ブチかまして、勝ち誇れ(ガチボコれ)!
概要
SNKの対戦格闘ゲーム「ザ・キング・オブ・ファイターズ」を題材にしたスマートフォン向けのアプリソフトでRPGゲームの「KOF98UMOL」や「SNKオールスター」と異なり、ベルトスクロール色の強いアクションゲームとなっている。シーズンイベントで「銀魂」や「鉄拳」とコラボしたこともある。
登場するのは『KOF94』から『KOFXIII』、そして『KOFXIV』までの80人以上のキャラクター。『サムライスピリッツ』のキャラクターも一部登場する。しかもナンバリングごとに絵柄もレア度数も変わって来るのでリセリラを利用したコレクター要素も備わっている。そしてオリジナルキャラクターも登場し、記憶を無くした主人公をサポートしたり、行く手を立ち塞がってくる。
声優陣は最新作KOFXIVで担当した声優と同じ人物が主に担当している。ただしキムが河本邦弘氏、マチュアが嶋村侑と映像作品「KOF DESTINY」の方が反映されている場合もある。XIVに登場しなかったキャラクターはサムスピキャラも含めてここでも声優陣の大幅な刷新が行われている。
オリジナルキャラクター
同行NPC
- ノア(CV:花澤香菜)
血液型 | AB型 |
---|---|
身長 | 159cm |
体重 | 46kg |
最初に主人公の前に現れたオリジナルキャラ。やけに正義感に溢れた陽気な少女。
主人公にKOF大会の出場を勧め、記憶を取り戻させようと積極的にサポートしているが、それ以外にも何かの目的を持っている様子...
調律者
- カヤ(CV:佐倉綾音)
血液型 | A型 |
---|---|
身長 | 169cm |
体重 | 48kg |
最初から主人公を抹消しようとする金髪女性。世界のバランスを維持する「調律者」の一人。オシャレな見た目と軽はずみな性格でわかるチャラい女。ちなみに巨乳。
英語の肩書きは「アーティスト」(Artist:演出者、芸術家)。
未来的な部屋でなんらかの操作を行い、主人公をバグと称し排除を試みている。
調律者の仕事にあまり情熱がなく、深く考えず直感に頼り、物事に面倒くさがる軽佻な性格。
しかし出した手先があまりにも弱い故に、主人公から余裕に撃退されて悩ませるわ、ノアからの愚痴にも挑発されるわ、そしてリューゴにもバカにされるわと嬲られキャラになっている状態。
ちなみに94までは黄色い瞳をしていたが、何故か95から青目になっている。しかし96までは話していない時は黄色い目で、アニメもちゃんと黄色い目になっている。現在は唯一目が黄色いじゃない調律者である。ストーリーに関連あるかは不明。
- リューゴ(CV:杉田智和)
※画像手前の男性
血液型 | O型 |
---|---|
身長 | 179cm |
体重 | 69kg |
世界のバランスを維持する「調律者」の一人。
英語の肩書きは「プラナー」(Planner:計画者)。
カヤの同僚で、眼鏡を掛けたスマートな男性。
カヤと同じく主人公の排除を試みていたが、カヤと違い冷静で理性的なスタイルを心掛けている。
排除の途中で世界に潜り込んだことより、ノアの裏事情を知ることになる。
- アイン(CV:早見沙織)
血液型 | B型 |
---|---|
身長 | 153cm |
体重 | 43kg |
世界のバランスを維持する「調律者」の一人。カヤとリューゴの二人のリーダーにあたる、幼き容姿しているフードを被った銀髪もちょくちょ女性。
英語の肩書きは「デバッガー」。
カヤとリューゴの不器用さに困り、二人の尻拭いのためにいつも睡眠不足でいる。
ノアの暗躍の動機の内情を知っているようだが、ノアを止める術がなく傍観しかできない状況。
モブNPC
- アカネ
血液型 | A型 |
---|---|
身長 | 167cm |
体重 | 45kg |
主人公の周りに現れるピンク髪サイトテールの女の子。いつもバイトしていて、時に店員務めたり、配達をしたりする。現時点ではストーリーに大した関連は無い模様。
- セリーナ(推測CV:花澤香菜)
