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旧き蜘蛛は懐古と共に糸を紡ぐの編集履歴

2020-03-28 01:32:26 バージョン

旧き蜘蛛は懐古と共に糸を紡ぐ

ふるきくもはかいことともにいとをつむぐ

ゲーム「Fate/GrandOrder」の期間限定イベントの一つである。

概要

2019/3/11〜3/19まで開催された期間限定イベント。

「カルデアボーイズコレクション(CBC)2019」の一環として開かれ、初のストーリーイベントでもある。そのためかCBC2019礼装の使用でイベアイテムのドロップ獲得数が増加するというメリットがある。

また、メインおよびフリークエストがイベント期間中毎日更新されるのも特徴。


イベントバナーから分かる通り新宿のアーチャーがメインかつキーパーソンであり、イベント期間中は彼の霊衣『グレイ・カラー』が取得出来る。


ストーリー

"こうであったらいい" "こうすれば良かった"

そんなことは誰しも人生、一度は考える。

19世紀後半、ヨーロッパのとある場所でそれぞれの支配権を巡り、三つの組織が睨み合い互いに対立する街があった。

街の平和はこの膠着状態が続くことで均衡が保たれていたが、一つの財宝とそれを欲する三人の魔術師により、今まさに崩れさろうとしていた・・・。

そう、これは一人の男の過去に残された「未練」が紡ぐ回顧録——。

はたして、彼があの時、自らのケアレスミスによって招いた未練の世界の結末とは?


カルデアのマスターに向けて、新宿のアーチャーことジェームズ・モリアーティ教授がそんな言葉を投げかけることから物語は始まる。


次に主人公が目を覚ますと、目の前にいたのは普段と全く異なる格好をした彼の姿。

そして「この街の支配権を巡り対立する三つのギャング」「管理者が持つ『ある聖遺物』を手に入れようとする三人の魔術師」の存在と、「自分はこの世界とこの時代を熟知しているため、マスターを手助けするためここに喚ばれた」事を告げる。


『聖遺物』の管理者、三つの組織の代表と魔術師、皆サーヴァントの外見をした「別人」達。

二重三重の複雑な思想が絡み合う中で「あなた」は、モリアーティと共にこの争いの被害を最小限に食い止めるため奔走することになる。


———ここまでくればもうお分かりだろうが、大まかな内容と展開は「虚月館殺人事件」と同じ。ストーリー上のつながりはないが、ある意味続編的な立ち位置とも言えるかもしれない。


相違点は当初からモリアーティ本人が同行していること、以下の登場人物たちが外見だけでなく名前もサーヴァントのものと同じになっていること、カルデアとの通信および支援が一切無いことなど。素材収集のフリークエスト・高難易度クエスト等が存在する点も異なる。


登場キャラクター

主要人物

主人公モリアーティ
センシティブな作品センシティブな作品
地元の名士の屋敷でバーテンダーとして雇われた使用人。本職の他は屋敷に侵入する魔獣退治も行っている主人公同様、地元の名士の屋敷でバーテンダーをしている。名士からはある程度信頼を得ている模様

『虚月館』では登場人物にイメージの近いサーヴァントの外見のみが当て嵌められていたが、今作では名前さえも見えているサーヴァント達そのまま。ただし主人公とモリアーティ以外は、『当て嵌められているだけの別人』である事には変わりはない。


三組織の代表

ディルムッド燕青岡田以蔵
剣ディル新宿の岡田以蔵
この街に古くからある大組織のリーダー。地元住人からの信頼も厚い分、気にする制限も多い二十年前ほど前に街に移り住みはじめた中組織のリーダー。かなり無法者で汚れ仕事も請け負う港湾労働者のバックとして結成された小組織のリーダー。三年前に街にやって来た新参だが港を牛耳っている

魔術師たち

アレキサンダー蘭陵王ヴラド
センシティブな作品蘭陵王The Impaler
ディルムッドの組織と同盟を組む魔術師。歴史は浅いが財力がある。戦闘向きの魔術が得意燕青の組織と同盟を組む魔術師。協会との繋がりが薄い。「美」の魔術を扱うが、戦闘能力は皆無岡田以蔵の組織と同盟を組む魔術師。古い家系だが時代の変化についてこれなかった。血液を媒介とした魔術の使い手

地元の名士

ジーク
Apocryphaカウントダウンイラストまとめ
舞台となる街の管理者であり、主人公たちの雇い主

余談

シナリオにナンバリングされていないエピローグに当たるパートは奈須きのこが(当イベントのシナリオを担当したライターにも内緒で)追加したものである。

最後に貰える聖杯も、きのこ氏が欲しかったのでデイライトワークスにお願いして配布してもらったとのこと。参考


関連タグ

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