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概要
「天ぷら日和」は、漫画投稿サイト「ニコニコ静画」にて掲載されているオリジナル漫画。作者はわたら氏。
なおpixivへの掲載はなく、このタグでの投稿イラストはすべて他のユーザーによるファンアートである。
食用人魚が当たり前に流通している世界。近所の福引で食用人魚を当てた人魚の苦手な青年と、青年に結果的に飼われることになった人魚の日常漫画作品。「食用」と言いつつもシリアス成分は一切なく、日常のほのぼのとしたお話を重視している。
主要登場人物
ななみ
主人公が福引の賞品として持ち帰り、飼うこととなった食用人魚。識別番号は「773」で、佐伯梢の手によって語呂合わせで「ななみ」と命名された。主人公に「自分を食べてもらいたい」と思い、様々な方法で自分のおいしさをアピールする行動をよくとっている。
とある県の天海養殖所出身であるが、作者の設定では「何県という部分は特に重要ではない」らしい。
佐伯淳也
本作品の主人公。年齢は20代前半。劇中で顔が描かれる描写はない。職業は語られていないが普通の会社員らしい。
商店街の福引で食用人魚を賞品(4等)を当てるも、食用の人魚が世の中で当たり前に食されるなかでとある理由から人魚肉が食べることができないため、仕方なくななみを自宅で飼うことになった。
佐伯梢
主人公の姉。年齢不詳。
主人公と違い、食用人魚は食べられるらしい。時折主人公宅に弁当を差し入れに来るが、その弁当はとても食べれたものじゃない見た目をしている。ななみからは食材キラーとして見られ、怖がられている。
高本さん
天海養殖所出身の眼鏡をかけた飼育員。ななみの「育ての親」。
お隣さん(雛元一家)
主人公が住んでいるアパートの住人。
妻(?)やほかの住人の存在はいまだ確認されていないが、子供の「優」「ミヨ」がいる。
宝木
食用人魚を救うという名目で、一人で「食用人魚保護協会」を旗揚げする。名前は立派だが 実質タダのニート。自宅で目に傷のあるスキュラの女の子を保護している。
一見とてもいい人に見えるが、幼魚に興奮し鼻血を垂らしたりお兄ちゃんと呼ばせる変態。よく主人公の自宅にベランダから不法侵入する(何階か不明だがおそらく高さは2階以上)
である。
父は大社長、母は脚本家、叔父は政治家とのこと。
明戸
「スーパーシンセン」で働く女性従業員。おそらく大学生か大学院生ではないかと考えられる。
スーパーシンセンの店長
万引きを絶対に許さないという強い信念を持っており、日々鍛錬を続けている。
家守
「スーパーシンセン」で働く女性社員。 未婚であるという
以外の情報は不明
他の人魚
※番号は食用人魚の識別番号。番号記載のないものは番号不詳。
モモ(100)
全体的に赤い人魚。魚種不明。
ななみ同様、おいしく食べれることを夢見ているが、CMに起用されたり、商品のパッケージにされることで有名になってしまい食べられない存在になりつつある。
普段は山田シェフという有名な料理家のレストランの水槽の中で過ごしている。
酒とたばこを吸った食用人魚
飼い主の悪ふざけで何も知らない人魚にたばこを吸わせたり飲ませたりされた人魚。命名はされていない。
そのイタズラ画像がネット上に投稿され、飼い主は「食べ物で遊ぶな」という理由で炎上したらしい。
光矢みつや(328)
作中で珍しい、食べられたくないと思っている人魚。
本来ならエラー商品として処分されるところを、搬送中に自力で逃げ出し近くの池に身を隠した。
魚種は作中珍しく判明していて、カジキマグロらしい。頭には鋭利な角があり、その威力は計り知れない。海水魚なのに淡水で生きていられるのかという質問に対し、「心頭滅却すれば火もまた涼し」と答えた。
初めは人間との付き合いをできるだけ避けて嫌っていたが、とある事件がきっかけで佐伯家に棲むことになる。
半額お嬢様
「スーパーシンセン」で長年にわたり売れ残っている人魚。一体いつから売れ残っているのかは永遠の謎。
お嬢様のようなしゃべり方が特徴で、店員を使用人と呼んだりしている。
96話で 作者の公式名称で半額令嬢となっている
目つきの悪い人魚
同じく「スーパーシンセン」で販売されている人魚だが、目つきが悪いせいでなかなか買ってもらえない。 売れ残り歴二年半らしい
お嬢様同様 作者の公式名称で 死んだ目となっている
わたがし
同じく「スーパーシンセン」で販売されている人魚
お嬢様や死んだ目 同様の 売れ残りの1匹
なぜ売れ残っているのかは 今のところ不明
売れ残り歴 十一か月
深夏みなつ(372)
主人公の実家で非常食として飼われている人魚。非常食として飼うこととなったが、いまだその役割を果たす日は遠い。主人公が人魚を食べられなくなった原因を作ったらしいが、その理由はいまだ不明。
暇な時間を本を読んで過ごしている為か頭が良く、主人公をからかってみたり 姉のお遊びに付き合ったり、意図的に面白い発想を考えたりする描写がみられる。
泉名(127)
モモの出演している魚肉ソーセージのCMに登場。CMではハイテンションなキャラになっているが、実際の私生活ではおとなしく声も小さい。
作中では初めて生きた魚を捕食するという突発性を見せた。
スキュラ
宝木が自宅で保護しているタコ?の人魚…?
宝木をマスターと呼び、体にしがみ付いている。宝木のことは「少し変態だが優しい」という認識。自身のゲソはタコ焼きの材料にされる。