KOFの試合の報道に担当する金髪ショットのレポーター。試合の中継したり、選手をインタビューしたりする。ファイターガチャ回す画面で登場するが、現時点ではストーリーに関連は無い模様。
不明
- リア
血液型 | AB型 |
---|---|
身長 | 159cm |
体重 | 46kg |
最初はバトルカードガチャ回す画面で登場したセクシーな着物女性で、ストーリーでは99までは登場しなかった。最初は声優が同じく聞こえるため髪の毛を染めたカヤだと思われるが、99では別人と判明した。声優も別人に変わったと聞こえる。
99で女医の格好で現れ、主人公を招待状を届き、ノアと同様なにかの目的で暗躍している模様。
- シャイン
エピッククエストで登場。中央制御室でノアと協力している女の子。露出度の多いSF的な格好をしている。エピッククエストで登場し、ノアに加担する模様だが、彼女もなにか企んでいるに見える。
ストーリーモブボス
ストーリー出現れるオリジナルキャラクターで、ストーリーも設定もほとんどないモブキャラ。しかし名前だけは登場するので一応ザコとは言えない。実力は大体ザコと変わらないんだが。
ボスとはいえ、雑魚として出現することがある。
- ジョニー
木の棒を持つフードチンピラ。スライディング→木の棒振りのコンボ技を使う。
- リパー
二丁ナイフを持つ通り魔。突進刺しを使う。
- ヨウヘイ
パンクな格好をしている青年。スライディングと砂蹴りを使う。
- ポポ
裕福そうなデブな男性。二段蹴りと宙で転がって、足を振り下ろしで吹き飛ばし、でんぐり返したように仰向けに倒れるふざけたタックルを使用する。
- ププ
ポポの兄貴。弟と瓜二つ。メリケンサックを装備し、高速突っ張りも使用する。
- ミスターカン
鉄球を持つ半裸デブ。完全にチャンのパチモンで、CVも同じ。区別としてタトゥーとサングラを掛けている。しかしこっちはポニーテールができるぐらい髪の毛がある。
鉄球を振り回し、大圧殺も使用する。
ちなみにチャンは韓国人なので、ミスターカンの「カン」はもしかして韓(かん)国のカン...?
- ダンパー
ヒョウ柄の襟が付いた茶色のジャケットと茶髪ロングカーブのオシャレな女性。キックやスライディングなどの足技と毒煙吹き出しで仕掛けてくる。
- コーグ
ポポ兄弟みたいな体型でスマートめな眼鏡デブ。豪快なパンチを繰り出し、テリーのパワーダンクも使う。
- ロイ
ムエタイ使いのイケメン。初登場する94ステージ3-1はあきらかに香港地下鉄のセントラル駅をモチーフをした感じなので、正体が東南アジア出身の名家御曹司を連想させる。ジョー・東と同様ムエタイ使いな故、黄金のカカトや、タイガーキックを使う。メリケンサックは装備しているが、拳を使っていないのでほぼ飾り。
- マイティー
朱華の受刑者のようなガスマスクを被った世紀末風デブ。ストーリーではギースの手下らしい。見てわかるパワータイプで、チャージ体当たり、大圧殺を使う。
- 与那嶺勝矢(よなみね かつや)
金髪のキャップ青年ボクサー。技は同じボクサーのヘビィ・D!のR.S.D.とブラストアッパーを使う。
- バチ
スキンヘッドの黒人用心棒。Mr.ビッグのような二丁棍棒を持つエスクリマ使いで、二丁棍棒での空中スピニングランサーを使う。
- 二柱剴(ふたはしら かい)
番長風の格好していた不良デブ。電柱並みの太さのコンクリートトンファーを振り回す怪力の持ち主。スリーズと知り合いだが、彼女に弄られて困っている模様。
- アレクサンダー
軍人風の恰好をした、筋骨隆々な青年。体当たりを使ったり、力を地面叩き込め、光の柱を発生させたりする。初登場するのは怒チームの前振りステージなため、もしかして傭兵団の一員の可能性が高い。しかも地面から光の柱を発生させるという現実離れた技も出来る。ハイデルン暗殺術恐るべし。
- グレッグ
レッドベレットを被る隻眼の老兵。ハイデルンにちなんで、クロスカッターとムーンスラッシャーを使う。同じく怒チームの前振りステージに登場するため、もしかして傭兵団の一員の可能性が高い。
- ブロンズマン・京
体が金属で出来ているロボット。京の動きを完全にコピーし、闇払いと鬼焼きを使う。
- ジョンソン
