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ORTの編集履歴

2020-04-15 07:29:01 バージョン

ORT

おると

ORTとは、TYPE-MOONにおいて設定のみ存在する最強の存在

概要

西暦以前に地球外から飛来し、南米に落ちてきた宇宙生物。全長は40メートルほど。墜落した時にできたクレーター(実際にあるバリンジャークレーターと同程度の大きさ)に巣代わりに固有結界を張り、眠っている。円盤を背負った蜘蛛のような姿をしているが、より蜘蛛らしい姿のビーストモード、円盤内に体のパーツを引っ込めたUFOモードに変形可能。飛行できるかは不明。

通常形態で顔に見える部分は実は口で、円盤と体の接続部分に昆虫の複眼のようなものがある。

無謀にも捕獲を試みた先代の死徒二十七祖第五位を秒殺。その後吸血の習性があることが分かったため後任の五位になった。むしろここは秒単位で保った先代五位の実力を褒めるべきだろう。


キャラクターコンセプトはどうしようもない絶望。マテリアル曰く『RPGで言うならラスボスより強い隠しボス』

現時点における、TYPE-MOON作品最強キャラクター。地球上のルールが全て通用せず、死という概念もない。外郭はこの世のなにより堅く、柔らかく、気温差に耐え、鋭い。最低でもクレーターを起こすほどの墜落をしても問題ない程の耐久性がある。この地球上に弱点など存在せず、攻性生物としては次元違いの強さを持ち、さらに他の固有結界とは一線を画す固有結界に類似した能力「水晶渓谷」を使う(初期の設定資料集では浸食固有異界と書かれており、その後は浸食固有結界と書かれた)。これはORTがそこにいるだけで世界が彼(?)のいた環境に変わっていくという物理法則の改竄、異界秩序のだだ漏れである。


どんな強力なサーヴァント真祖もORTには勝てない。さらに当たりさえすれば倒せると思われていた直死の魔眼も原作者直々に効かないと明言され、不毛な強さ議論を終結させたい時に使えるキャラとして君臨している。アヴェンジャーが自身との引き合いとして語った「クモ」もORTのことを指すと思われる。


ちなみにORTの最強を「相性抜き、単純な力押しのみ」と解釈する場合があるが、これは「アルク青子を敬遠する。そういうややこしい要素を抜いて実際に戦ったらORTが一番強い」という原作者の発言が変化して広まったものらしい。


近年その最強という座も揺らぎつつある。精神を持っている生物になら絶対勝てる、地球にいた神々だけでなく他天体からの来訪者をも蹂躙したとされる巨人、死の概念が無い存在にすら死を与えることができる最強のアサシン、同様に死の概念が存在せず生物全てを侵蝕汚染する泥であるケイオスタイドをぶちまけ続けるメソポタミアの創造神、創世と滅亡を一手に担う絶対神などインフレが他のTYPE-MOON作品からも続々と登場している。


尤も、ORTは存在が語られることが有ってもORT自身のまともなメディア展開自体がコハエースしか無い設定上の存在なので是非もない。それ故に他の型月設定ぶっとびすぎ勢のように攻略されたことは現時点では無い。また彼らは特定条件でのみ出現したり退治された経歴を持つ者が大半だが、ORTは霊墓アルビオン等のように神秘が残ってる場所では無い地球上に数千年も退治されることなく居座り続けておりその特異性が伺える。コハエースXPきのこアルク先生いわく物理最強はORTと書かれているので現時点では物理最強という解釈のようである。


Fate月姫等よりはるか未来の物語である鋼の大地に登場する、各星の最強生物アリストテレス、アルテミット・ワンの一体(タイプ・マアキュリー→月の一体はタイプ・ムーンとなる)とされているが、本来来るべき時よりも、5000年ほど早くやってきてしまった。さらには地球からの招集メッセージを受け取る個体ではなかったともされており、呼ばれてもいないのに来た挙げ句集合時間を盛大に間違えたドジっ子としてORTに萌え要素を見いだす者もいる。他の生命体を捕食すればその生命体に擬態して行動を真似ることができるという設定も、ロマンを加速させている。


地球をどうこうしようとは思っていないが、ORTの事情を知らない色々な組織の偉い人たちは一刻も早くこの危険生物を何とかしようと討伐部隊を送っては返り討ちにされている。

原作者曰く、「だ、誰かウルトラマン連れてきてー!」(あたりまえだがネタ発言である、あちらは惑星を簡単に破壊し果ては宇宙まで破壊してしまうので比較になるレベルではない)

最近ではFate/strangefake作品内でキシュア・ゼルレッチ・シュバインオーグが「対応するには百年足りん」と発言しているので、百年後には人類でもORTを打破、あるいは抑え込むことができるだけの策が存在しているのかもしれない。逆に言えばその対抗策が出来るまでに本格的に動かれた場合人類には成すすべがない終末装置的な存在である。

これを元に再考察すると、そもそも人類の進化のスピードが速すぎるためORTは計画を前倒しで本来の“水星のアルテミット・ワン”より先に飛来した存在と言えなくもないか。


名前の由来はオールトの雲(読み方を変えるとORTの蜘蛛となる。)という説があり、これが正しければ彼は水星のアルテミット・ワンではなく、彗星のアルテミット・ワンなのではないかという可能性がある。後述のFate/Grandorderで彼が本当にオールトの雲から飛来した存在だったという事が判明している。

ちなみに、「オールトの雲」とは太陽系の外側を取り巻くと考えられる理論上の太陽系外縁天体群の事。彗星もこのオールトの雲に属すると考えられている。


アラヤが安定したFate世界では眠りにつき、ガイアが出現する月姫世界では蠢動している。


コハエースXP

概要に書かれている通りORTは設定のみの存在でメディア展開はなかった。...だがTYPE-MOON10周年記念漫画にして公式が病気の塊、コハエースXPにおいて開かれた型月一武道会に登場してしまった。それも同じくTYPE-MOON最強と名高いキアラとタッグを組んで。

事実上、ORTが公式作品に登場するのはこれが初めてとなる。

それでいいのかTYPE-MOON。

きのこ真祖「知るか、こっちは「ダクソ2」」のDLコンテンツで忙しいのよ!!」

当主「きのこ仕事しろ!!(伝統芸能)」


この他、忘年会に参加したり、Vita本体ホロウカプさばをプレイするために買ったり、彼女に曖昧なノリでチートな方々と一緒に倒されてしまった。


なお今作ではプラカードを使って会話をしている。欄外だと丸括弧を付けてVitaが「(初期型じゃなかった)」と言っていたが、念話か心の声、あるいは普通に喋れるのかどうかは不明。


Fate/Grand Order

第2部の7章の舞台はこいつが眠る南米であることから登場が有力視されていたが、異星の神は南米にて眠り続ける極限の単独種(アルテミット・ワン)たるこの生物の肉体を自分の体にしようと狙いを定めたことで登場することが確定した。


関連タグ

TYPE-MOON 死徒二十七祖 プライミッツ・マーダー

殺生院キアラ:型月設定ぶっとびすぎ勢の1人で、コハエースXPでチームを組んだ相手。きのこ先生いわく、知性体相手ならキアラで終了とのこと

キャスター(Fate/EXTRA):同じく型月設定ぶっとびすぎ勢の内の1人

フォーリナー(Fate):とうとう型月設定に正式に組み込まれたクトゥルフ神話


外部リンク

アニヲタWiki(仮) - ORT(オルト)

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