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フレッシュプリキュアの編集履歴

2020-01-18 08:55:35 バージョン

フレッシュプリキュア

ふれっしゅぷりきゅあ

プリキュアシリーズの6作品目にして、チームとしては4代目。

概要

正式タイトルは「フレッシュプリキュア!」。

2009年2月1日から2010年1月31日まで全50話が放送された。

今までのシリーズにはなかった様々な新しい要素が取り入れられ、その多くが後のシリーズに受け継がれている(一年完結前提の物語構成、エンディングでの3DCGによるダンス映像など。詳細は後述)。そのため、プリキュアシリーズが長期に亘り安定して続けられるようになったが本作によって築かれたと認識するファンも多い。


第一作『ふたりはプリキュア』から東映アニメーションの担当プロデューサーを務めていた鷲尾天が『怪談レストラン』『ノイタミナ』担当に異動し、代わって『ノイタミナ』を受け持っていた梅澤淳稔が、本作より二代目担当Pに就いた(『スマイルプリキュア!』まで)。

なお、梅澤淳稔がプロデューサーを務めたプリキュアシリーズは全てタイトル末尾に何らかの記号がつく。

※検索タグでは「!」を付けないイラストが多かったので、便宜上こちらの項目にまとめてあります。

また、本作より東映アニメーション側の企画責任者として関弘美ニチアサに帰参した。(ニチアサスタッフとしては『明日のナージャ』以来。のち『スイートプリキュア♪』まで)


シリーズディレクター(監督)は志水淳児座古明史

キャラクターデザインは香川久。プリキュア達の頭身が過去作よりも上がったうえモデル並のスタイルになったため今までのファンを驚かせた。

シリーズ構成およびメイン脚本を担当したのは前川淳。テレ朝のニチアサ番組として前川がシリーズ構成を務めたのは『魔法戦隊マジレンジャー』以来であり、この枠における東映アニメーション少女向けテレビアニメとして前川が脚本参画した作品ではサブ参加を含めれば『おジャ魔女どれみ』(無印)以来となった。余談だが前川は『どれみ無印』での自身担当回でこれらの前段階かと思われるようなネタを仕込んでいる。


テーマ・特徴

プロデューサーの交代により、前作までにない要素が取り入れられたため、タイトル通り「フレッシュ」な作風となっている。

最も大きな変更点はプリキュアたちを「力なき人々を守るヒーロー」として位置づけたことである。

「そんなのは初めからじゃないのか」と思われる人もいるかも知れないが、前作までのプリキュアはあくまで「悪い連中に狙われている妖精たちを助ける」のが目的であった。敵組織も妖精が持つアイテムの奪取や妖精自体の捕獲が目的であり、そのために妖精を護衛するプリキュアと戦っている。無関係な一般人に手を出すことは滅多になかったし、無差別な破壊行動もラスボス戦以外ではほとんどなかった。一般人がたまたま敵の攻撃に巻き込まれることもごく稀にしか描かれなかった。(戦闘になると周囲が異空間のようなものに包まれて、一般人が全くいなくなっているのがお約束だった)

しかし本作では敵組織は積極的に人間たちを不幸な目にあわせようとしている。そしてプリキュアたちは人々の幸せや笑顔を守るために妖精の力を借りて戦うことになる。

男児ヒーローものの王道的構造を踏襲したわけだが、このコンセプトは本作以降も継続され、シリーズの根底の要素となった。


本作のもう1つの新規要素はプリキュアの視聴者層の幅を広げるために「プリキュアなんて卒業したという小学生低学年くらいのおませな女の子にも見てもらえる作品」を目指し、キャラクターたちのデザインや性格が今までよりもやや大人びた形で演出されたことである。

特に胸の膨らみがちゃんとわかる衣装になっているプリキュアは2015年までは本作が唯一であった(2017年のキュアマカロン以降でしばしば登場している)。今までNG扱いだった水着シーンも第2話で解禁されて大きいお友達を驚かせた。


