CV:名塚佳織
概要
暗黒星雲にスカウトされ、竜牙とのバトルで初めて敗北を経験し彼の強さに惹かれ暗黒星雲に入った少年。水地零士が登場するまでは暗黒星雲のナンバー2と目されていて、ビッグバンブレーダーズ日本代表ではサブメンバーに選ばれている。スーパーサブと称されることもある。
銀河には「ベイブレードの天才」と評され、その必殺転技を破るには努力と工夫を積み重ねていくしかなかったと言われているが遊本人は努力の意味が分からないと言い、練習や修行もせずにバトルに挑むことが多い。また彼の必殺転技は強力だがバトルでそれに頼り過ぎており、ひとたび破られると即座に負けに繋がることをアレクセイに看破されている。さらに超振動による砂地獄は仲間を巻き込むこともあり、タッグバトルでの相性は悪い。唯一砂地獄の上を超低空で滑空できるアクイラとは相性が良く、タッグでは翼と組むことが多い。必殺転技はベイにかかる負担が大き過ぎるとも言われている。
爆編では暗黒星雲で同期だった翼のことを何かと気にかけており、ビッグバンブレーダーズ日本代表選抜大会での翼とキョウヤの試合では翼を応援している。また流星が暗黒の力に犯されて暴走した翼をガンガンギャラクシーのメンバーから外すことを提案した際、彼は最後の最後までそれに反対し、こんな形でレギュラーになんかなりたくない、翼を外すなら自分もチームから離脱するとまで言い切っている。
特徴
濃い黄色のショートヘアが特徴。幼い容姿相応に無邪気でわがままな性格をしているが異常な程の強さを誇り、また愛着が湧いた相手に独特のあだ名をつけるくせがある。
練習もせずに何でもできてしまう天才肌で、キョウヤの獅子暴風壁のわずかな切れ間を見極めたり、砂嵐の中でもベイの位置がわかる力を持っている。子供扱いされることを嫌うが、暗黒星雲での自室は玩具やぬいぐるみで溢れ返っている。
過去については明かされていないが、アニメ第82話でグレイシーズのエンソに「のうのうと生きてきた」と比喩された際に、「僕のことについて何も知らない癖に!」と激怒している。
使用ベイブレード
- フレイムリブラT125ES
てんびん座がモチーフのスタミナタイプのベイ。
トルネード125トラックのダウンフォースと先端がフリー回転するエターナルシャープボトムによる破格の安定感と持久力を特徴とする。
アニメ版では地面を砂に変えるほどの超振動を発生させる能力を持っており、ESボトムで砂の上でも自在に動ける。
必殺転技
- ソニックウェーブ
リブラから発生する超振動によって周囲を砂地獄と化す。スピードアップした強化版の「ソニックバスター」が存在する。
振動を弾丸のように連射し攻撃に用いることも可能。
- ラストジャッジメント・インフェルノ
遊曰く「奥の手」。巨大な緑色の光柱のごとき超振動の渦を発生させ、周囲のベイを引きずり込んで回転を奪う。発動中のリブラは無敵の鎧を纏っているも同義で、無闇に攻撃を仕掛ければ逆に吹き飛ばされてしまう。
空間全体に作用する大技であり、その場にいる者が頭痛を起こしている描写がある。
数倍に強化された「ファイナルジャッジメント・インフェルノ」が存在する。