概要
ユイはCygamesのスマートフォンRPG『プリンセスコネクト!Re:Dive』のキャラクター。
無印版の草野優衣にあたる。無印版の性能については当該記事参照。
プロフィール
年齢 | 17歳 |
---|---|
身長 | 158cm |
体重 | 47kg |
誕生日 | 4月5日 |
血液型 | O型 |
種族 | ヒューマン |
ギルド | トゥインクルウィッシュ |
趣味 | 料理、人間観察 |
CV | 種田梨沙 |
人物
無印版であるプリンセスコネクト!のメインヒロインであり、【美食殿】のペコリーヌ、コッコロ、キャルと同じく最初から使えるキャラクター。
『世界の再構築』によって前作の記憶を失っているため、かつて主人公と冒険したことは覚えていない。
しかし(表向きには)会ったことのないヒヨリ、レイ、主人公と一緒にソルの塔を上る夢(前作の出来事)を見たこと、夢の意味を考えながらふらついていたときに無印版初期組のヒヨリ、レイと偶然出会い、二人も同じ夢を見て悩んでいたとを知ったことから、三人でギルド【トゥインクルウィッシュ】を結成する。
また同じタイミングで主人公とも出会っており、主人公も同じ夢を見ていたと聞き、四人でソルの塔を攻略しようと意気投合する。
主人公との思い出は忘れているものの、夢の中で自分を守ってくれた騎士の男の子とそっくりだということで想いを寄せており、「騎士クン」と呼び慕っている。
ユイが主人公に好意を寄せていることは周囲のメンバーにも知られているようで、主人公の目の前で恋愛話が展開されると顔を真っ赤にする。
ユイの幼馴染であるマコトは二人の関係を進展させようと、何かと理由をつけて二人きりにさせたがるが、ユイが恥ずかしがりすぎて逃げ出してしまい有耶無耶になって終わるのがお決まりのパターンとなっている。
また、緊張すると瞳がグルグル目になるという他のキャラではなかなか見られないギミックがある。
なお、他に目をグルグルするキャラとしてアオイがいる。
礼儀正しく、心優しい性格で、アメスも「あんないい子はなかなかいない」と、彼女にしては珍しく手放しに絶賛していた。
今作のメインヒロインである美食殿の3人と異なり、チュートリアルで登場してからメインストーリーに一切絡んでこなかったため、ユーザーからは不遇扱いされていた。
しかし第10章にてようやくメインストーリー出演を果たし、ヒヨリ、レイと三人で、最近になって共に冒険してくれなくなった主人公を心配しつつソルの塔を攻略していたことが明らかになった。その後の展開は激しいネタバレになるので後述。
イベント『新春トゥインクルクライシス!』ではレイ、ヒヨリと共にメインキャラに抜粋され、美しい振袖姿を披露した。イベントでは訳あって主人公とのキスシーンを見せろという話になり、周囲からキスコールをされる状況に追い込まれるが、緊張しすぎて失神するといういつものパターンで幸運(?)にも危機を脱することができた。
スキル
通常
ユニオンバースト | ヒールオール | 味方全体のHPを中回復 |
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スキル | フラワーショット | 敵単体に魔法中ダメージ |
フラワーショット+ | 敵単体に魔法中ダメージ+物理攻撃力中ダウン | |
フローラルシールド | 味方全体の物理防御力小アップ | |
EXスキル | フラワーオーラ | 魔法攻撃力中アップ |
フラワーオーラ+ | 魔法攻撃力中アップ+魔法防御力小アップ |
ニューイヤー
ユニオンバースト | サンライズプロテクション | 味方全体に物理・魔法無効バリア+リジェネ+自分の魔攻特大ダウン |
---|---|---|
スキル | ウィークネスペタル | 前から2番目の物理・魔法攻撃力中ダウン |
ウィークネスペタル+ | ↑に加え魔法防御力とTP上昇中ダウン | |
ブルーミングチアーズ | 味方の魔法攻撃キャラの魔法攻撃力を大アップ | |
EXスキル | ブライトネスニューイヤー | 魔法攻撃力中アップ |
ブライトネスニューイヤー+ | 魔法攻撃力大アップ |
キャラステータス
通常
【魔法】
最後衛から、味方の回復と補助を行う魔法士。
打たれ弱いが高い魔法攻撃力を持ち、ランクを上げると攻撃も補助もバランスよくこなせるようになる。
無印版と同様補助・回復に長けたヒーラー。
