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中里毅の編集履歴

2020-03-21 17:36:22 バージョン

中里毅

なかざとたけし

中里毅とは、「頭文字D」に登場するキャラクターである。

「リアサイドについてるRのバッジは不敗神話のRだ!」

概要

搭乗車種 BNR32スカイラインGT-R V-specII
ボディカラー ブラックパールメタリック
主な外装パーツ WORK製ホイール
ナンバー 群馬33が26-037

CV:檜山修之諏訪部順一(新劇場版)


妙義ナイトキッズのリーダー。

初登場時からR32GT-R乗りだが、史浩によるとかつては黒のS13シルビア乗りであった。後に発売されたドラマCD「黒い稲妻・新たなる不敗伝説」にて、妙義山に現れた相模ナンバーの白いR32GT-R乗り島村栄吉にパワー差で圧倒された末に惨敗した事をきっかけに、島村と同じR32 GT-R乗り換えたと説明されている。


乗り換えて以来「遊びだけ」のドリフト走行に疑問を抱き、確実にタイムが出せるグリップ走行にこだわっている。

ドリフト走行はグリップ走行には絶対に勝てねぇ

須藤京一を彷彿とさせる台詞を吐いているが、これはあくまで中里がドリフトをやり尽くした上での哲学であり、「ドリフトを卒業した走り屋がグリップで走るのが一番速い」ということだそうである。ドリフトのうまさは慎吾も上記CDで認めるほどである。

しかしメンタルにムラがあり、キレやすいのが弱点である。その点は同じ4WD遣いの岩城清次に似ている。


「自分の腕で勝つ」という美学があり、上りで有利なGT-R乗りにも関わらず、マシンより腕で勝敗がつく下りでの勝負こそが重要だと考えている。また負けても車ではなく自分の腕の至らなさを認めるなど正々堂々としている。そのため姑息な手を用いるのが当然と考えている、同じチームの庄司慎吾とはかつては反目しあっていたが、後に和解している(詳細→庄司慎吾)。


初登場時は藤原拓海駆るハチロクのオーラだけで実力を感じ取ったり、ハチロクが溝落としで勝ったことをギャラリーで唯一察するなど大物感を漂わせていたが、『人間シャーシダイナモ』の異名を持つ高橋涼介に馬力を当てられて「オレのクルマって有名なのか?」と内心喜んだり、高橋啓介とは「オレまだ本気じゃね―し」と言い合うなど小物っぽい部分も多い。


初登場時はボサボサの髪型であったが、拓海とバトルする前にはセンターの前髪以外はキッチリ固めるようになっている。


劇中での活躍

以下ネタバレ注意





主人公藤原拓海のデビュー戦である、赤城系チーム『レッドサンズ』の高橋啓介戦にてギャラリーとして初登場。

GT-Rに乗り換えて以来、ライバルと呼べる存在がいなくなって退屈していた中里は、このバトルで拓海の凄さを目の当たりにして俄然やる気を出す。拓海を探して秋名を走り回った上、拓海たちのバイト先のガソリンスタンドの情報を掴み、行ってバトルを申し込んだ。この時拓海の親友・武内樹が勝手に勝負を受けてしまったものの、まだ走り屋の自覚がなかった拓海に受けるつもりがなく、『秋名スピードスターズ』内部でギリギリまですったもんだするという一幕があったが、中里は知る由もなかった。


いよいよ迎えた秋名のバトルにはレッドサンズの高橋兄弟も駆けつけ、バトルスタート後に彼らが涼介のドライブでギャラリーとして追走した。

中里はスタート直後のストレートでわざとアクセルを緩めて待つ余裕を見せたが、終盤にはGT-Rの下りでの脆さ(重量とドライビングスタイルから来るフロントタイヤへの大きな負担)が顔を出し始めた。啓介戦で拓海が見せた『溝落とし』を警戒した中里は、5連続ヘアピンでインを締めまくるが、拓海がアウト側を衝いて意識させてインを開けさせることに成功、2戦続けて溝落としを決めた。そのまま2台は並ぶが、タイヤを消耗しきった中里のR32はコーナー出口でスピン、ガードレールにぶつかって決着した。


レッドサンズとの交流戦では、上りで啓介と対戦。いつもどおりのスタイルで全開で攻めるが、涼介からタイヤマネージメントの術を伝授された啓介を振り切れなかった。雨の降り出した最終区間の下り箇所で、フロントタイヤを残していた啓介にアウトから刺されて敗北した。


啓介戦の敗北を引き摺った中での『エンペラー』の岩城清次とのバトルでは、自身のドライビングへの迷いからいつもの豪快な走りが鳴りを潜め、プッシングアンダーを誘発して右フロントを破損して敗北。チームのステッカーを切り裂かれるという屈辱を味わった。


このように原作では0勝3敗と散々な結果に終わっているものの、GT-R特有の4WDシステム『アテーサET-S』を乗りこなす技術は相当なレベルであり、啓介戦では「公道のGT-R使いとして完成の域にあった」と説明されている。また涼介からは「でかいクチたたくだけあってうまい」、啓介からも「(ヘビーなGT-Rでのダウンヒルについて)すげー根性してるぜ」「GT-Rの性能に乗せられているだけのヘボじゃねぇ」と評価されており、決してヘタというわけではない。メンタルがちょっと弱いだけである。


神奈川最終戦では、慎吾と共にギャラリーとして再登場している。


名セリフ・ネタ

藤原拓海戦では印象的な台詞を連続で吐いている。

  • 「クソッタレー手ごわい!(スッポンみたいにくいつきやがって)」
  • 「生きててよかったぜぇ!!(てなもんだぁっ!!)」
  • 「全身の血が沸騰したようなこのハイテンション!これこそバトルだ!」
  • 「低いギアからの加速は他のどんなクルマよりも得意なんだよ この瞬間がたまんねーぜ!」
  • 「サーキットで最強のマシンは公道でも最強だぜ!」
  • 「リアサイドについてるRのバッジは不敗神話のRだ!オレのRについて来れるか!?」

また藤原に敗北した後の台詞から、板金王」「板金7万円コースなどさんざんネタにされている。


ポプテピピックでの活躍

アニメ版ポプテピピック第4話のボブスレーのシーンで、けたたましいエキゾーストノートを響かせるソリ(GT-R)で突っ走る、明らかに中里が元ネタと思われるキャラが登場(ただしCVは駒田航)。


「GT-RのRは不敗神話のRだ!!」という台詞とともにポプ子をブチ抜き、衝撃波でスピンクラッシュに追い込む。リタイアかに思われたポプ子であったが、そこにピピ美が航空力学的に理想的なフォルムのソリ(ターボジェット機)で駆けつける。ポプ子はロケットランチャーを手にこれに乗り、中里っぽいキャラを撃墜してレースに勝利した。


この中里っぽいキャラは頭文字Dを知らない視聴者にとっても印象的であったようで、わずか1分足らずの登場で本物並の活躍を見せた。


関連イラスト

ぷしゃー!最初期里さんかわうぃー


関連タグ

頭文字D 妙義ナイトキッズ 島村栄吉 R32GT-R 島村栄吉 庄司慎吾 板金王

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