概要
ゲームセンター等に置いてある、クレーンで景品を掴むプライズゲーム。
景品は様々で、ぬいぐるみやフィギュアから、生き物(海老や魚)まである
文字通り筐体内にクレーンが存在し、そのクレーンを操作して景品をキャッチし所定の穴に落とすと景品獲得となる分かりやすいものであり、大抵のゲームセンターには置いてある。
UFOキャッチャーの記事も参照のこと。
獲得する方法は店のやり方や筐体の種類によって異なるが、概ね下記のパターンに分類される。
- 景品そのものを掴む。
- 景品をクレーンで引っ張ってずらす。
- 景品をクレーンで当ててずらす。
- 景品にフックなどが付いており、クレーンに引っ掛ける。
- 景品そのものではなく、ボールや輪を掴んで指定する位置に落とす。
- クジをクレーンで掴み、当たりが出たら景品と交換できる。
大体の場合値段は1回100円や200円であるが、500円を投入すると1回多く遊ぶことができるという優遇措置が付いている場合も多い。
特にクレーンで引っ張ったり当てるタイプの場合、「後少しで落ちそうなのに落ちない」という状況が発生しやすく、「次は取れる!」と思った結果沼にハマり、数千円単位で注ぎ込んでしまっていることも少なくない。
その性質上、台パンされやすいゲームの一つであるが、振動を与えて落とした場合は無効となったり、警報が鳴るので要注意。
店にもよるが、普通に操作して景品獲得口内で引っかかってしまった場合は大抵獲得したとみなされるので、そんな時は店員さんに頼むのがいいだろう。
景品について
クレーンゲームの景品はゲームセンターでは800~1000円以内の原価のものしか入れてはいけない決まりになっている。
その為、1万円を超えるゲーム機等を景品にするのは本当はNGである。
高額景品の場合は言い訳的抜け道として「中古品」と表記する場合があるが、本当に中古品なのかは判別困難である。
また、版権元に無許可で製作した偽物グッズもNGである。
個人経営のゲームセンターで散見される低クオリティなキーホルダーなどは、これに該当する。
注意点
前提としてクレーンゲームは景品を取りにくいように出来ており、クレーンを当てても微動だにしなかったり、掴んでもするりと簡単に落ちてしまうことは日常茶飯事である。
プレイヤーの技量にもよるが、獲得が困難と踏んだ場合は、冷静になって撤退し、諦めるか別の店に転戦することが望ましい。
熱くなって注ぎ込むほど、店の思う壺なのである。
最悪、ネットオークションや中古専門店で購入する事もできる。
この場合はクレーンゲーム自体を楽しむことは出来ないが、一番確実な方法である。
絶対に取れない景品
大阪・日本橋にて、高額景品がゲットできると謳ったクレーンゲーム複数台を営業していたゲームセンターが警察に摘発された事があった。
この店では筐体に改造を施し、いくら注ぎ込んでも絶対に取れないよう細工をしていたのである。
更に、店員も言葉巧みに客を煽り、プレイを続行するよう誘導していた。
また、クジを掴むタイプには1等2等などの当たりクジが混ざっているはずだが、肝心の上位の当たりクジを入れていないケースがあるという。
ただし、クジの補充は店が依頼した外部業者が行っているため、店も知らない事がある。
ネットクレーンゲーム
2015年頃になると、何とインターネットでクレーンゲームが出来ると言うその発想はあった的なクレーンゲームが出現、。
更にはクレーンゲールというショートアニメまで放送される事になった。
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クレーンゲール:クレーンゲームを題材にしたショートアニメ。