しかしいざ使ってみると、回復はユニオンバーストのみで、しかも攻撃の合間に支援行動が入る関係でTP回復が遅いため、回復が間に合わないことが多い。あるいは間に合ってもわずかな数値しか回復できず、体勢を立て直せない・・・といったことが多発する。
最序盤でそのしょっぱい数値にがっかりした騎士クンは数知れず。美食殿の3人はすぐに頼れるスタメンに変貌するため尚更である。単体回復を使えるユカリやマホの方が圧倒的に使い勝手がよいため、彼女らが仲間になり次第、早々にベンチ入りすることになる。
ではこのまま一生肥やしかというとそうでもない。
Rankアップや才能開花によって魔法攻撃力を伸ばすと回復量がぐんぐん伸びていく。Rank7にもなれば一発で味方全員を大回復させられる頼れるヒーラーとなるのだ(プリコネRではHP回復量が攻撃力に依存しているため)。
またゲームが進むと、ボスが強烈な範囲攻撃を多用するようになりユカリやマホでは回復が追いつかなくなるため、ユイのような全体回復キャラがいないとクリア困難な状況が増えてくる。
騎士クンが愛を注げば注ぐほどドンドン強くなっていくヒロインであり、プリコネRの「★1(最低レア)キャラでも鍛えれば一線級にまで強くなる」システムを体現したキャラであるとも言える。
2018年11月26日には専用装備「ブロッサムウィッシュ」が実装された。
ニューイヤー
【魔法】
後衛の、補助魔法に特化した、晴れ着姿の癒し手。
自身の攻撃力と引き換えに強力なバリアと継続回復状態を味方全体に付与する。絶大な防御能力は他を圧倒する。
イベント『新春トゥインクルクライシス!』に合わせて登場した、期間限定の正月バージョンである晴れ着姿のユイ。
攻撃性能を捨ててサポートに特化した形となった。
ユニオンバーストによる自動回復+バリアの効果が強力で、最初の発動さえ間に合えば以降味方が落とされることはほぼなくなる。クエストやボス戦では正月ユイを編成するだけで味方の生存率が格段に上昇する。
「ウィークネスペタル」もダメージを減らすのに貢献してくれるほか、アリーナで敵のアタッカーの攻撃力を落とすのにも役立つ(2番目にアタッカーが配置されることが多いため)。
「ブルーミングチアーズ」は魔法キャラの攻撃力を上げるが、この上昇量がとても高く魔法パーティに組み込んだ時は本人の火力のなさを補って余りある強化ができるため、クランバトルで魔法アタッカー×4+新年ユイという編成も充分候補になりうる。
ブルーミングチアーズの影響を受けない物理パーティでも先述の防御スキルが強いため問題なく活躍が可能。ただし攻撃面は通常版と比べるとかなり落ちているため、物理パだと火力不足になる可能性がある。
ユニオンバーストが「自身の魔法攻撃力を特大ダウン」させる効果を持つにもかかわらず、EXスキルは魔法攻撃力アップであるため一見噛み合いが悪いように見えるが、UBの魔法攻撃力のダウン量はステータス画面で表記されてる魔法攻撃力を基準にしており、EXスキルやブルーミングチアーズのバフは影響を受けないので、それらが無駄になることはあまりない。
アリーナではタンク中心の防衛編成が流行っていた頃に、回復役としてよく採用されていた。
タマキに狙われやすいという欠点はあるものの、ユニオンバーストの発動さえ間に合えば自動回復+バリアによりタンクが圧倒的な防御力を得るので、普通の方法では倒せなくなりほぼ勝ちが確定する。
凶悪な編成だったが、攻撃力のインフレや範囲攻撃キャラの台頭により、UBを発動できても守りきれない状況が増えてきたため2020年1月現在この戦法はあまり見られない。
ただバリアで被ダメを0にすれば状態異常を防げる仕様から、★6イオのメタとして採用されることはある。
2020年1月10日には、他の晴れ着トゥインクルウィッシュメンバーと共に専用装備が実装された。名前は「暁の祝杖ブロッサム」。
ウィークネスペタルに念願の魔法防御デバフが追加されたほか、TP上昇ステータスをダウンさせる効果も付いた。
防御デバフが追加されたことで耐久面だけでなく攻撃面のサポート性能も十分なものになった。
また、専用装備を付けることでTP上昇ステータスがアップする。これによりユニオンバーストも間接的に強化されるため、専用装備による恩恵はかなり高いと言える。
ちなみに専用装備追加によって敵のTP上昇ダウンやこちらのTP上昇アップの効果が判明した際に、どこぞのサンタさんよろしく「TP上昇」がTwitterにてトレンド入りする事態となってしまった。
