CV:徳角浩太郎
データ
- 対象ヒューマギア/職業:森筆ジーペン/漫画家アシスタント
- 身長:228.6cm
- 体重:162.0kg
- 特色/力:貝類の絶滅種/重装甲/ドリル
概要
『仮面ライダーゼロワン』第5話「カレの情熱まんが道」に登場。
連載15年で累計1億部を売り上げる売れっ子漫画家の石墨超一郎の漫画家アシスタント型ヒューマギア・森筆ジーペンが、腹足類の絶滅種「ビカリア」の「ロストモデル」が内蔵されたビカリアゼツメライズキーをゼツメライザーに装填して変貌した、巻貝型マギア。
巨大な巻貝が頭部に張り付いた様な容姿を持っており、胸部に赤く伸びた目の様な突起があるが、貝殻の下部分に大きめな複眼を持つ。
頭部と両腕部に装備した強固なドリル『ドリスネイラー』を使った戦闘を得意としている。
また、このドリルで地面を掘り進み、地中を移動することも可能。
また、頭部の貝殻の様な装甲は強度は並大抵の攻撃を弾き返す程に強固であり、変身音で『コンクリートすら噛み砕く』と謳われたバイティングシャークでさえも中々傷つけることができなかった。
ただ、この装甲は高熱に弱く、バルカンのアタッシュショットガンの攻撃から、『情熱』という言葉からの連想で或人が看破した。
また、マギア共通のハッキング能力で、他のヒューマギアたちをトリロバイトマギアへと変えてしまう事もできる。
言葉を発していた今までの個体とは異なり、常に唸り声の様な声しか上げていない。代わりにすべてのドリスネイラーを破壊された時にうろたえるような身振りを見せるなど、今までの個体と異なる妙に人間臭い仕草も見せている。
活躍
石墨の優秀なアシスタントととして職務を全うしていたが、自我が芽生えて石墨がヒューマギアを「道具」と認識して、ヒューマギアを奴隷のように扱う態度に嫌気が指し始めた所に迅にマギアとして仕立て上げられてゼツメライズし、迅の命令で或人の持つプログライズキーを強奪する為にゼロワンと交戦。
ドリスネイラーの硬さで優位に立ち、様子を見に来たアシスタント達をトリロバイトマギアに変化させてより有利な状況を作り出すも、介入して来たバルカンにトリロバイトマギアを撃破された挙句、新兵器『アタッシュショットガン』の頭部に受けた事で地中に潜って一旦撤退する。
翌日、再び石墨邸に出現するも、居合わせていた或人/ゼロワンによって埠頭に誘導される。最初はアタッシュカリバーによる攻撃をことごとくはじき返すも、パンチングコングに変身したバルカンのアタッシュショットガンで両腕のドリスネイラーを破壊され、続けてフレイミングタイガーに変身したゼロワンにサザエの壷焼きのごとく殻を焼き尽くされ、頭部のドリスネイラーも破壊されてしまう。
柔らかい本体が露わになったところで、トドメとばかりに『フレイミングインパクト』を食らって爆散した。
余談
- モデルの「ビカリア」は、新生代第三紀の始新世から中新世にかけてに生息していた巻貝の一種で、現生する貝類「キバウミニナ」の近縁種。