概要
ドラミちゃんのエピソードをドラえもんに取り入れた話の1つ。
ドラミちゃんでのサブタイトルは、ふしぎなドア。
ストーリー
とある休日。その日は、のび太の両親の結婚記念日。
ビル建築工事のうるささに参る両親を見かねたのび太はドラミに相談して、静かな場所を結婚記念日の贈りものにすることに決め、ドラミと共に高井山の山おく村に向かう。
その村は既に住人が誰もいない廃村であったことから、家を借りて、ママとパパを招待し、野比一家は静かなひと時を過ごす。
のび太とドラミは、おやつにラーメンを作ることにし、湯が沸くまでの間、両親と雪合戦を行う。
そんな中、高井山で行方不明になっている登山者の金原が野比一家と入れ違いで家に入ってきた。
ラーメンを食して、声が出るようになった金原は、雪合戦中の野比一家に助けを求めるものの木の枝から落ちてきた雪に埋もれてしまう。
金原が埋もれていることに気づかず、野比一家は、その雪で大きな雪だるまを作った後、自宅の庭に運んだ。
しばらくして、雪だるまから脱した金原は野比家を出た後に倒れてしまう。
雪遊びを終えて、台所に戻った野比一家は、ラーメンが食い荒らされていることに驚く。
パパは獣が食べたのだと解釈し、ママがラーメンの代わりに御馳走を作る。
自宅に戻ってきた野比一家だが、雪だるまが崩れていたことや高井山で遭難していた金原が東京で発見されたニュースを不思議がるのだった。
余談
アニメ版では、パパが雪女の話をしたことから、のび太とドラミは、怪人物(金原)を雪女と勘違いする描写がある。
ドラミ編では珍しく、ドラえもんも登場。原作では単行本追加のエンドカード。大山ドラでは、エピローグのみ。わさドラでは、途中から登場するが、ラーメンを食べた犯人と間違われてもいる。
大山ドラでは、のび太とドラミと金原が熊の親子とも遭遇。子熊のほうは、金原の足に噛みつき、親熊のほうは、のび太とドラミに襲いかかるが、ダルバケツで動いた雪だるまに倒されている。