殺人鬼のジェイソンにそっくりなデブ。ガスタンクを振り回し、たまにガスを点火しながら回転突撃をする。淡黄の殺人者と全く同じ行動を取る。
- スニッフ
ガスマスクを掛けた大柄なコート男性。毒々しい緑黒色のオーラを使い、地面に叩き衝撃波を発生させたり、ギャラクティカファントムのような回し突進パンチを使用する。勿論ダメージは低い。
- 東条大牙(とうじょう たいが)
キムと似たテコンドーの道着を着る青年。整った顔と爽やかな髪型で、かなりイケメンしてる。
見た目通りテコンドーの腿法使い。飛燕斬を使う。
- マンデー関(~ せき)
髪型が逆立ちしている濃い顔の道着男性。こっちは極限流の使い手だそうで、飛燕疾風脚を使用する。ストーリー以外、経験値クエストのボスとして出現する。
- フェドラ
物騒なエージェントの格好をしている男性。傘の中身が剣を仕込まれる剣客で、傘のままで殴ったり、抜刀し切り刻むこともある。
- ピレーナ
長身でモデル体型しているターコイズ色の革ジャケを着用するセクシー女王。ストーリー中では不良の親玉で、「アネキ」として呼ばわれている。胸元を開けていてエロい。刃が付いている金属靴を着用する足技使いで、時に高速往復で連続切り付け、そして大ジャンプしてから着地する技を使用し、プレイヤーを吹き飛ばすスピーディーな敵。プルプルパープルと似た戦法をしていだが、なにかの関連かな...?
趣味はユーフォーマシンでのぬいぐるみ捕り。しかもかなり少女らしく楽しんでいる。ギャップ萌えでかわいい。
- 多聞 哲哉(たぶん てつや)
サングラを掛けているお洒落な青年。蹴りを長けているもので、特にボレーキックが愛用している。ジャンプして急降下蹴り+ボレーキックコンボも使用する。
- マーカス
同じくサングラを掛けている入れ墨男性。工事シリーズの先鋒役。タイヤを武器として戦う者で、タイヤ大回転の技を使用する。
- ゴメス
スレッジハンマーを使うヘルメットおっさん。工事シリーズの2人目。スレッジハンマーで地面の叩き衝撃波や、スレッジハンマーを支えで繰り出す突進ハンマーキックなどの技を持つ。
- ウェルダー
防護服を着た男性。工事シリーズの3人目。火炎放射器を背負い、炎を吹き出し、炎を撒きながら回し突進もする。深碧の追跡者と完全に同じモーション。
- ハンマージャック
二丁ハンマーを使うヘルメット髭おっさん。工事シリーズの4人目。なぜが主人公倒せば出世できると言い、主人公を襲う。完全にゴメスの二丁バージョンで上位互換、二本のハンマーを振り回し、突進体当たりと、より広い地面叩き衝撃波も使用する。
- ゲオルグ
青い道着らしい服を着る、目が小さい巨漢。格闘スタイルはボクサーの模様で、地面を大きく踏んでオラオラ連続パンチを出られる気が小さそうな顔の割と豪快な敵。
- 古森 新一(こもり/ふるもり しんいち)
どうみても不審者の挙動をしている、包丁を持った根暗眼鏡チェッカースーツおっさん。女性格闘家チームの大ファンであり、舞の扇子に叩かれたいという変態的な発言もする。彼女ら包丁で脅かす物騒な痴漢にしか見えなくてヤバい。見た目通り、包丁で戦う。
- ブロンズマン・ラルフ
体が金属で出来ているロボット。ラルフの動きを完全にコピーし、ラルフタックルEX、ラルフ爆弾パンチとガトリングアタックなどの技を忠実に再現する。
- スリーズ
ネスツの改造人間のように髪の毛を自在に操られる、シルヴィみたいな派手で活発な雰囲気を持つ女性。ツンツンしててかわいい。髪を手のように使い、相手を掴んでオラオラ連撃や、ぐるぐるタメ→ストレートパンチを使う。演出が長い技を連発するし、スーパーアーマーがなかなか終わらないの強敵。
ちなみにこの子は身長2mに誇るクラウザーより頭一個分高い。2m越えの超ロングツインテール髪の毛操る少女って…なにそれ萌える。ネスツGJ。
- パンク
名前通りパンクな格好をしているワイルドおっさん。拳に炎を纏い、地面叩き衝撃波を発生させる。
- バンビ
ショットな金髪をしているスポーティな女性。スタンガンで電撃と飛燕疾風脚と似た二段ボレーキックを使う。
- アームズ
野獣を連想させる変異した腕を持つ、狼男風なおっさん。