なお、水着の件以外にもプリキュア全員がそろう第1話から第3話は、第4話以降よりも大胆な台詞や演出が多めに仕込まれている。後の梅澤Pのインタビューによるとプロデューサー就任にあたってどこまでが許容ラインなのか試す試金石としてあえて第3話あたりまでは「中学生くらいの少女という設定なら不自然ではない」というシーンを増やしたということ。この時点で特に苦情がこなければもう少しいろいろと大胆な演出を序々に盛り込んでいくつもりだったようだ。

しかし結局はお母さんたちの許容ラインを超えていたようで、第2話の蒼乃美希の水着シーンが扇情的だったということと、同じく美希が「同級生の男子どもを色香で惑わしている」ようにも捉えられる挑発的な言動があったことについて苦情が寄せられたということ。この結果、美希のキャラクター性に若干の変更が加えられた。

ただし、「大人びたがる女児が憧れそうなもの」の要素を意識するということ自体は後の作品にも踏襲されることになった。(ダンスファッションスィーツアイドル…)


おませな小学生にも見てもらえるようにということで、ストーリー性もそれまでより重視され、一年を通して大きな謎が段階的に明かされていく仕掛けになっている。

段階的謎解きのストーリー構成は本作以降もプリキュアシリーズの基本となったが、これは「謎が段階的に明かされるタイミングで新玩具を盛り込む」ことで玩具販促とアニメの盛り上がりをリンクさせやすいことも背景にあるだろう。

また、本作以前の作品ではプリキュア側が敵キャラクター側へ感情移入する描写を極力避けるようにしていたのだが、本作ではその方針を180度転換。倒すべき敵キャラクターたちとの間に奇妙な友情が芽生え、プリキュアシリーズ初の「敵から味方に寝返ってプリキュアに覚醒する女幹部」も登場した。これについても、本作以降も定番化している(これは『デジモン』・『おジャ魔女どれみ』シリーズで「光堕ち」ネタを展開した関プロデューサーの得意技だった)。


モチーフ

四つ葉のクローバー」「ダンス」「フルーツ」。


プリキュアたちのコスチュームからアイテム(玩具)まで、クローバーのマークがデザイン上のモチーフとして多用されている、敵の目的が不幸を作り出すことなので、プリキュア側には幸運の象徴である四葉のクローバーをモチーフとしたということのようだ。

四葉のクローバーの葉はそれぞれ「愛」「希望」「祈り」「幸せ」を意味してると伝えられるが、この四概念は本作のプリキュア4人に一つずつ対応している。


ダンスは上述した「女児が憧れそうなもの」を意識して取り入れられた要素で、プリキュアたちは普段はダンスチームに所属しているという設定である。

このことから、本格的なダンス技術を学び、それを自身のものまね芸(松浦亜弥等)に取り入れているだけでなく、振付師としても活動している芸人・前田健のインストラクションによるオリジナルダンスをプリキュアたちが踊っている様子を、高精度な3DCGを使って再現するというエンディングアニメーションが作成され、アニメと無関係な界隈からも話題になった。

3DCGによるダンスエンディングは、ダンスがモチーフではない後発の作品にも受け継がれるプリキュアシリーズの定番要素となる。

ただその一方で、プリキュアたちの変身バンクやバトル時のアクションにダンスの動きが込められるなどという関連要素は本作には採用されていない。


変身後のプリキュアの名前はフルーツの名前(ブルーベリーパイナップルパッションフルーツ)から採られているものの、フルーツのモチーフはプリキュア名と名乗り台詞以外では作品にはほとんど反映されていない。コスチュームデザインにもフルーツの意匠は意識されていない。ただ、各プリキュアのイメージカラーについては名前に使われているフルーツの色と合わせている。

また三人時代には変身前の名字にもイメージカラーが反映されていたが、東せつな加入でそのパターンは崩れた。ただし、風水において北=ピンク、東=赤、南=青、西=黄が概ね幸運色とされており、その観点では繋がりが残っていると言える。

