「だいじょうぶ!なせばなるっ!だよ!」
CV:茜屋日海夏
プロフィール
概要
本ゲームの主人公。アニメでも第1話にて姿のみ見せている。
美濃関学院中等部二年生の13歳。赤いグラデーションがかかった髪と、黒のオープンフィンガーグローブが特徴的。
ただただ前向きで真っ直ぐな性格。「思い立ったら猪突猛進」をモットーとし「なせばなる」が口癖。人懐っこい性格で、一度は対立した相手でも共闘する際には引きずらないなど、付き合いやすいタイプだと言える。
御前試合の予選準決勝にて同級生の衛藤可奈美に敗れており、再戦の約束をしている。
呼吹からは「みほっち」、清香からは「ほのちゃん」と呼ばれている。
なお、両親は既に他界しており、少なくとも劇中で判明している家族は美炎が「じぃじ」と呼ぶ祖父・義積のみ。
公式のマンガでは、アニメで一言も台詞がなかったことをしばしばネタにされている。しかしゲームの宣伝漫画が音声付きで公開されるにつれ、ゲーム外での台詞が増えている。
刀使として
校内での実力は中堅クラスだが、集中力が途切れやすく長期戦が苦手なだけで剣の腕そのものは可奈美に勝るとも劣らない。可奈美も「集中力が切れてなかったら負けていたかも」と認めるほどである。ただ、相手の剣術見たさで試合を長引かせたがる彼女は、そもそも美炎にとって致命的に相性が悪い相手と言える。
一方で獅童真希には実力を酷評されており「(後述する得物の先端のように)どこか欠けているのではないか」と指摘されている。洞察力に優れる木寅ミルヤさえ「実力が不安定で読めない」と評しており、集中力以外にも理由があるのではないかと推測している。
流派は不明だが、ゲーム中では腰を落とした構えを取っている。
現役刀使時代の母親は、本人曰く「へっぽこ刀使」だったが、実際は折神紫も知るレベルの刀使らしく、何か事情を知っているようだが……。
加州清光
美炎が得物とする御刀。かつて母親が使用していたもので、切っ先が大きく欠けているのが特徴。
新撰組が池田屋に踏み入る時に使用し、その際に先端が折れたという逸話を持っているが、20年前の大厄災の日、激しい戦いでこの逸話を再現するように切っ先が折れ、当時の使い手であった美炎の母の胸に突き刺さったという。
幸いにも彼女は一命をとりとめ美炎を身ごもったのだが、突き刺さったはずの切っ先は体内のどこにも確認されていない。
そもそも、御刀は折れるはずがないとされているのだが、それらの理由を含めて今の所謎の多い御刀である。
ゲームではユニーク武器第一弾として、益子薫の祢々切丸と同時実装。美炎の売りである火力に見合った性能となっている。
刻みし一閃の燈火
御前試合決勝の最中折神紫を襲撃した十条姫和をかばい逃走した可奈美を独断で追いかけた結果、親衛隊と衝突してしまう。これに巻き込んでしまった瀬戸内智恵共々その反逆罪を帳消しにしてもらう代わりに「赤羽刀調査隊」に参加する事となる。
その後は智恵が舞草の一員であることや、御当主である紫の真実を知り、智恵の願いを聞き届けつつ可奈美達を助けるために、折紙家に反発することとなる。
大荒魂討伐後、刀使達が転属に次ぐ転属という憂き目に合う中、美炎は特に過酷な現場に回され、携帯も通じなかった。一時的に可奈美と合流した後もすぐに出立することとなる。この際、可奈美と手合わせの約束を果たせず、夜中に手紙を残して出発することになるが、姫和から「まるで遺書みたいだ」と言われてしまっている。
3部以降はそれなりに集中力の向上が見られ、追い詰められた際には複数で現れた冥加刀使を一人で相手にするなどの活躍を魅せている。
本作と『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』とのコラボではヘスティアと対面、例の紐を着けることになった。
性能・扱い
単体特技に特化したボス戦闘向けのキャラとしての立ち位置が主。ゲーム版の主人公であるため、最高レアとなる☆4実装数はかなり多い。
一方で常設ガチャ落ちしているカードが少なく、性能としても扱いとしても両極端な特徴を持つ。
特筆すべきは「祭祀礼装・禊」衣装の美炎。しずまよしのり先生書き下ろしのイラストもさることながら、とにかく性能がぶっ飛んでおり、特に奥義は4分割攻撃で、美炎唯一のランダム全体攻撃である。
一撃一撃は低く、たいしたことがないように見えるが、それ一つ一つにステータスの補正やバフ・デバフが乗ることで、本ゲーム中最高の奥義火力を出すことができるのが強み。
ランダムなためターゲットが外れることこそあるが、全体攻撃できる数少ない美炎としてもかなり魅力的。
みにとじ
ゲーム版の主人公としてほぼ全話登場。集中力が切れたり、道に迷ったり、呼吹にあげる予定だったプリンを食べたり、ほらいずん同盟に巻き込まれたりしていた。
しかし、劇中で仲間を何かと助けていた事から強い縁が生まれ、最終回では屋台の成功に一役買うこととなる。
あほっち
可奈美も座学が得意とはいえないが、美炎はそれに輪をかけて苦手。しかも直情的に行動するため、少年漫画の主人公のような無知っぷりを見せることがある。
そんなちょっとおつむが弱い美炎の姿を見たファンから自然発生したのがこの愛称。
他のキャラがわりと大人びている分、年相応な感情が見られるのも理由としては大きいかもしれなし。