無敵要塞デモニカ

むてきようさいでもにか

『グレートマジンガー』に登場するミケーネ帝国の万能要塞。

概要

『グレートマジンガー』に登場する、ミケーネ帝国最強の移動要塞。39話で万能要塞ミケロスがグレートマジンガーに破壊されたため新たに出撃した。艦長は地獄大元帥で、Dr.ヘル部分がコックピットのカプセルに合体することで活動する。

外見は飛行要塞グールをより凶悪にしたような感じだが、出自から考えればヘルがデモニカをパクってグールを作ったか、もしくは偶然似たかのどちらかであろう。

その装甲は極めて頑健であり、グレートマジンガーの猛攻にも小動もしないほど。グールに比べると武器は口（船首）から発射するミサイルだけと地味であるが、その威力たるや超合金ニューZを破壊するほど。

科学要塞研究所を総攻撃し壊滅させるも、マジンガーZに内部から荒らされ、ダブルマジンガーとダイアナンA、ビューナスAの一斉攻撃を数分に渡り浴びせられ続けたことで遂に装甲がぶち破られる。最後は地獄大元帥とヤヌス侯爵諸共大爆発し海の藻屑になった。

『スーパーロボット大戦』シリーズではDC戦争及びCOMPACT2＆3、64、Aで登場。

マジンガーチームにとっての宿敵のヘルが最後に載っただけあって、大ボスとされることが多く扱いが良い。

COMPACT3では前作（こちらでは地獄大元帥になる前のヘルが搭乗）で撃墜されたので人工知能が動かしている。

メイン画像の様に白を基調としたカラーに変更され、グールのような翼に加え全身に大砲がハリネズミの如く付けられるなど禍々しい姿にリ・イマジネーションされている。

こちらではヘルが死亡していないので、暗黒大将軍の旗艦として登場した。本作ではコックピットカプセルは無く暗黒大将軍は乗っかって命令を出しているだけである。

その巨体を用いた突撃は（とんでもなく強力なファイヤーブラスターを浴びてヘロヘロになっていたとはいえ）妖爬虫将軍ドレイドウを一撃で木端微塵にするほどの威力。

マジンカイザーを富士山の岸壁に叩き付けてそのまま押し潰そうとするも、マジンパワーによって受け止められて投げ飛ばされてしまい、コントロールが効かなくなったところをスクランダーブーメランで唐竹割にされて爆発四散した。

こちらもスパロボでは出てくるっちゃ出てくるけど、全体的にカイザー版のミケーネは扱いが良くないので旧作ほどの活躍は期待できない。

株式会社ミケーネの課長で、デモニカを模したアヒルさん帽子をかぶった幼女。アラレちゃん並みに純真かつ乱暴でめちゃくちゃ頑丈。お帽子はお祖父ちゃん謹製の品で、ぐずるとミサイルを放つため周囲も泣かせまいとしている。