なお、四人ということから必殺技や戦闘アイテムなどにはトランプのスートがモチーフとして使われているのだが、基本モチーフの「四つ葉のクローバー」と被ることからかあまり目立つ形にはなっていない。


ストーリー

第1部・4人のプリキュア

数多く存在するパラレルワールドの一つである管理国家ラビリンス。そこは人々のすべての営みが国家によって管理された夢も希望もないディストピアである。

ラビリンスを支配している総統メビウスは全パラレルワールドの征服を目論み、それを達成するために必要な無限メモリー「インフィニティ」を手に入れるべく、部下達を地球の四つ葉町へと送り込んだ。


一方、ラビリンスと同じくパラレルワールドの1つに妖精達の住む国・スウィーツ王国があった。

そこの長老ティラミスは、いち早くメビウスの目論見を察知する。長老はメビウスの野望を阻止するため、伝説の戦士プリキュアにすべてを託すことにした。長老がプリキュアの森で祈りを捧げ、プリキュアへと変身する力を与える妖精「ピックルン」の封印を解くと、目覚めた4体のピックルンはプリキュアを探し求め、次元を越えて地球の四つ葉町へと飛び立っていく。

四つ葉町にたどり着いたピックルンは、元気いっぱいの女の子・桃園ラブと、その幼なじみである蒼乃美希山吹祈里の携帯電話に乗り移り、彼女たちにプリキュアへと変身する力を与えた。そして、ピックルンを目印に4人のプリキュアを探しに来たスウィーツ王国の王子・タルトと不思議な妖精・シフォンと出会ったラブたちは伝説の戦士プリキュアとしてラビリンスの野望を打ち砕くために、そしてみんなの笑顔を守るために、ラビリンスの刺客達と戦いを繰り広げる。


ラビリンスとの戦いの中で、ラブ達4人はゲームセンターで4つ目のピックルン・アカルンを見つけるが、ピックルンは案の定クレーンゲームの中で眠っており、ラブはゲームでそれを取ろうとするが、アカルンの寝相はあまりにも悪すぎて、手に入るのはゲーム内のヌイグルミばかりで、結局は取り逃がしてしまうのだった。


ラブ達がアカルンを探している中で、東せつなという不思議な少女が現れて、ラブは仲良くなるが、美希は警戒する。そこへラビリンスの幹部・イースの操るナキサケーベが出現して、ラブの同級生の姉にしてダンスの師匠の知念ミユキに正体がばれてしまう。すべてを知ったミユキはラブ達の協力者になることに決定する。そしてあるライブで、またもやイースとの戦闘が来てしまうが、そのイースこそがせつなの正体だった。ラブはイースに悪いことをさせないために彼女を止めることを決意し、一対一での決闘の末に和解を果たすが、その直後にイースはメビウスによって縮められていた寿命が尽きて絶命してしまう。

すると、そこへアカルンが飛んできてイースは息を吹き返すと同時にキュアパッションに覚醒する。最初は罪の意識からラブ達の仲間になることを拒んだが、紆余曲折を経てプリキュアとしてラビリンスと戦うことを選んだ。


第2部・シフォンの正体

プリキュアが4人揃うとタルトとシフォンは『シルコアマの森』の祠に保管してあるクローバーボックスを取りに一旦帰郷するが、その帰郷にラブ達がアカルンの力でついてきちゃった!タルトはティラミスにプリキュアを紹介すると、森の祠に向かうが、その森に封印してあった魔人をタルトを慕う妖精アズキーナが彼の別れを惜しむあまりに蘇らせてしまった。しかしタルトの説得でアズキ―ナはプリキュアと協力して、クローバーボックスを回収して、魔人を封印する。


こうしてクローバーボックスを手に入れたラブ達は、それを持ってラビリンスとの戦いに挑むのだが、ある日シフォンの体に異変が起こり、『我が名はインフィニティ。無限のメモリーなり』と不吉な言葉を残して姿を消してしまう。翌日シフォンを探すラブ達の前にティラミスが人間界を訪ねてくる。


