概要
Fate/GrandOrder第二部Cosmos_in_the_Lostbeltの黒幕として名前が挙がっている存在。まだ降臨していないため姿形の一切が不明である。
発覚していること
- 空想樹を降ろし、それまでの世界である汎人類史を漂白し、剪定事象となっていた世界線のうち7つを異聞帯として出現させた。
- キリシュタリア・ヴォーダイムに言わせると、汎人類史は「収益と損失があっても互いに補填せずそれぞれの嵩が増していくばかりの、循環できるものを循環させていない無駄の多い機構」であり、この現状を嘆いたことで地球上に降臨しようと決めたらしい。
- 異聞帯を統治するトップの立場の人物である「異聞帯の王」のうち、イヴァン雷帝の行動から、異聞帯の王は異星の神という存在を認知している模様。
- 死者蘇生能力があるが、「栄光」という言い方で実質自身に協力することを条件としており、この条件を呑まない者は蘇生させない意志を示した。
- このように提案はしたものの、条件を呑んで蘇生を選ぶか、断ってこのまま死ぬか、クリプターたちがどちらを選ぶかについては何の関心もなかった。
- 最優先で蘇えさせられたキリシュタリア曰く世界を止めるだけの苦痛と労力が必要になり、蘇生対象かその代理は世界の終わりと戦うほどの苦しみに耐えるという対価が必要となる。キリシュタリアは他のクリプターたちの分までこの苦痛を肩代わりした。
- 蘇生が完了したクリプターたちを、カルデアのコフィンから白紙化後の地球へと放り出したのち、それぞれに異聞帯および大令呪(シリウスライト)を与えた。
- 異聞帯に根付いた空想樹の育成が進むことによって、地球上に異星の神が降臨する土壌が出来てゆく。
- 異聞帯の防衛に失敗したクリプターに対しては、大令呪が残っていれば利用価値があると判断され、配下のアルターエゴ(下記参照)によって回収される。大令呪によってはクリプターはその魂まで異星の神に搾り取られる運命にあるという。
- クリプター以外の尖兵として3騎のアルターエゴがいるが、3騎の忠誠心は異なる。「空想樹を育てきる」という目的を与えているが、そのプロセスは三者三様。
関連人物
クリプター
クリプターのリーダー格にして、異星の神にとっては直下の存在であるダークヒーロー。異星の神が真っ先に蘇生させて尖兵としたあたり、異星の神からしてもキリシュタリアは異常な力を持っていることを伺わせる。
一方でキリシュタリアは異星の神とその配下のアルターエゴを警戒しており、最終的な到達点が異なる。
キリシュタリア以外のクリプター
キリシュタリアに頼まれて再生させた6人の人間。彼らの再生のためにキリシュタリアは6度世界の終わりと戦うような苦しみを受けている。
アルターエゴ
直下の陰陽師。道満が下総で起こした一連の事件は異星の神(サタン様)と道満の実験であることが発覚している。
なお、第2部3章終了時点において、道満は異星の神に忠誠を誓っている。
直下の神父。異星の神はラスプーチンの異聞帯の勝手な移動を許可していない。
直下の殺人鬼。異聞帯の勝手な移動を許可しているほか、その悪行に関しては特に咎めていない。