概要
初出は「モンスターハンターワールド：アイスボーン」。
別名は硫斬竜(りゅうざんりゅう)。
原種のディノバルドは赤と青をベースに青く研ぎ澄まされた刃尾を有していたが、
こちらは暗緑色の甲殻に白銀の刃尾が特徴で、原種よりもやや渋みのある色合いをしている。
原種との最大の違いは「刃尾に硫晶と呼ばれる黄色い結晶を纏う」こと。
この結晶は酸性であり、腐食性をもつ事や瘴気の谷の環境や硫晶という名前から考えて硫黄である可能性が高く(その場合生半可な金属では硫黄と反応して腐食、溶解してしまうので本種の尻尾は特殊な金属で出来ているとも考えられる)「結晶増加状態」と呼ばれるほどに尻尾に結晶を纏った際には、結晶を飛ばしたり攻撃した地点が酸のダメージゾーンと化したりと厄介な攻撃を行う。
結晶を纏っているが故に動きはやや鈍重になるようだが、亜種は牙で尻尾を研ぐことで纏った結晶をパージすることで、本来の身体能力と刃尾の斬れ味を取り戻す。
そうなると先程の鈍重な動きはどこへ行ったのやら、斬り払いや突きを連携し怒濤の連撃で対象を追い詰める行動をするようになる。太刀の連撃を彷彿とさせる刃尾捌きはまるで尻尾だけが別の生き物かと錯覚してしまうほどにヌルヌル動く。
原種の尻尾があらゆるものを斬り伏せる一撃必殺の大剣とするならば、亜種の尻尾は変幻自在に攻め手を変え的確に敵を両断する刀であると言えよう
また原種が行う研ぎが「時間経過によって起こる刃尾の劣化を回復させる」文字通りの研ぎ澄ます行為であることに対し、本種の行うそれは「時間経過によって過剰になる結晶の破棄」という謂わば攻撃能力の破却に近いものであるが、それで攻撃性能が落ちるかと言われればそうではなく、むしろ身軽になった分だけより素早く狙い済ました連擊を繰り出すようになる
MHW:Iでは瘴気の谷の下層に登場するようで、登場ムービーではドスギルオスと争っている様子が見られる。また、オドガロンやティガレックスとも縄張り争いを起こす。
関連タグ
タイクンザムザ：こちらは多層に纏った甲殻が剥がれるほど素早く、強力になるモンスター。
