概要
八尋寧々のクラスメート。生徒会副会長。身長167cm、赤っぽい茶髪に黒縁の眼鏡がトレードマーク。
特技は背負い投げで好きなおやつはラズベリーパイ。
人物
普段は真面目で大人しく、誰にでも別け隔てなく親切でクラスからも頼りにされてる。
だが家が隣同士の幼馴染、赤根葵のことがかなり病的に好きで葵のこととなると少しネジがゆるむ。
葵の言動によって自らを作り変えており、葵が頭脳明晰タイプに惚れれば猛勉強し成績学年１位になり、生徒会に憧れれば選挙に立候補、当選し生徒会に入るなどなど……それでも告白してはフラれ通算０勝３６４２敗と振り向いてもらえない。
葵に告白しようとしたり好意を寄せる者がいようものならそのフラグを折り続けており、その際に野球バットを相手に振り回すなどしている。(ギャグ描写が強いので本当に殴っているのかという疑問は少々野暮かもしれない)
葵が昔くれたハニワの置物をハニ太郎と名付けている。肌身離さず持っているそうだが毎回いつの間にかどこか行くそう。（恐らくもっけの仕業）
とにかくアオちゃんが好き
前述したが、幼馴染の葵が好きであり彼女のことをアオちゃんと呼んでいる。
好きになった経緯は現在不明だがたとえ振り向いてもらえなくとも守ると決めているほどである。彼が好きなラズベリーパイは葵と同じであり、アオちゃんの作ってくれるものならなんでも好き。(但し作ってもらったことはない)
最近の悩みについてアオちゃんが可愛いから毎日ハッピーだよ！と回答しており彼にとって彼女に振り向いてもらえないのは悩みではないらしい。他にもアオちゃんが生きていてくれればそれで毎日がハッピーとも言っている。兎にも角にも「アオちゃん第一」といった感じに溢れている。
ネタバレ（五巻）
以下ネタバレがあります。ご注意下さい。
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正体はかもめ学園七不思議一番「三人の時計守」のひとり。時を止める時計を持っていて一日三回、かもめ学園の中でだけ使える。見た目が多少変るがそれ以外は普通の人間と同じ。怪異になった経緯は一番(他ふたり)の勧誘で仕込みの自作自演。中等部の入学式の日、葵と校舎の外を歩いているときに未来を司る時計守、ミライによって葵が命の危険に晒され、迫り来る危機の中、茜は強く願った。
止まれ 止まれ 止まれ 止まれ！！！
――さて少年 時を操る力が欲しいかね？
過去を司る時計守、カコが現れそしてチカラを手する代わりに七不思議一番と縁を結んで怪異になった。契約期間は六年間、卒業までとされている。時計守の他二人にこき使われていて主に大時計の掃除をさせられている。また、ふたりに名前がない為、過去を司る時計守を「カコ」未来を司る時計守を「ミライ」と名付け呼んでいる。
「これまで通りの生活がしたい」という茜の願望により彼がつけているメガネには生徒会長兼祓い屋である源輝によって霊力が一般人レベルまでに抑えられるまじないがかけられている。このメガネをかけている間は怪異が見えず、霊力も抑えられている為簡単に怪異の術にも引っかかる。それ故「告白の木」の際に友人の山吹檸檬とうっかり結ばれてしまった。
人物その２(キャラクターとの関係性)
怪異のことが「大っ嫌い」で大好きな葵を危機的状況に遭わせられた為か良く思っておらず、「人殺しは嫌い」「これだから怪異は嫌なんだよ 人の都合はおかまいなし、なんの脈絡もなく襲ってくる」と嫌悪を露わにしている。
また花子くんに対して(人殺しという点についてなど)厳しい態度をとるが花子くんからは何故か好かれている様子。
源輝とは同じ生徒会で茜は七不思議として、輝は祓い屋として怪異と関わりがありそれをお互い知っているのでそうした話をすることがある……が
輝からは「先輩への敬意が足りない」「怪異に関わることで受けるストレスを解消させたい」といった理不尽な理由から霊刀の雷を浴びせられたり怪異捕縛用の数珠で吊るされたりすることが多い。それに対して「パワハラ野郎」と罵るがまじないの恩なのか単なる力関係なのかいつもの様にバットや背負い投げなどの力で対抗したりはしない。
