幻想郷におけるポケモンは
バトルさせたり、食用にしたり、強奪、妖怪化、と色々世紀末
この動画を見たら普通のポケモンバトルを生温く感じてしまうこと間違いなし
これはポケモンの常識を超えた世界で戦う少女の物語
概要
ゆっくり実況者のリア氏が投稿する動画シリーズのひとつ「幻想ポケ遊戯 第5部」にあたるポケモン対戦動画シリーズ。厳密には章ごとにタイトル名が2種類あるが、本項では併せて解説。
問題作ポケ鹿の投稿が終わり本格的に第七世代環境に移行した今作。ようやく本家ポケットモンスターシリーズでのバトル動画になった反面、改造シリーズならではの技や戦術が通用しない問題が発生した。しかし、うぷ主はキャラのほとんどが改造ポケモンを使うという大胆な演出を採用、さらに今作から新ルールを導入したり新たな改造ポケモンの区分を追加した結果、ベガ環境時代を上回る超次元バトルを実現した。
また、2バージョン制と複雑な展開でストーリーがわかりにくかったという反省点から、群像劇形式はそのままにストーリーを大幅に簡略化・区切りを定期的につけることで新規視聴者にも比較的わかりやすい展開を意識したとのこと。ただし、本家シリーズに移行したことで改造行為を助長する動画ではないという点を再三にわたって警告しており、うぷ主曰く「演出には編集や改造をひたすら駆使する都合上チャンネルでは最も製作に時間がかかる」とのことで、あくまでメインのシリーズではないとしている。
霊夢が改造ポケモンと戦うようです 500年前の幻想郷編
約500年前の幻想郷に迷い込み、現代に帰るため奮闘する博麗霊夢。
手掛かりを集めた結果、行方をくらました自らの先祖博麗霊寺が本来するはずだった行動を辿ることが現代への帰還に繋がるのではないかという推測から、彼に代わって当時のチャンピオンだった伊吹萃香を倒し彼女の使役するポケ神ルシフェルを封印を手伝う羽目になった。
それでも霊夢は新たな力を得た仲間たちはもちろん、現代の仲間たちの先祖にあたる錬金術師霧雨魔理玖やいい男アーベ・マーガトロイド、クズ剣士魂魄妖牙と共に激闘を繰り広げるのだった。
(オリジナルキャラクターは太字表記)
主要人物
前回の白玉塔での一件にて、自らの先祖の代行をすることになり、面倒な修業やトラブル解決をする羽目になった。この世界に慣れてきたのか本来のルールに則ったバトルをするようになり、相棒のピカさんや主人公補正を武器に現代以上に物騒で悪人だらけの幻想郷を戦い抜く。
以前よりもゲスな人物が大幅に増えたことから、アンティルールによるポケモンの強奪権を行使するようになり、「少なくとも本人が心から反省するまで預かる」という名目で使用する決意を固めた。また、本気を出すとモデルチェンジすることで「博麗巫女モード」なる状態に変化し、通常時よりも冴えわたる直感とより強力な主人公補正で戦えるようになる。
一方で、手持ちや主人公補正が強力な分霊夢本人の実力そのものは中の上程度で、実は一種のスランプ状態にあるらしいことが判明する。
- ピカさん(ピカチュウ) <でんき>
- 霊夢の相棒にして主力を務めるピカチュウ。オス。
王者のような風格とかなり古風な口調が特徴で、(ゲーム上では普通のピカチュウと変わらないが)霊夢から貰った深緑色のマントを纏っている。相変わらずケチャラー。
以前同様文句なしの実力者として扱われ「鬼神」の称号を得たこともあるが、長期間幻想郷に滞在していた影響から幻想郷特有の現象「幻の特性」に目覚め、前代未聞のちからもち+でんきだまピカチュウとなり名実ともに「鬼神」に相応しい超火力を手に入れた。
- ティナ(ジラーチ) <はがね・エスパー>
- ポケモンに改造された人間の少女という過去を持つジラーチ。性別不明扱いだが一応メス。
以前まではオリジナルポケモンのオルマリア(ゴーストタイプ)だったが、今作以降ジラーチとして進行することになる。能力値や特性は普通のジラーチだが、特性てんのめぐみを活かしたひるませ戦法を得意とする両刀アタッカーで、ジラーチ特有の能力である「願いを叶える能力」によって小さな願いであれば何でも叶えられるようになった。
ピカさんに相変わらず好意を持っているが、相手は超鈍感男なので恋路はやはり難航している。
- 霧雨魔理玖
- 霧雨魔理沙の先祖にあたる錬金術師兼商人の青年。種族は人間。
かなりの実力者にして超が付くほどのお人好し。力が支配する幻想郷を変えるために活動しており、偶然から行方不明になった親友の子孫である霊夢に協力している。
前回ではその圧倒的な実力で数々の激闘を繰り広げたが、その実績が仇になったのか今作ではバトルの場面は極めて少なく、終盤になってようやく彼の主力が判明するほど。
ちなみに、以前の魔術や錬金術の腕前は今作でも健在で、それどころか錬金術と商才を利用して巨万の富を築いている大富豪であることが判明した。
