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名刀電光丸の編集履歴

2019-11-20 19:19:01 バージョン

名刀電光丸

めいとうでんこうまる

藤子・F・不二雄原作の漫画・アニメ作品『ドラえもん』に登場するひみつ道具の一つ。

概要

藤子・F・不二雄原作の漫画・アニメ作品『ドラえもん』に登場するひみつ道具の一つ。別名「秘剣電光丸」。

コンピューター内蔵の剣。コンピューターが最適な行動を自動的に取らせるので、どんな人でも剣の達人相手と斬り合って勝利することが出来る(むしろ人間の方がこれを動かすための部品と言える。ドラえもんも「これさえ持っていれば眠っていても勝てる」と言い切っている)。

耐久性も凄まじく、こん棒のような大きく硬い物で叩かれてもビクともしない。更に使用者の腕力や身体能力もお構いなしで敵を斬り倒していく(実際に非力なのび太でも大男が振り下ろしたこん棒を片手で受け止めており、後述の宮本武蔵も大勢の敵を自分でも気づかない内に一瞬で斬り倒している)。


原作「名刀【電光丸】」ではドラえもんとのび太が名刀電光丸を若き日の宮本武蔵に渡してしまい、宮本武蔵もそれに気づかずそのまま電光丸を持ち去り、ドラえもん達も現代に戻る途中で電光丸が手元に無いことに気がつくが、大長編『大魔境』ではドラえもんが購入し直したのか、新しい電光丸が登場。それを受け取ったのび太がサベール隊長と戦った。


相手の強さによって電光丸の攻撃力は変わるらしく、子供のチャンバラごっこならせいぜい相手にタンコブを作る程度に留まる(2010年版「夢まくらのおじいさん」)が、相手が本気で向かってくると本当に怪我をさせかねない(2013年版「のび太vs武蔵 巌流島ちょっと前の戦い」ではのび太が宮本武蔵と対決した時、電光丸は武蔵の持っていた刀を容赦無く切断した)。

また、映画版『ワンニャン時空伝』では、攻撃してきた相手を電気ショックで気絶させている(実はこの設定は『ワンニャン時空伝』が初出ではなく、1991年に発刊された『ドラえもんのひみつ道具使い方事典2』にて、電光丸には「電気ショック発生機」が搭載されており、相手を電気で気絶させることが出来ると解説されている)。

更に水田版アニメ「王子を守れ!伝説のドラミ三剣士」では、使用者の激しい感情(基本的には怒り)に反応し、そのエネルギーを利用して衝撃波を放ち相手を吹き飛ばすという荒業も行っている。


原作短編・大長編では2度しか登場していないという非常にマイナーなひみつ道具だが、近接戦闘の王道である刀剣である為か、アニメ・映画版(特に水田版)ではバトルシーンで使われる事が多くなっている。


アニメ・映画版では電池式となっており、大抵は肝心な時に電池切れとなってしまうことが多い(ちなみに電光丸の電池切れが初めて描写された作品は『ワンニャン時空伝』である)。

それに対し原作では、名刀電光丸が電池切れを起こした描写は一切存在しない(先述の通り宮本武蔵が電光丸を持ち去ってしまったのだが、その後も彼が電光丸で戦い続けたとすると、原作・大長編の電光丸は無限動力と考えることも出来る)。

それだけでなく、原作短編・大長編の名刀電光丸は大勢の相手だろうと剣の達人だろうと例外無く全勝しており、負けた事例は存在しない


しかしアニメ・映画版では先述の電池式という設定だけでなく、どんな相手にも全勝している原作版の名刀電光丸と比べて何故か弱体化していることが多い

2017年版「天井うらの宇宙戦争」では悪役が持っていたライトセーバーに対しても問題無く斬り合っているものの、原作でドラえもんが「使用者が眠っていても絶対に勝てる」と断言しているはずの名刀電光丸が、電池切れを起こしていないにも関わらず純粋な斬り合いで敗北している。他にも「アリガトデスからの大脱走」でもドラえもんが名刀電光丸を使用して応戦しようとしたが、純粋な斬り合いで敗北してしまっている。


スピンオフ漫画ザ・ドラえもんズスペシャル』では黄色いドラえもんひみつ道具倉庫から手に入れた。「これさえあればドラえもんズのみんなに負けない強さになるぞ!」と判断したドラえもんだったが、敵や障害物と認識した物を慈悲なく真っ二つに斬り捨ててしまう習性を持つことを知り、電光丸を使うことを自らの手で止めた。


関連項目

ドラえもん ひみつ道具 妖刀 ロボット

赤原猟犬Fateシリーズ):こちらは敵を追尾する魔剣

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