概要
主にインドシナ北部(ラオス・北ベトナム)、中国南部に生息している。台湾にも亜種が分布している。
オオクワガタの仲間のなかで最も大きくなる種類であり、体長90mm以上になる個体もある。
ただし大アゴはあまり大きくならずややバランスの悪い体格のためか飼育人気はそれほど高くなく、外国産オオクワガタとしての人気は「アンタエウスオオクワガタや「クルビデンスオオクワガタ」に劣っている。
体の横幅があり、大アゴの内歯は日本のオオクワガタと違って大アゴの真ん中辺りにつく。が、分類上は国産オオクワガタに割と近い種であることが近年指摘され、分布域の関係から亜種関係ではないかとも言われている。
オオクワガタの仲間らしく臆病な性格であり、あまり戦いを好まないが力は強い。怒らせると怖いので注意。
飼育下では高温になりすぎると産卵しにくくなるので、繁殖させる際には温度管理が重要である。
甲虫王者ムシキングでのグランディスオオクワガタ
初期から参戦している。強さ180、ディフェンスタイプ、必殺技はグー、超必殺技はガンガンスマッシュ。肩書きは「最強のオオクワ」。
一時期アダーコレクションが排出されていたことがあった(強さ160以上のムシがアダーコレクションになるのは珍しいことである。ちなみに強さ180のムシとしてはサタンオオカブトに次いで2例目)。
GBAソフト「グレイテストチャンピオンへの道」では、手術を控えた女の子とブラック博士のこのムシにまつわる感動エピソードがファンのあいだで有名。
新甲虫王者ムシキングでは
2015 1stから登場。SR。肩書き、必殺技とも旧作と同じ。性格はバランスタイプに変更。
激闘1弾の「ブラックバトル」でマスターブラックに勝利すると「赤目のグランディスオオクワガタ」がもらえることがある。こちらは通常のものよりも体力と攻撃力に重心を置いた能力となっている。
超神化2弾においてはSGRとして登場。肩書きは「蒼帝のセイリュウ」、必殺わざは「ゲキリュウトウ」。青色の紋章を纏う。
またSRからSSR(覚醒)なしでのSGR化という異例の昇格をしている。(同時登場のあちらはもっと異例だが)
ステータスはテクニックに比重を置いたバランス型。
超神化4弾のマジンバトルでは3番目のマジンフォームとして実装。よりバランス型になったほか、おたすけ相性がSSR以上のグームシでは唯一となるグー・グー・パーになっている。
関連項目
クワガタムシ ドルクス属 オオクワガタ アンタエウスオオクワガタ
アクティオンゾウカブト…最初期の必殺技が同じ
グランディスオオクワガタ、オウゴンオニクワガタ、マルスゾウカブト、パラワンオオヒラタクワガタ、ブルマイスターツヤクワガタ、コーカサスオオカブト、サタンオオカブト:旧ムシキングで強さ180(銀レア)だった甲虫たち。もっとも、マルス、パラワンヒラタ、コーカサスは現実世界では頭一つ抜けた実力の持ち主だと思うが。