- アーベ・マーガトロイド
- アリス・マーガトロイドの祖父にあたるいい男。種族はおそらく魔法使い。
前回の一見以降仲間になったが、引き続き阿部さんネタで迷活躍を見せる「ノンケでも女でも構わず食っちまうような」いい男。ただし、それさえ除けば義理堅く男気のあるいい漢。地味にトレーナーとしての実力も高く、それらの点は霊夢にも評価されており信頼されている。
- ゴリさん(マッシブーン) <むし・かくとう>
- アーベの主力であるマッシブーン。性別不明扱いだが一応オス。
元々はゴリチュウだったが、今作以降マッシブーンとして進行する。幻の特性(ムラっけ)の持ち主であり、その耐久力も合わさり運次第とはいえタイマン性能が非常に高い。
後に霊夢とのバトルの結果霊夢に(強引に)託された。
どちらも元はゴリチュウかつ幻の特性の持ち主であり、イイオトコはテクニシャンによる高火力アタッカー、イイオンナはメロメロボディ+しんかのきせきによる物理耐久戦法が特徴。
- 魂魄妖牙
- 魂魄妖夢の父にあたる白玉楼の庭師兼剣士の少年。種族は半人半霊。
ある酷い経験から歪んでしまった救いようのないクズ野郎で数々の悪行を働いていたが、白玉塔での一件で霊夢による闇のゲームと自らの過去の真実を知ったことで改心し、卑怯な性格こそ変わらなかったが本来のポケモンを愛する心を取り戻し霊夢一行の仲間になった。
非常に弱く経緯上霊夢たちからの評価は極めて低いが、卑怯者ならではの立ち回りでトリックスターとして活躍、終盤では自らの過去と真摯に向き合い人知れず幻想郷の危機を救うなど、以前の彼を知る者からすれば信じられない程の男気を見せるという大成長を遂げた。
ちなみによく嘘をついたり人を騙す彼だが、元が純粋なためか人からの嘘やハッタリには逆に弱くどう見てもわかるような嘘でも信じてしまう上、霊夢の正体と事情についても割とあっさり信じて霊夢たちを驚かせていた。
- アイラ(ストライク) <むし・ひこう>
- 妖牙の主力を務めるストライク。メス。
妖牙に扱き使われていたが、白玉塔での一件以降言葉を話せるようになり妖牙と心を通わせた。
むしタイプの王族ポケモンであり、回避率を最大まで上げる程度の能力を持つ。また、今作では環境の都合上存在しなかったテクニシャンを会得し、敵の攻撃をかわし続け特性で強化されたれんぞくぎりやつばめがえしをひたすら打ち続ける戦法を確立した。以前までは能力使用に一度かげぶんしんを経由する必要があったが、妖牙がトレーナーとして成長したためか場に出た瞬間から発動できるようになり、後に妖牙がさらに成長したことで真の能力任意のポケモンの回避率を最大まで上げる程度の能力を発現した。
気弱でひかえめな性格で誰に対しても敬語なほど腰が低い。凄まじい食欲の持ち主で、空腹時に食べ物が絡むと性格が変わり、放っておくと飲食店の食料をすべて食い尽くしてしまうほど。好物はおいしいみずで、妖牙に拾われたのも空腹のあまり森で行き倒れていたところ、妖牙においしいみずを与えられて介抱されたことがきっかけ。
レベルが低いのでバトルでは戦力としてあまり期待されていないが、劇中では何度も霊夢や妖牙のピンチを救っており、終盤では主人を助けたい一心からウルガモスに進化し大活躍を見せた。
妖牙の財布を圧迫しているが、本人は優しい妖牙のことが大好きでいつも感謝の気持ちを伝えており、妖牙の方もなんだかんだで彼女を甘やかしている。
- ユユコン(ビビヨン) <むし・ひこう>
- いつの間にか妖牙の仲間になっていたビビヨン(せつげんのすがた)。メス。
悪徳警察十六夜白夜編の登場人物
- 500年前のルーミア
- 人喰いならぬポケモン喰いの罪で捕まっていた妖怪。
- アリッサ
- 生きたポケモンの皮を剥ぎ殺した罪で捕まっていた女性。種族は不明。
- 500年前の射命丸文
- 怪盗として連続窃盗事件の罪で捕まっていた天狗。
- 十六夜白夜
- 十六夜咲夜の先祖にあたる当時の幻想郷で警察を務めていた青年。種族は人間。
少女が改造ポケモンで戦うようです 新四天王選抜試験編
現代の幻想郷の秩序を守る、ポケモン境界と名を改めた役割論理では、組織化1周年を記念してバトルロイヤル大会が開催されていた。役割論理四天王を再編成した新たな幹部境界四天王を決めるための大試験である。
敬愛するものの遺志を継ぐために戦う橙や比那名居天子、己の実力を示す修業として戦う旧四天王のルーミアや古明地さとり、そしてポケモンマスターへの足掛かりと言いつつもなんとなく参加する新世代オマルライダーにしてみすちーことミスティア・ローレライ。
果たして新四天王の座を手にするのは誰なのか?名誉と信念を懸けたバトルが開幕する……
しかし、あの極悪ナビゲーターの忍び寄る狂気に気付く者は誰もいなかった……