スイーツ王国の予言によると「王国に四葉の赤ん坊が落ちて来た時、悪しきものがその赤子を狙って全世界を支配する」と表されている。その悪しきものがラビリンスでシフォンの正体がインフィニティであり、ティラミスはシフォンをラビリンスから守るために、タルトにシフォンを預けてプリキュアの捜索を依頼する。

例えシフォンがインフィニティでも友達であるから、ラブ達は世界の平和とシフォンを救うことを決意してクローバーボックスでシフォン取り戻すが、ラビリンスもシフォンの正体に気が付いてシフォンを狙うようになる。各してシフォンと世界の平和を巡るプリキュアとラビリンスの戦いが始まろうとしていた。


第3部・決戦ラビリンス。

シフォンの正体がインフィニティと知ったラブ達は、シフォンが時折インフィニティになる度にクローバーボックスを鳴らしては元に戻すと云う日々に悩ませながら、ラビリンスの首領・メビウスが差し向けた女幹部ノーザがサウラー達を率いて新たな怪物ソレワターセを使用して度々彼女を奪おうとする。

もうすぐダンスコンテストの再開が近づく中、プリキュア達は占いの館に潜入して、ノーザ達に戦いを挑む。タルトもシフォンもプリキュア達の力となり、ノーザ達と戦う。


そして12月のある日、待ちに待ったダンスコンテストの日が訪れ、ラブ達は見事準決勝に進出するが、ノーザの怪しき草笛によってシフォンはインフィニティ化してしまう。タルトはクローバーボックスを鳴らすが、まったく効果がなくシフォンはノーザ達にラビリンスに連れて行かれてしまう。

ラブ達はシフォン救出のため、スイーツ王国に向かいティラミス長老に相談しようとするが、スイーツ王国はラビリンスに管理され、長老たちはメビウスに操られてしまう。ただ1人難を逃れたアズキーナを連れて、人間界に逃げ帰ったラブ達はアズキ―ナから全世界がラビリンスに管理されたことを聞いて、クローバータウンの住人にプリキュアの秘密を明かして、ラビリンスに向かう。


ラビリンスを訪れたラブ達だが、ノーザ達の襲撃で離れ離れになってしまい、キュアベリーとキュアパッションはサウラー・ウェスターと戦闘になり、タルトとアズキ―ナは漸くシフォンを見つけるが助けることはできなかった。それでも諦めない気持ちを放出して一行は1つに集結して、ラブに助けられた少女やタルトたちと仲良くなった住民たちやパッションと和解したサウラー達の応援を受け、ノーザとクラインを倒すのだった。

サウラー・ウェスター達も仲間に加わり、いよいよメビウスと最終決戦が始まる。圧倒的な力に押しつぶされそうになったプリキュア達だが、プリキュアの諦めない心が聖なる力となり、遂にメビウスを倒し、シフォンを取り戻すのだった。


全世界を救ったプリキュアはダンスコンテストで優勝を果たすとそれぞれの道を歩み、タルトたちもスイーツ王国に帰るのだった。


登場人物

プリキュア


妖精

ピックルン


スイーツ王国


管理国家ラビリンス


プリキュアの家族

桃園家

蒼乃家

山吹家


四つ葉町の住人

※魚屋の店主。エンドクレジット上の標記は、「魚屋」。


ダンスユニット「トリニティ」


四つ葉中学校


ゲストキャラクター

タケシ(CV:菊池こころ

千香(CV:天野由梨

ジェフリー王子(CV:渡辺久美子

ゴードン(CV:中村秀利

アニマル吉田(CV:菊池正美


劇場版の敵キャラクター・ゲストキャラクター


小説版のキャラクター


呼称表

が\にラブみきいのりせつなタルトシフォン
ラブアタシみきたんブッキーせつなタルトシフォン
みきラブアタシブッキーせつなタルトシフォン
いのりラブちゃんみきちゃんわたしせつなちゃんタルトちゃんシフォンちゃん
せつなラブみきブッキーわたしタルトシフォン
タルトピーチはんベリーはんパインはんパッションはんワイシフォン
シフォンラブみきいのりせつなシフォン

