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障子目蔵の編集履歴

2020-02-15 00:04:23 バージョン

障子目蔵

しょうじめぞう

「障子目蔵」とは、『僕のヒーローアカデミア』に登場するキャラクターである。

「俺はどんな状況下であろうと 苦しむ友を捨て置く人間になりたくはない」


「救けるという行為にはリスクが伴う だからこそヒーローと呼ばれる」


「そういうのは後だ…と お前なら言うだろうな」


プロフィール

ヒーロー名触手ヒーロー《テンタコル*)》
クラス雄英高校ヒーロー科1年A組11番
個性複製腕
出身校歌葉雨(うたはう)中学校
誕生日2月15日
身長187cm
血液型B型
出身地福岡県
好きなものたこ焼き、イカスミパスタ
性格寡黙な紳士
CV西田雅一

概要

1-Aクラスで、緑谷出久のクラスメイト。肩から腕の他に2対の触手を生やした人外ルックのリーゼントの少年。口数が少なく、威圧感のある外見。


容姿

顔が隠れるほどの銀髪のリーゼント、髪で隠れた目元から覗く三白眼の鋭い目つき、常に口元を隠すマスク、クラス一の長身、そして”個性”によって両腕の付け根から腕とは異なる2対の触腕など、かなり個性的かつ威圧感のある外見である。クラスの中でも人間離れしている方。


アニメ版では雄英体育祭前、上鳴電気に「そのガタイだけで目立つからいいよな」と言われており、クラスメイトからも大柄と認識されている模様。

服装は制服や体操服、ヒーロースーツも腕や触手の邪魔にならないノースリーブのもの。要は長袖が着れない。冬はポンチョ的な服で乗り切るらしい。


特徴的なマスクは常に着用しており、食事の際も個性で作った口で食べている。外さない理由については元々異形型に対する差別が少し残る地域の出身で周囲から怖がられて育ち、素顔もある少女を怖がらせてしまったことからマスクをつけるようになったことが公式ファンブック「Ultra Analysis 2」で判明した。


性格

比較的口数が少なく、一部のセリフは個性で触手に複製した口が声を出している。

常に冷静な言動だが、アニメでは雄英体育祭前に「自分の有用性を知ってもらわねば意味がない」とこぶしを握り締めて語っており、ヒーローを目指すうえで自分なりの熱いものを持っている模様。

非常に仲間想いでありUSJ編では複数の生徒に覆いかぶさって黒霧から守ったり、黒霧を触手で包んで飯田天哉をかばったり、体育祭では爆風で飛ばされかけた峰田実を捕まえたり、合宿中の暴走した常闇から緑谷出久を逃がすため囮になろうとするなど、身を挺して仲間の盾になることが多い。


オールマイトが入学試験で述べたように「自己犠牲の精神」はヒーローの大前提であり、公式キャラクターブックでは彼のその性格は評価されると同時に、自身を省みない点において危惧されている。実際夏の合宿中に敵の攻撃から常闇踏陰をかばって腕を切り落とされ、それが常闇の個性の暴走につながってしまった。


また、暴走して無差別に暴れる黒影を抑えるため光源まで誘導しようと一人で気を引き付け、黒影を鎮めたのち常闇に謝罪された際も一切彼を責めないなど心優しい性格

後にミニマリストであることが判明。幼いころから物欲があまりなかったらしい。


個性

個性は『複製腕』。

肩から生えた2対の触手の先端に、自身の体の器官を複製できる。


触手は常に生えているので、常時発現している「異形型」の個性と思われる。また、左右の肩から生えている腕1本と触手2本の間は皮膜でつながっている。触手に関節はなく、かなり柔軟に動かせる。

触手の先に複製した器官は本来のものより強化されているようで、戦闘訓練の際には耳を複製し、建物の中の訓練相手の配置状況や裸足かどうかなど把握したり、USJでは耳と目を用い、散らばったクラスメイトが全員施設内にいることを確認したりしている。


