概要
少女コマンドーIZUMIとは、1987年11月5日から1988年2月18日まで全15回が東映製作・フジテレビ系放送東映少女ドラマシリーズの第4作目として放送された。
当初はスケバン刑事Ⅳとして企画されたが、和田慎二が、スケバン刑事Ⅲの内容に激怒し、スケバン刑事は使わせないと言った為、シリーズ最初で最後のの完全オリジナル作品となった。(スケバン刑事Ⅲもある意味完全オリジナル作品だが、原作が無い本作の方が完全オリジナルと言える。)
スケバン刑事シリーズを宇宙刑事シリーズに例えるなら、本作は巨獣特捜ジャスピオンと言った所か。しかし、凝った作りが裏目に出て人気も視聴率も低迷し、当初予定していた全36～42話に達する事無く、全15話で打ち切りとなり、ロケット砲は初回と最終回にしか登場しなかった。
放送枠廃枠が決まっていた為、次番組は藤子不二雄の夢カメラが中継ぎで放送され、月曜夜7時半へ移動し、花のあすか組!が放送されるも、東映少女ドラマシリーズの最終作になってしまう。
放送データ
放映：1987年11月5日～1988年2月18日(全15回)
登場人物
五条いずみ-(演・五十嵐いずみ)
突如、冤罪を着せられ、秘密結社でコマンドーの訓練を受けさせられる。ある日、秘密結社を脱走し、自分を陥れた勢力にたった一人で戦いを挑む。
やはり無理があった
初代スケバン刑事と同様にたった一人で戦うのは原点回帰と言え、元女子高生がコマンドーになり戦うと言うアイデアと、いずみの周辺人物がハッキリ言って足を引っ張るだけの存在だった為、無理があったと言わざるを得ない。
余談
第一話の劇中で主題歌を歌っていたA-JARIの持ち曲でセーラー服反逆同盟のOP曲「SHADOW ON LOVE」が流れていた。
関連項目
スケバン刑事Ⅲ・前作でスケバン刑事シリーズが打ち止めになり、最終作となってしまう。
藤子不二雄の夢カメラ・次作で木曜夜7時半全国ネット枠時代の最終作
花のあすか組!・次々作で月曜夜7時半へ移動するも、ローカル枠だった為、東映少女ドラマシリーズ最終作となってしまう。
