エカルマギア

えかるまぎあ

特撮番組『仮面ライダーゼロワン』に登場する怪人、マギアの一体。

「滅亡迅雷.netの意志のままに…」

データ

ネズミを模した顔をしているが、ネズミの口部分が目に当たる。また、長い尻尾を生やしており、左肩に尻尾の先端をぶら下げている。

頭部から伸びた長い牙『カーニボーバ』を自由自在に伸縮させ、それを用いる刺突攻撃を得意とする他、ネズミに似た姿を持つ事もあって素早い動きで相手を翻弄する事も可能。

また、ベローサマギアと同様にハッキング能力を持ち、イモビライザーを無視して車両を自身の物にする事が出来る。

対象ヒューマギアのマモルは、先代の飛電是之助の代から飛電インテリジェンスに従事しているヒューマギアで、名前は是之助に付けてもらったもの。

クエネオマギアが本社を襲撃した際に受けたダメージを飛電或人が気遣った際(損傷した部分に或人が黄色いバンダナを巻いた)に、密かにそれを見ていた迅に自我が芽生えていると気づかれてしまう事になった。

飛電インテリジェンスの本社を破壊する為に現れた、クエネオマギアの侵入を防ごうともするも、自我が芽生えた事を見透かしていた迅にゼツメライザーを取り付けられ、データを改竄されて暴走。

迅と共に社内へと侵入すると、遭遇した或人の前でゼツメライズしマギア化した。

或人はマギアと化したマモルを元に戻そうと立ち向かうもイズから「データを改竄されたヒューマギアは破壊するしかない」という現実を突きつけられ、決死の覚悟でゼロワンへ変身。

変身したゼロワンに対して素早い身のこなしで翻弄し、駐車場に置かれていたバイクにハッキングして搭乗し、その場から逃走する。

その後、ライズホッパーに搭乗して追いかけて来たゼロワンとバイクチェイスを繰り広げ、カーニボーバでゼロワンに反撃するも、かわされた後にキックを決められてバイクから転落。

戦いは夕方まで続く長期戦となったが、最期はアタッシュカリバーを装備したゼロワンが放った『ライジングカバンストラッシュ』で切り裂かれて破壊された。

モデルの「エカルタデタ」は古第三紀（漸新世）～第四紀（更新世）に渡ってオーストラリアに生息していた有袋類の絶滅種。下顎の牙が長いのが特徴で、雑食性の有袋類だったとされる。
- 本作ではネズミ型怪人として登場しているが、エカルタデタは上記の通り、有袋類の絶滅種で、種類としてはカンガルーに近い生物である。