概要
竿役とは、エロゲーやエロマンガで竿、つまりおちんちんを登場させるために用意されたキャラクターである。
いくつかのタイプに分けられるが、基本的に蔑称なので「エロシーン以外では存在感に乏しい」という事が多い。画面構成的にも添え物でしかなく、特に二次元絵だと「女性の裸を見るのに邪魔」と言う理由で半透明だったり、仕舞にはおちんちん以外は描かれていない事も多い(そのおちんちんも透明だったりする)。
主人公タイプ
俺らからしたら羨ましすぎる役得ポジションだが、態々「竿役」と呼ばれる場合は前述のとおり「エロシーン以外では存在感の乏しい主人公(笑)」である事が多い。
「(笑)」ではない場合でも、特にエロゲーではプレイヤーの感情移入を妨げないために外見や性格は無個性で凡庸にされる事が多い。
また全年齢作品であっても、ハーレム作品の男主人公が(嫌味として)たまにこう呼ばれることがある。
サブキャラタイプ
主人公の友人やライバルといった立ち位置。NTR展開を予感させる。
NTRの悔しさを強調するために主人公タイプよりキャラが立っている事が多い。
チャラ男タイプ
主にNTR作品に登場する。馴れ馴れしい・イケメン(金髪・浅黒・細マッチョ)・咥えタバコ、が基本生態。
ヒロインに馴れ馴れしく近づいてはうまいこと言いくるめてSEXに持ち込む。
しかし自分が気持ちよくなるためにSEXしてることが多く、ヒロインを肉オナホ呼ばわりする・仲間にも強引に体を提供させるなど大抵ヒロインをひどい目に合わせる。
主人公(プレイヤー)からするととても腹立たしい存在だが、それがNTR感をより強調するのだ。
汚いおっさんタイプ
デブ・ハゲ・臭そうなイメージの文字通りの存在。キモオタを兼ねていることも。
力ずくだったり脅されたり催眠されたりして、汚いおっさんと絡む事を強要される。
しかし汚いおっさんとの対比によりヒロインの美しさ・エロさが引き立つ。
彼氏タイプ
ヒロインの和姦を描きたいが(ハーレムもの以外で)主人公に本命がいる場合に用意される。
基本主人公タイプ(と言うよりはモブタイプ)と同じく、見た目が凡庸なことが多い。
モブタイプ
モブの名の通り見た目以外のキャラ付けがほとんど無い、正に竿のためだけの存在。
序盤は影も形もないが、エロシーンになると突然わらわらと集まってくる習性がある。
基本的にモブとセックスする=NTR・輪姦展開なのでそういった作品によく生息している。
また悪役主人公がヒロインを脅したり催眠術をかけたりして、ヒロインの方からモブを誘うようにさせる展開も存在する。
タイプは人間からモンスターまで様々。
クズ市民タイプ
主にスーパーヒロイン(魔法少女)モノに登場。
普段は自分たちを守ってくれるヒロインに頼り切りだが、いざヒロインが負けると悪役の言いなりとなってヒロインに襲い掛かり、ヒロインが逆転すると更に掌を反すクズども。
ヒロインが負ける前でも洗脳や恐喝(ヒロインを襲わないと町ごと吹き飛ばす等)により襲い掛かる場合もある。
スーパーヒロインがどんなに力を持っていても、守るべき市民に対して力をふるう事が出来ないのがミソ。…現実的な奴なら「てめえらが悪い」とぶち殺しそうだけど。
亜人モンスタータイプ
オーク・ゴブリンなど。要は汚いおっさんを更にとがらせたタイプ。
人ならざる汚れた存在でありながら人と似たようなプレイができるためエロシーンが作りやすい便利な竿役。
ゴブリンは小さいため複数人で押さえつけても視界を邪魔しないメリットがある。
基本陵辱モノだが、最近では流行の逆を行く受け身な個体も登場している。
また「悪の戦闘員」的なモブタイプではなく、個性を持ったサブキャラタイプも登場するようになっている。
不定形モンスタータイプ
触手スライムなど。複数穴同時責めなど人にはできない激しいプレイが魅力。