強い念は死後も残るという
HUNTER×HUNTER の登場人物で、キメラアントの王直属護衛軍のひとり。通称ピトー。猫型の蟻で一人称はボク、語尾に「~ニャ」と付けることが多い。性格は気まぐれで、自分が楽しいと夢中になってしまうタイプ。逆に興味がないことにはとことん無関心。
戦闘能力が非常に高く、初登場から3話目でカイトを殺害。ネテロをして「あいつ、ワシより強くね?」と言わしめた。カイトを無残な姿に変えたゴンの仇敵。
登場した当初はカイトやポックルの殺害で、容赦のない無邪気な残酷さが際立つキャラクターだったが、話が進むにつれどんどん人間味を増し、大切なものを守るために戦う姿が描かれた。作中では高い人気を誇り、Pixivにおけるキメラアント系キャラクターでも投稿数が多い。
ストーリー(ネタバレ)
討伐軍による宮殿襲撃時、瀕死のコムギを王の為に治療している最中にゴン達と遭遇する。カイトを元に戻すことを条件に何とか彼女を完治させるが、ゴンの容赦の無い強靭な意志に危機を感じ、王に仇をなす敵としてゴンの抹殺を決意する。治療を終えたコムギを人質にとられたピトーは、ゴンと共にカイトを安置しているペイジンのアジトに向かうが、プフの策略によりコムギを奪還したと誤解してしまう。
コムギの治療中待ってくれたゴンに対し、「せめて最後くらいは正直でいたい」と考えたピトーは、カイトは既に死んでいて蘇生できないことをゴンに告げる。しかしこれがゴンを覚醒させる切っ掛けになってしまう…
念能力
特質系能力者
水見式を行ったところ、葉が枯れた。
非常に不気味なオーラの持ち主で、不定形の円は最大2kmにも及ぶ。
玩具修理者(ドクターブライス)
特質系の念能力。 外科医姿の念人形を使い、対象の肉体を修復・改造することができる。ただし死人は腐敗しないように作り直すだけで生き返らせれない。
この念人形は発動させた場所から移動させることができず、ピトーは念人形から20メートル以上離れることができない。使用中は全オーラを集中させなけばならないため、これを発動している間は他の能力を使う事が出来ず、ピトー自身がオーラを纏うことすらできなくなる
操り人形(仮称)
操作系の念能力。傀儡師姿の念人形を相手にとり憑け自動(オート)操作する。一度に操れる人形の数は非常に多い。人形に喋らせることもできる。
黒子無想(テレプシコーラ)
ネフェルピトー が全力で闘う時に発現させる操作系の念能力。バレリーナを模した念人形を出現させ、手から糸を伸ばしピトー 自身を操る。
その他
王直属護衛軍
ネフェルピトー シャウアプフ モントゥトゥユピー 以上3名で構成される。
キメラアントにおいて、王と護衛軍のみが女王から名前を賜った。ピトーは護衛軍の中で最初に生まれた蟻。王に対する忠誠心は非常に強く、プフのように王に「理想」をあてはめて画策するタイプではなく、有りのままの王を受け入れ従っている。
性別不明
HUNTER×HUNTER における三大性別不明キャラクタター。残りの2人は、クラピカ とカルト 。作者の趣味で性別が変化する。
デザインの変遷
HUNTER×HUNTER では、稀にキャラクターデザインが変化することがある。ピトーは初期の無感情・中性的なデザインから感情豊かな可愛らしい容貌へと変化している。