身体測定時には手を複製し、左側の3本で握力540kgを記録した。よく口を複製してしゃべっているが、アニメでは複製による声は少しこもったしゃべり方として表現されている。一つの触手に複数の器官を複製することも可能(操作性は落ちる)。つなげていけばかなりの長さまで伸ばすことができる模様。


耳と口を複製して近くの相手に伸ばし、皮膜に隠れて内緒話をすることも可能。また人一人を背負う際に片側の触手2本を使うことで、両腕が自由な状態で運ぶこともできる。

皮膜に関しても用途は広く、騎馬戦で峰田実蛙吹梅雨を背中に乗せて皮膜ですっぽり覆い隠して突撃するなどしており、また背面に向けた触手の先に目を複製して後方確認に使った(でも結局ハチマキは取られた)。


体育祭の障害物競走では皮膜を広げて空中を滑空するような描写があり、アニメでは完全に羽ばたいて飛んでいた。また合宿中の敵の追跡の際には、麗日お茶子蛙吹梅雨に協力してもらい、緑谷と轟焦凍の二人をつかんでついに空を飛んだ

外見に似合わず諜報や索敵が得意な個性でもあるため、直接戦闘よりも複数対複数の乱戦におけるサポートの描写が多い。アニメではそれが特に強調されている。


目立たないが、人を複数人背負って全力疾走を続けていることから、下半身も鍛えている模様。腕力も相当なもので、小説版ではクラス対抗の腕相撲代表の一人に選ばれ、相手を瞬殺している。


  • テンタクルパンチ

アーケードゲームにてカードで登場。片側に腕を複製し、3つの拳で同時に殴る。シンプルだが、握力540kgの剛腕で殴られるという普通に怖い技である。

  • オクトブロー

B組との合同訓練にて、角取に対し使用。上述したテンタクルパンチの上位互換であり、両側合計20本以上の腕で殴りまくる。更に、同時に目を複製しており、後方からの不意打ちへの対応も完璧。


交友関係

入学初期の頃はあまり特定の人物との交流は描かれていないが、上記の個性把握テストで握力540kgを記録した際瀬呂から「あんたゴリラ!?タコか!!」とツッこまれ峰田から「タコって エロいよな………」と言われる。この際障子からは何も言わなかった。初の演習では轟と組むが一瞬で終わったためあまり交流はない。体育祭では蛙吹・峰田と組み騎馬戦に参加。合宿の時点では常闇のことは「友」と呼んでおり、その後仲は良好の様子。

雄英白書Ⅱでは合宿に向かうバスの中で口田を気遣う描写が見られた。合宿においては傷だらけの緑谷をかばいながら行動し、彼が爆豪を助けようとしていることを悟り二人の関係を「友」と認識している。


雄英白書Ⅲでは寮が始まってからしばらくして常闇の部屋で行われた怪談大会に誘われて参加した。(主催者は瀬呂、芦戸、上鳴。一番雰囲気ある部屋だからとゴリ押しされた部屋主の常闇は強制参加。あとは峰田と蛙吹が参加した。)怪談に恐怖した峰田によくしがみつかれていた。怖がられた芦戸に背中に着かれた際「ここが一番落ち着く」と評され、蛙吹も「障子ちゃんは背中が大きいからお父さんみたい」と芦戸に同意した。それを受けてラッキースケベを期待して動き始めた峰田は阻止した。


動向

入学試験では緑谷や麗日たちと同じ会場で受験。平和を守るための基礎能力の一つである「情報力」という点でピックアップされていた。


身体計測では20人中6位と安定した記録を残している。初めての戦闘訓練では轟とペアになる。個性で相手チームの状況を正確に把握したが、轟の強力な個性により交戦はしなかった。

