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銀座線の編集履歴

2020-03-06 18:55:07 バージョン

銀座線

ぎんざせん

東京メトロ(東京地下鉄)が経営する路線。日本最初の地下鉄路線である。

概要

東京メトロの路線の一つ。

1927年、東京地下鉄道によって浅草駅上野駅間が開業したのが始まりとなる。日本で最初(かつアジアで最初)の地下鉄であった。

その後三越が建設費を全額負担するという条件付きで日本橋三越本店に直結する三越前駅が完成、さらにそれに刺激を受けた松坂屋も同条件を持ち出し上野広小路駅が作られた。


同社は新橋駅まで路線を延伸し、渋谷駅〜新橋駅間を運営する東京高速鉄道と相互直通運転を開始。1941年に両社の路線は統合され帝都高速度交通営団に譲渡された。その後1997年に溜池山王駅が開業し、2004年に東京メトロへ移管し現在へ至る。


車両

戦後、01系登場まで使用された旧型車群では、母線引き通しがないため(※)線路のポイントを渡る際に車内灯が一瞬消えることで有名だった。線路の横にある第3軌条から電気を取り入れているため、第3軌条からの接続が途切れると、非常灯以外の照明が一時的に切れるからである。この「一瞬の消灯」に反応するかどうかで、地元の住民かどうかわかってしまったらしい(ただし例外として近場では常磐線沿線民は交直切り替えがあるため狼狽えない者が多かった)。

  • ※:一部でこれを「1500N形の一部を除いてMGを装備していなかったため」との記述・主張があるが、前述の常磐線等の国鉄交直デッドセクションではMG搭載の新性能電車でも照明は落ちていた。母線引き通しがない(別の車両から電気が供給されない)限り抵抗器降圧だろうがMGだろうがバッテリーでも搭載しない限り照明は消える

銀座線の車両は長年、初代1000形以来の低い性能の従来車に合わせられていた。営団は私鉄高性能電車群のトップバッターとして丸ノ内線300形系列を導入していたが、出力向上形の1500N形2000形に至っても、駆動方式がWNドライブになっただけでブレーキなどことごとくが旧性能車のままだった。この為ゼロシリーズ(銀座線は01系)がいち早く作られた。


…………が、実は1987年に一度01系の増備は中断している。ここまでの01系増備で1500形までの低出力車が一掃され、比較的新しい2000形で1500N形を挟み込んだ高出力車で統一されたためである。この時点ではバイパス路線である半蔵門線が建設中だったこともあり、もうしばらく2000形・1500N形を使う予定だった。


しかし1990年初来の株価暴落を始めとするバブル崩壊の影響を受け、採算性に疑問が生じた半蔵門線の水天宮~押上開業を一時凍結した。その代替として、銀座線を01系で統一して更にダイヤカットを行い、当座を凌ぐことになった。

銀座線が東京の地下鉄の中でも群を抜く高頻度運転となっているのはこの名残である。


01系置き換え用として2012年に登場した1000系車両は、初代1000形のカラーを踏襲したもの。また、上部中央2灯の前照灯は車体更新後の2000形をイメージしたものである。まさに、古くて新しい路線といえる。


駅一覧


関連イラスト

Shibuya Station -1968-銀座線カタログ(改訂版)


関連タグ

銀座 東京メトロ東京地下鉄


  • 丸ノ内線:回送用の線路が繋がっている。丸ノ内線の方が車両が大きいので、銀座線の車両は丸ノ内線を走れるが、逆はできない。
  • 御堂筋線OsakaMetro(旧大阪市営地下鉄)の路線で、日本では当線に次いで2番目に開業した地下鉄路線である。
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