放送リスト(注意:この項目はネタバレを含みます)

備考・関連タグなどは自由に記入してください。


サブタイトル初登場キャラ※1備考/関連タグ
1もぎたてフレッシュ!キュアピーチ誕生!!桃園ラブ、蒼乃美希、山吹祈里、シフォン、タルト、ミユキ、桃園あゆみ、由美、長老、イース、ウエスター、サウラー、ナケワメーケラブが占いの館でせつなと出会う。ナケワメーケの出現で、キュアピーチに変身しプリキュア・ラブサンシャインを披露し浄化する。/スイッチオーバー我が名はイース不幸のゲージ
2つみたてフレッシュ!キュアベリー誕生!!蒼乃レミ、一条和希美希がキュアベリーに変身し、プリキュア・エスポワールシャワーを披露する。/幻の水着回アフロ髪のラブ、濃縮還元、カロリーゼロ、保存用サイズ5割増
3とれたてフレッシュ!キュアパイン誕生!!山吹正、山吹尚子、桃園圭太郎、カオルちゃん、タケシ、ラッキー(犬)祈里が、ラブ・美希と踊りたいことを躊躇するが、プリキュアになったことで決意する。キュアパインに変身し、プリキュア・ヒーリングプレアを披露する。/蒼乃美希のアイドル妄想、ダブルプリキュアキック初披露
4シフォンが迷子?町中もう大騒ぎ!!魚屋シフォンが、ラブたちのお世話をうけ入れず、街中に飛び出し、いたずらをしてしまう。/ウエスター初参戦、ノビノービ、キュアビタン
5遊園地でドキドキ!ワクワクデート気分!?知念大輔、沢裕喜、御子柴健人美希が、ラブ、祈里と連れて、知念、沢、御子柴と遊園地デートをする。/101回目のプロポーズいずみゆうえんち、いいかげんにしろくろ、パンダ?、目がしろくろ・・
6消えたハンバーグ!大好きなものを守れ!!メビウスラブが、人参嫌いのせいで、母と喧嘩している最中、サウラーの企みで、街中の人々の大好きなもの(ハンバーグ、ゲーム機、最後にはお母さん)が消えてしまう。/ケシケシ
7せつなとラブ 友情のクローバー!東せつな※2ラブがせつなと再会し、街を案内し、ラブがくじで引き当てたクローバーのアクセサリーをげっとしせつなにあげる。そのすきにリンクルンを奪おうとするが失敗する。/チックタック、時間よ止まれ
8シフォン大ピンチ! ピーチの新しい力!!-ラブが、シフォンのキュアビタンの作り方について、悩んでしまう。キュアピーチが新アイテムを入手し、ラブサンシャインフレッシュを披露する。/キュアスティック初披露/チュチュチュリース
9美希の夢 私プリキュアをやめる!!クライン美希がティーン雑誌の読者モデルオーディション最中にナケワメーケが現れ、ピーチ、パインの戦いに加わり、最終オーディションを棄権してしまう。/花見、チェリーッス、わるいのわるいの飛びません!、トリプルプリキュアキック披露
10タルトが祈里で祈里がタルト!?祈里が、ナケワメーケの入れ替わりマシンによって、タルトと入れ替わってしまう。/キュアパインになったタルト、おれがあいつであいつがおれで、ダブルプリキュアパンチ披露、新年度初の放送
11ミユキの怒り!もうダンスは教えない!?レイカ、ナナラブたちの遅刻にミユキが怒りダンスを教えなくなるも、そのラブたちからの謝罪を受け和解する。大輔のお姉さんがミユキさんだったことに驚く。/ダンスユニット「トリニティ」
12みんなで変身!フサフサ大作戦!!カツラ回
13シフォンが病気!?パインの新しい力!!キュアパインがキュアスティックを入手
144人目のプリキュア!?アカルンを探せ!!ピーチたちがイース達3幹部とチーム戦
15せつなとラブ相手を思いやる心!サウラーの作戦で人々の本音が暴露される/せつながリンクルン強奪に失敗
16恐怖の文化祭!夜の学校に響く足音!!あまずっぺー/キュアベリーがナケワメーケを倒すのに失敗
