ゆんゆん(このすば)

ゆんゆん

ライトノベル、及びテレビアニメ『この素晴らしい世界に祝福を！』の登場人物。また、スピンオフ作品『この素晴らしい世界に爆焔を！』のヒロイン。

「……我が名はゆんゆん。アークウィザードにして上級魔法を操る者。やがて紅魔族の長となる者……！」

CV：豊崎愛生(アニメ)/花澤香菜(ドラマCD)

人物

紅魔族の族長の娘でありめぐみんの同級生にして自称ライバル。

年齢はめぐみんと同じ14歳。

芯が強そうながら大人しめの顔つきで優等生のような印象。

めぐみんより少し背が高くスタイルも良い。

黒のローブと黒のマントに銀色のワンドを持ち、腰には短剣(ダガー)を差している。

大人しそうな見た目とは裏腹に気が短く好戦的で負けず嫌いなどめぐみんと似ている部分がある。

普段はおどおどした態度が多いが言うことははっきり言う性格で割りと容赦がない。

逆境に強くいざというときはすぐに腹を括れる芯の強さがある。

頭は良いが人が良すぎるため騙されやすいチョロい面があり、特に「友達」と言われると断れなくなる

名乗りや口上を恥ずかしがるなど紅魔族らしくないところがあり割りと常識的だが、夢のある話やカッコいいフレーズに目をキラキラさせる・戦闘や勝負事などを好むなど紅魔族らしいところもある。

変わり者が多い紅魔族の中では珍しく常識的な性格だったため、周りから浮き気味で「変わり者」扱いされていた。

学生時代は成績を競い合っていためぐみんに毎日のように勝負を挑んでいたが、ほぼ毎回めぐみんの奇策にはまり負けていた。

勝負には必ず対価として昼食用のお弁当を懸けていたので毎回負ける度にお弁当を巻き上げられていたが、味を褒められるのはうれしかったようで家が貧乏なめぐみんの食事の世話をしていた。

職業はめぐみんと同じく上級職のアークウィザード。

爆裂魔法しか覚える気がないめぐみんとは異なり中級・上級魔法、テレポートなどが一通り使え体術もこなせる文武両道の魔法使い。

作中で最も多く使う得意技は術者の魔力次第で切れ味が変わる上級魔法『ライト・オブ・セイバー』

万能で優秀なためパーティーを組む必要性が無く、彼女自身のぼっち気質も重なってアクセルの街に来てから未だにパーティーを組めずにいる。

紅魔族らしく知力も高いがめぐみんには敵わず煽り合いや口喧嘩では必ず負ける。

紅魔の里で変わり者として浮いていたことと、本人の生来のぼっち気質(※)のせいで自信をもって友達と呼べる人物がとても少ない。

アクセルの街の冒険者たちからはとても慕われているが気を遣って自分から人に声を掛けることが出来ず、人前に出ても恥ずかしくてすぐにその場を立ち去ってしまうため人付き合いが嫌いだと思われている。

冒険者たちが声を掛けないのも助けてもらった感謝の代わりに一人でそっとしておいてあげよう、という事になっているからである。

カズマはゆんゆんのぼっちエピソードを聞くたびに心から同情している

アニメで描写された過去では「もう、悪魔が友達でもいいかな」と呟いて悪魔を召喚しようとするなど若干ぶっ飛んでいるところがある。

※

・家で延々と一人チェスをする

・サボテンに話し掛ける

・トランプタワーなど一人遊びが得意……など