余談
マコトやヒヨリから謝られることがよくネタにされる。特にマコトに関しては、2019年のサマーイベントで「ごめん、ユイ……!」というセリフが登場したため特にネタにされやすい。
ただし、この手のネタはファンから嫌がれることも少なくないため、使用する際には空気を読むこと。
関連項目
プリンセスコネクト!Re:Dive / トゥインクルウィッシュ
マコト…幼馴染かつ親友。
ムイミ…とある理由から毛嫌いされている。また、ユイの現実での姿を知っている様子である。
メインストーリー10章~14章では(ネタバレ注意)
メインストーリー第10章7話にて、ヒヨリ、レイと共に序章以来となるメインストーリーへの登場を果たす。
トゥインクルウィッシュとしての活動である『ソルの塔』攻略の最中、塔の仕掛けによってソルの塔上層部に存在する庭園に転移してしまう。
突然の出来事に混乱するヒヨリを落ち着かせて庭園の周囲を調べると、結晶の中に眠っていたアメスを発見する。
その後、アメスの力によってランドソルの大通りへと再び転移。眠ったまま目を覚まさないヒヨリとレイを心配していたが、彼女らが目を覚ましたことで安心したのもつかの間、ムイミが広場にて大暴れし始めたため、ヒヨリとレイと共に彼女を説得しようとする。
ユイの姿を見たムイミはそれまでの豪快な態度が一変、ユイに対して憎悪の感情を表し、彼女を草野優衣と呼び「諸悪の根源」「オマエが死ねば世界は全部元通りになる」と罵りながら強い殺意を向ける。
状況が飲み込めないままムイミと交戦。マコト達の助太刀によってムイミが追い詰められるが、ランドソルの街中に黒いヘドロのようなものが流れ始めたことと、クリスティーナが現れてムイミがクリスティーナと共に撤退したことで、辛うじて事なきを得る。
その後はマコト達と共に行動。クリスティーナを追いかけるマコトやカオリに付いていくと、大量の生命力を取り込み復活した覇瞳皇帝と邂逅。彼からも草野優衣と呼ばれ困惑する。
そして覇瞳皇帝との「最終決戦」が開幕。ユイは治療役として、気を失い続けていたキャルに魔法を使って意識を取り戻させる。
目を覚ましたキャルとそれに喜ぶペコリーヌ、コッコロと一緒に心の中で喜んだユイだったが、ムイミが戦闘の衝撃でユイがいる方向に吹き飛ばされたことで再び鉢合わせをする。
二度敵意を向けるムイミに対して、ユイは自分の素直な気持ちを伝えて彼女を説得。ムイミもユイと共に戦う意志を表したことで和解。ユイは彼女の治療を行い手を取り合いながら、同じように世界中の人々と手を繋げ仲良く笑い合えるような優しい世界を願うのであった。
その後流れるエンディングに用いられた曲は、前作の主題歌である『つなぐもの』。
また、エンディングムービーは一部分が前作のプロモーションビデオとリンクしたものとなっている。
第14章では覇瞳皇帝が呼び寄せた魔物により陣営を分断され、他の仲間とはぐれてしまったことで魔物からの襲撃を受けるが、【カルミナ】による通信魔法の援護や【美食殿】の助太刀によって一命を取りとめた。
その後、他の仲間や主人公と合流し、覇瞳皇帝を打ち倒すために意気投合するが、覇瞳皇帝がランドソル中の「マナ」を取り込んだことで、戦況が逆転してしまい…。
15章では(更にネタバレ)
第15章4話にて、覇瞳皇帝からペコリーヌへの攻撃を主人公がかばったことで、主人公が死亡してしまう。コッコロと共に主人公を必死に回復魔法で治療することを試みるが、覇瞳皇帝から主人公の死を突きつけられ悲しみに暮れる。
その後はヒヨリとレイの援護に向かったため主人公の元を一時的に去るが、主人公がラビリスタの手助けによって復活したことで再び覇瞳皇帝に立ち向かう。
覇瞳皇帝も残された力を振り絞り攻撃を行ったが、レイやヒヨリたちが盾となったことで、ペコリーヌ・コッコロ・キャル・主人公の4人と共に「みんなを守るため」覇瞳皇帝との最後の決戦に挑む。
そして主人公に最後の一撃を託し、遂に覇瞳皇帝を打ち倒す。
それからめでたくメインストーリー第一部のエンディングを迎えることになるのだが、そのエピローグにて、仮面を付けた謎の人物が「また会えたね……騎士クン」というセリフをつぶやいたところで第一部が完結する。
この「また会えたね」というセリフは、ユイの★5の称号やRe:Diveの公式プロモーション映像にも使われているユイを象徴するセリフの一つとして扱われてるものだが、果たして……?