17シフォンは任せて!ベリーの新しい力!!「は~いシフォンちゃん、美希たんでちゅよ~!」/キュアベリーがキュアスティックを入手
18プリキュアに会いたい!小さな女の子の願い!!4人目のプリキュア登場予告その1
19新たなカード!イースの新しい力!!ナキサケーベ登場/4人目のプリキュア登場予告その2
20ダンスとプリキュア…どちらを選ぶ!?ラブ・美希・祈里が倒れる/4人目のプリキュア登場予告その3
214人目のプリキュアはあんさんや!!タルトがミユキをプリキュアに勧誘/ラブたちがミユキの前でプリキュアに変身/4人目のプリキュアの登場予告その4
22せつなとラブ あなたがイースなの!?イースがせつなは自分だと明かす
23イースの最期!キュアパッション誕生!!「ラブ、ねえ聞いてあの娘はイースだったの。せつななんて娘は元々居なかったのよ。」/キュアピーチとイースのタイマン勝負/イースが寿命を迎えてキュアパッションに転生する
24せつなの苦悩 私は仲間になれない!せつな初変身/せつな桃園家に居候する
25イース対パッション!?私は生まれ変わる!!キュアパッションがイース型のナケワメーケと戦う
264つのハート!私も踊りたい!!主題歌がリニューアル
27夏だ!祭りだ!オードリー!!オードリーがゲスト出演
28大切な記憶!おじいちゃんとの思い出!!桃園源吉登場
29謎だらけの男!カオルちゃんの正体!?メクルメック王国ジェフリー王子達が来日
30タルト危機一発!正体がばれちゃう!?タルトが腹痛を起こしたことで正体がばれかける。同じ朝日放送だからか、探偵!ナイトスクープをパロディした『探偵ペットスクープ』という番組が登場する
31ラブと大輔 仲直りのしかた!ラビリンスと野球対決
32さようなら!タルトとシフォン!!ラッキークローバーボックス入手
33美希とせつなの怖いもの美希のタコ嫌い発覚
34インフィニティ現れる!明日を取り戻せ!!わが名はインフィニティ
35シフォンの隠された秘密!プリキュアがシフォンを取り戻す
36新たな敵!その名はノーザ!!ノーザ登場
37シフォンを守れ!プリキュアの新しい力!!ラッキークローバー・グランドフィナーレ
38クローバーボックスをさがせ!!「ベリーソードは囮よ!」
39ケンカは禁止?沖縄修学旅行!!修学旅行回(ラブ・せつな)
40せつなとラブ お母さんが危ない!あゆみがソレワターセと入れ替わられる/せつながあゆみをお母さんと呼ぶ
41祈里と健人の船上パーティ!パインが単身でソレワターセを浄化する
42ラビリンスからの招待状!
43世界を救え!プリキュア対ラビリンス!!プリキュアが罠にはまって同士討ちをさせられる
44妖しき草笛!奪われたシフォン!!シフォンがラビリンスに捕らわれる
454人はプリキュア!クリスマスイブの別れ!!ラブたちが家族などに正体を明かす/2000年代最後の放送
46サウラーとウエスター 最期の戦い!!サウラー&ウエスター一時退場/2010年代最初の放送
47世界が変わる!ドーナツが起こした奇跡!!
48最終決戦!キュアエンジェル誕生!!サウラー&ウエスター復活/キュアエンジェル登場
49驚きの真実!メビウスの本当の姿!!メビウス達ラビリンス上層部の正体発覚
50笑顔がいっぱい!みんなで幸せゲットだよ!!最終回

※1…エンディングの「声の出演」で名前が出ていたキャラクター名

※2…イースと同一人物


劇場用映画

「映画 フレッシュプリキュア! おもちゃの国は秘密がいっぱい!?」2009年10月31日公開。

 → おもちゃの国は秘密がいっぱい!?


