとはいえ)裏切りや殺人も躊躇しない冷徹な悪役+同性愛者として描かれたことは往年のファンに衝撃を与えた。

しかし本編の手塚はライダーバトルを拒否する心優しい親友・斎藤雄一の死を通じて戦いを止める使命感に目覚めたのであって、記憶を消され親友の死どころかその存在すら思い出せなくなった今となっては、戦いや裏切りに躊躇しないということ自体はそれほど違和感のある描写ではない(石橋を躊躇なくナイフで刺したことは別の話ではあるが)。

また手塚はともかく、原典の企画段階において本来のライアは元々敵キャラとして登場する予定であり、手塚はライアではなくガイに変身する予定だった。本作における手塚の裏切りはその初期設定の名残と思われる。ちなみに両者の契約モンスターはどちらもキカイダーの敵キャラがモチーフだったりする。

それとは逆に、TVSPにおいて手塚を倒すなど完全な敵対関係であったベルデが本作では味方寄りの人物として描かれており、原典での立場が逆転した状態となっている。


また、本作のベッドシーンはあまりの衝撃故に、ファンからは「芝浦×手塚のユナイトベント」と早くもネタにされる事に。実のところ、芝浦はともかく手塚は本編においても雄一と二人きりでクリスマスを過ごしていた、会って間もない真司にやたら親身であるなど、そうとも取れそうな描写は所々のシーンに存在している(これはあくまで一部のファンの憶測であり、真偽は不明)。


ちなみに手塚を演じた高野氏はtwitterで「2話を見たいけど、怖くて見れない」と語っている


ジオウ本編の世界観の設定の関係上、RIDER TIME龍騎の手塚は『仮面ライダージオウ』の世界の手塚ということなので、龍騎本編の彼とは別の存在と捉えられる。

まさかの芝浦との『バキューン!』なシーン、真司たちへの裏切り、ナイフで仲間を刺殺しそのまま肉を食うシーンにショックを感じた人には、これはある意味救いを感じる設定と言えるかもしれない…。


ちなみにこれらの描写の演出的な意図としては、真司と蓮の『肉欲を伴わない友情・絆との対比のため』と言う解釈がある。


七月七日

7月7日はみゆの命日変わる運命

TV本編で手塚が死んだ、第23話『変わる運命』の放送日が七月七日の七夕であったことから、

pixivではこの日を彼の命日として、それに関連した作品を発表するユーザーもいる。


関連タグ

仮面ライダー龍騎 仮面ライダーライア

城戸真司 秋山蓮 浅倉威 斉藤雄一


藤宮博也……手塚と同じく高野氏が演じていた4年前のウルトラマンのメインキャラクター

一文字隼人……本来は大先輩なのだが、リメイク版にて同じ高野氏が彼を演じた。

岡村敬助……13年後、犯罪者役になって手塚は帰ってきた。

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