USJでは黒霧に飛ばされることなく13号や飯田たちと行動。黒霧から身を挺して仲間をかばい続け、散り散りになったクラスメイト達の安否を個性を駆使して確認した。


体育祭の障害物競走では14位。騎馬戦では峰田・蛙吹を背に乗せて皮膜で覆い突進、「まるで戦車」と称されたがB組の塩崎茨に鉢巻をとられ、更に轟の氷結で身動きを封じられ敗退。その後のレクリエーション競技では口田甲司と大玉を転がしていた。

対教師陣との演習試験では葉隠透とともにスナイプと対決。クリアしたものの原作では詳しい描写はなかった。アニメにおいて葉隠が密かにスナイプに近づき、障子が囮になったことが判明(どれだけ自己犠牲的なのか)。


強化合宿では特訓で複製器官をひたすらに酷使。アニメでは葉隠とかくれんぼしながら鍛えていた。肝試しでは常闇とペアとなる。敵襲来の報せを受けて臨戦態勢に入り、個性でムーンフィッシュの攻撃を察知。複製した腕を切り落とされつつも常闇をかばい離脱する。しかしそのショックに耐えきれなかった常闇が暴走し、一人で彼を鎮めようと奮闘する。その途中で緑谷と出会い事情を説明、彼を背負いながら常闇の攻撃を避け続ける。

そして緑谷が爆豪勝己の救出に動いていることを悟り、彼を逃がすため囮になることを提案する。しかし緑谷の意見を採用し、複製腕を伸ばして常闇を引き付け爆豪と轟に合流して常闇を鎮めることに成功。以降は爆豪を施設に送り届けるため行動を共にする。施設に向かう途中に麗日と蛙吹と合流するも、気づかないうちに常闇と爆豪をMr.コンプレスに奪われる。


追跡のため、麗日と蛙吹の個性の協力もあり、緑谷と轟を連れて高速飛行。コンプレスとともに墜落し、開闢行動隊開闢と交戦。コンプレスのポケットから二人が圧縮されたと思われる球体を奪い返すも、それは偽物であったことが判明。黒霧のワープにより逃げられそうになるも青山優雅のレーザーを受け本物の球体が露出。3本の腕を伸ばしそのうちの一本で常闇を取り返すも、爆豪は連れ去られてしまった。


その後重傷を負い入院した緑谷の病室にクラスメイトとともに見舞いにやってくる。そして轟と切島鋭児郎が爆豪の救出を画策していることを知り、自身も体験した切島の「何もできなかった悔しさ」や轟の「目の前で奪われた悔しさ」を理解したうえで、「感情で動いていい問題じゃない」と二人を諭して制止を試みた。


新しくできた寮の部屋見学において、ミニマリストであることが判明した。

個性伸ばし訓練では一つの触手に複数の器官を複製することに注力した模様。

仮免試験では一次試験をA組の中では早めに通過。2次試験の救助活動では少数編成で動くことを提案し、無事仮免を取得した。アニメ版では個性伸ばしの訓練の成果なのか、100ほどの耳を複製し救助者を捜索していた


B組との合同訓練では飯田尾白らと同じチーム3。

骨抜回原鉄哲角取らと対戦し、主に角取の相手を担当。彼女の「タコは苦手」という旨の発言に対し、「怖がられるのは慣れている」と冷静に返し反撃した。


余談

作者曰く「彼のエピソードも描きたいのですがいつになることやら…。」


関連イラスト

障子 フルアタックモード!!障子くん障子目蔵くん!!!SHOJI's KITCHEN


関連タグ

僕のヒーローアカデミア 雄英高校 ヒーロー科 緑谷出久 常闇踏陰 触手 タコ

スピナー:同作で登場する敵で障子と同じく異形型に対する差別が残る地域の出身者繋がり。ただしスピナーの場合いじめにより引きこもりとなり、ステインに感銘を受けてヴィランに堕ちたことから障子とは真逆の存在である。

ニコ・ロビン:障子と同じく、自分の体のパーツを複製できる能力を持つ。ただし、こちらは自分の体以外の場所にも生やすことができる。

能力によって周りから恐れられていたことも共通している。

八神庵:髪型が似ている。

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