概要
王道学習塾塾長の鳥羽音吉が変身したフクロウの記憶を司るドーパント。ORIGIN（オリジン） の構成員の口封じを続けていた。
外見
首のない巨人の姿をしている。
能力
単純な力業に加えて目に見えない斬撃を繰り出し人が痛みを感じる前に殺すことが可能。
ネタバレ注意
「敵が2匹いた』だけでは満点はあげられない…」、「なぜなら…そっちもワシだからじゃよ」
実は、斬撃とドーパントの攻撃は別のもので、斬撃の攻撃は首なし巨人ではなく、一羽のフクロウに似たドーパントによるものであった、これがドーパント当初は二体の特色の違うドーパントが矢継ぎ早に攻撃を繰り出していたと思われていたが、フクロウのほうが本体で首なし巨人の正体はフクロウの「巣」というドーパントの一部だった。
さらに、フクロウが「巣」の首部分に留まることで、ナスカの地上絵のフクロウ人間のような完全態に変貌する。その時の速度はアクセルトライアルと互角でパワーも上回り、空を飛ぶことも可能となる。
さらなるネタバレ
「全部ナナのせいなんだからぁぁぁぁぁ‥‥！！」
実はオウル・ドーパントの胴体は今回の依頼対象「沖田舞」が本来の使用者である鳥羽によって強制的に変身させられた姿、すなわちオウル・ドーパントの真の正体は鳥羽と舞の合成体だったのである。舞を変身させる際もう一つのオウルメモリを使うが、近距離でないと効果がないようでわざわざ教え子であるスクリーム・ドーパントとともに病院近くの建物の屋上に来ていた。
オウル・ドーパントは本来パワーはあるもののフクロウそのままの小型であった。そのためもっと強く、大きな肉体を欲した鳥羽は自分の塾生から選び出し、その最高傑作が舞であった。
合成の仕組みは鳥羽が変身したオウルによって、もう一つのメモリとともにハイドープ特有の思念波を発して舞を下僕にし、本来の特性である膨大な頭脳領域を使い舞の意識を乗っ取り操って自分の配下にするというもの(故に鳥羽は胴体＝舞を「宿り木」、「巣」と比喩していた)。そのため意識を奪われていた舞は「意識が戻ったころには手が血まみれになっていた」と嫌悪感を吐露していた。
鳥羽は対象を見ただけで適合するガイアメモリの色を見分けることができるハイドープ能力の持ち主で、舞をオウルの胴体に選んだのもこの能力の恩恵である。
最初の戦闘では胴体を操って生身の照井竜を傷を負わせたが、ルナトリガーの裏技「トリガー・シャインフィールド」によって本体が暴かれるも胴体と合体し、仮面ライダーアクセルを高所から突き落とし重傷を負わせたあと生身の人間を切り刻むことに快楽を見出すゲスな持論を展開して飛び去った。
その後あらかじめ翔太郎から指示を受けていたときめによって逃げていたバンにスパイダーショックを取り付けられ、アジトを知られて舞を救出するも搬送先の病室で近くにいた鳥羽によって強制的に変身させられてしまう。変身させられた舞は竜を病室の外に吹っ飛ばし、今回の依頼人である「逢瀬奈々」を殺そうとしたが奈々の必死の謝罪で一時的に正気を取り戻すものの戻ってきた本体によって再び合成させられ、激高した亜樹子のスリッパを切り裂いた後今度こそ殺害しようとするも、死んだと思われていた竜によって阻まれる。
関連タグ
五条一葉/スクリーム・ドーパント：元教え子
オウルオルフェノク：フクロウ怪人且つ変身者が教師繋がり。吐き気を催す邪悪といえるゲスな精神を共通としているが、オウルオルフェノクは自分より才能のある人間をねたんで再起不能にしていたのに対し、鳥羽＝オウル・ドーパントは才能のある人間を自身の強い肉体に利用することであったことから才能のある人間の扱いは真逆。
