ゴロサンダー

ごろさんだー

ウルトラマンタイガ第18話に登場する厄災の神。

「女、気に入った」

データ

『ウルトラマンタイガ』第19話「雷撃を跳ね返せ!」に登場。

でっぷりとした腹に、アヒルのような口が目立つ間抜けそうな顔つきが特徴の雷撃獣神。

両肩には発電機のような突起を備えた装甲、胸には太鼓にも見える二つの丸いパネルが付いており、その手には「ゴロン棒」という木を削って作ったような棍棒を持っている。

一応の知性は有り、片言口調で喋り「ゴロロロ……」と笑う（鳴いている？）。

宇宙に名を轟かせる雷神にして、出会った者には必ず死が訪れると恐れられている厄災の神とされており、召喚されると有り余る闘争心を満たす為に、戦い続けるといわれている。

胸の太鼓のような器官をドラミングするように叩いてエネルギーを充電し、その電力を片腕の吸排口からサンダースパークなる技として発射する他、両腕からはゴロタツマキという竜巻を放って敵を攻撃する。そして武器であるゴロン棒は1億アンペアの電流および1兆ボルトの電圧を発生させることができる。

あまり強そうには見えない、ひょうきんな姿をしているが、称号に違わずその実力は本物であり、サンダースパークを重ねる事でエレクトロバスターを押し返す等搦め手なしの真っ向勝負で苦戦知らずだったタイタスを追い詰め、トライストリウムとも互角に格闘戦が行える程。

股間を中心に回しのような部位に加え、塩撒き、攻撃アクションに連動してお囃子が鳴る等、随所に相撲や力士を思わせる演出がなされている。

本話監督の辻󠄀本監督曰く「タロウっぽい怪獣」を意識したとの事で、間の抜けたような外見やどこか愛嬌のある動きをするが、そこからは想像も出来ないような強豪怪獣であるというのはまさしくそれと言えるだろう。

なお、声優も辻本監督自身が担当している。