漫画

上北ふたごによるコミカライズ版が「なかよし」に連載された(2009年3月号~2010年2月号)。

メビウスとの最終決戦を描いた描き下ろし最終回がムック本および単行本(プリキュアコレクション)に収録されている。


小説

2016年03月19日発売。本編の後日談を描く。

詳細は小説フレッシュプリキュア!


関連イラスト

元気にYeah! Yeah!ふれっしゅ

管理国家ラビリンス一年間幸せでした。


後のプリキュアシリーズに与えた影響

上述したように、本作で初めて取り入られた要素の多くが後のプリキュアシリーズに継続的に取り入れられている。代表的なものを以下に記述する。


  • 一年完結前提での作品作り
  • 2月に番組開始、3月にクロスオーバー映画、5月に合体攻撃用アイテムの登場、7月に追加キュアの加入、10月に単独映画、それと同時期に最終決戦用アイテムの登場、クリスマスを終えてから最終決戦、という一年の流れのテンプレの構築。
  • エンディングが3DCGによるダンスムービーに。ダンスはプロの振付師の監修。
  • 敵組織が積極的に一般人を狙うようになる。それに対抗するプリキュアの立ち位置は自動的に、「みんなのために戦うヒーロー」となった。
  • 敵キャラクターに三幹部制の導入
  • 敵キャラクターとの和解展開

余談

プリキュアシリーズはこの『フレッシュプリキュア!』以降はいわゆる「二期」が見られなくなったが、これは偶然ではなく、シリーズ構成の前川淳の発言に寄れば最初からどんなに人気が出ても二期目はないと言われていたらしい。そのうえで『フレッシュプリキュア!』が商業的に成功すれば今後のプリキュアシリーズはスーパー戦隊シリーズと同じように一年単位で作品を更新する長期シリーズを目指すが、コケたらこの作品でシリーズを打ち切ると示唆されていたということ(参考サイト)。このことは逆に言えば「『フレッシュ』は人気に関わらず一年と決まっているからその範囲内で好きなようにやっていい」という意味合いもあったのだろうが、やはり後のプリキュアシリーズの命運を握ることには多少なりともプレッシャーもあったようだ。

プリキュアシリーズがこの後も続いたのはご存知の通りであり、『フレッシュ』は現在のプリキュアシリーズの形を確立させた作品とも言えるだろう。実際、『フレッシュ』で導入された新機軸(番組中盤での追加キュアの導入、敵キャラの光堕ち、「みんなを守るヒーロー」としてのプリキュアの定義など)は、後のプリキュア作品でも積極的に取り入れられ、現在ではプリキュアシリーズにおける定番として認識されるようにまでなっている。

ただやはりこの当時は「2年目以降も続けられるのは成功の証」という認識が強く、どんなに頑張って人気を集めても、一年後には次の世代にバトンを渡さなくてはならないというのはスタッフ達の間には複雑な感情もあったようだ。本作で主人公のラブを演じた沖佳苗は2018年にプリキュア15周年を迎えたときのインタビュー(リンクは上述の参考サイト参照)では、翌年作の『ハートキャッチプリキュア!』を最初の頃はどうしても見ることができなかったことを吐露している。お母さんのような気持ちで後輩たちを応援できるようになれたのは「最近のこと」としているので、映画「プリキュアオールスターズ」のDX三部作やNS三部作で後輩たちと共演していた頃は複雑な思いをずっと抱え続けていたのかもしれない。


関連動画


関連タグ


外部リンク

プリキュアガーデン - シリーズ情報サイト

フレッシュプリキュア! 東映アニメーション

朝日放送 | フレッシュプリキュア!

フレッシュプリキュア! - Wikipedia

フレッシュプリキュア!とは - ニコニコ大百科

フレッシュプリキュア!とは - はてなキーワード

Fresh Pretty Cure!


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