- 北欧神話に登場する魔剣。ダインスレイヴ、ダインスレイフとも。
- 競走馬の名前。
- ファンタジー企画「pixivファンタジアSR」の戦闘ギルドの名前。→ダーインスレイヴ水晶騎士団
- アニメ「革命機ヴァルヴレイヴ」に登場する機動兵器。→ダーインスレイヴ(VVV)
- アニメ「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」に登場する兵器→ダインスレイヴ
1.の概要
北欧神話に登場する魔剣の名称。
ダーインとは製作者のドワーフの名前であり、名前を全て和訳すると『ダーインの遺産』となる。
北欧神話の英雄であるデンマーク王ヘグニの持っていた剣で、一度抜くと他者を斬り殺すまで鞘に収める事が出来ない魔剣となっている。
ダーインスレイヴの恐ろしさを表す次のエピソードが『エッダ』で語られている。
ヘグニが留守にしていた折に娘のヒルドがへジン王に捕らえられてしまった。
これを知ったヘグニはヒルドを探し求め、今日のオークニー諸島にあるハー島にいる事を突き止めた。
ヒルドは父を歓迎し、和睦を申し出たが、時すでに遅く、ヘグニはダーインスレイヴを抜刀してしまったので、人々を次々に斬り殺してしまう。これが切っ掛けとなりヘグニとへジンの対立は本格化し、人々が次々に戦死していく。
ヒルドは毎晩、戦場に残って魔術で兵士達を蘇生させた。争いは益々泥沼化していき、ラグナロクの時まで止む事が無かったという。
創作作品では
Fateシリーズには未だにヘグニは登場していないが、
ギルガメッシュの王の財宝に貯蔵された宝具としてダーインスレイヴの原典が登場。
ガルムのウートガルザの持つ三日月刀として登場。
しかし、これといって呪いの類は確認されていない。