- メカニックビースト
機械で出来た獅子。あちこち飛び回って爪で攻撃する。カウントダウンに入って、ゼロになったらプレイヤーの後ろにテレポートし、不意打ちする。
- クローン・京
京-1にそっくりなクローン。京の動きを完全にコピーし、闇払いと鬼焼きを使う。
スペシャルイベントボス
- ヒマツリ
紫の進化クエストのボス。傾奇な格好をしている武者。日本刀で一閃したり、宙へ大ジャンプし、地面に炎の衝撃を与える。
- コガラシ
青の進化クエストのボス。狐のお面を被った女侍。おっぱい揺れる。二刀流の使い手で、分身術も使う。
- 大神 凛(おおかみ りん)
赤の進化クエストのボス。舞に連想させる赤一色のポニーテール巨乳くノ一。炎の使い手で、技に全部炎が帯びるが、不知火流忍術か草薙流古武術かは不明。周囲の炎の渦を作り、プレイヤーを吸い込み、最後は渦を爆発させ、吹っ飛ばすスキルもある。
- 土門 武壱(どもん ぶいち/たけいち)
緑の進化クエストのボス。陣羽織を着る力士。力士らしくパワータイプな敵で、突っ張りやスイープキック、さらにキホールの形状の範囲に地面の衝撃波を使用する。
- 織田以蔵(おだ いぞう)
黄色の進化クエストのボス。半脱ぎした着物の格好をした浪人。木刀を振り回し、デバフを付与する気功弾を放つ。
プレイアブル
今まではオリジナルキャラクターは登場しておらず、全員既存のKOFキャラの変異体。
プリティー・ファイター
女体化されたファイター。
- プリティー・チャン(CV:長縄まりあ)
女体化したチャン・コーハン。包より幼い姿のロリっ子になっている。
チャンの得物より2回り大きい、直径1メートル以上の鉄球を軽く振る舞ってたたかう。
ちなみにサイズの比例が恰も鉄球が女の子になって、そしてチャンが鉄球になったようなイメージを連想させる。
- プリティー・ビリー(CV:伊藤静)
女体化したビリー・カーン。妹のリリィとそっくりだが、血の気が盛んだ言動は変わらない。
- プリティー・社(CV:潘めぐみ)
女体化した七枷社。やはり本人と同じく爽やかな性格していた。しかし服は同じものなので胸の谷間が丸出しになっている。
- プリティー・ゼロ(CV:奥野香耶)
女体化したオリジナルゼロ。
- プリティー・ゼロ
女体化したクローンゼロ。
- プリティー・ビッグ(CV:齋藤綾)
女体化したMr.ビッグ。お洒落な黒髪ロングお嬢になった。
エピッククエストボス
- メカゲーニッツ(CV:赤城進)※ボイス加工されている
ゲーニッツの姿を模倣したアンドロイド。
イラスト
関連タグ
表記揺れ
現在はKOFASが109枚で、一番使われている。
公式リンク
ストーリー考察
この先はネタバレを含んでいます。
以下はKOFAS内においての98までのストーリーに基づいての世界観考察である。
調律者とは、KOFの世界群を管理し、世界観のバランスや、各世界がお互い干渉しないように維持する者である。言うまでもなく、アイン、カヤとリューゴはその一員である。しかし、他にも調律者は存在していたようだが、現存の調律者はこの三人しかいない模様。
KOFの世界群はあるシステムの内部に存在し、管理されている模様で、現実に存在しているかどうかは不明。
本来、調律者はKOF世界で姿を現すことは許されないことだが、リューゴを始め、段々とこのルールも無視された。後はノアの手がかりによってカヤはKOF世界に放り出されて、もうどうでもいい状態になっている。
しかしノアは「システムはこの世界に何の意味もない」と発言した故、システム内部のデータ世界か、もしくはシステムから観察する外部に存在するデータ世界なのかは不明。
KOFの世界群では、記憶から組み立てたもので、アインがシステム(それも記憶から構築されたのだろうか?)から人の扱いまでも大事にしていた。
リューゴは(主人公が)「94に留まらず95まで来やがった」「94の主役なら94内で最初に戻るか、消滅するべきだ」「94の世界の記憶は95まで持ち込めないはず」(なのにレポーターやマチュアも主人公のことを覚えている)と発言をした故、世界(もしくはリューゴ曰く領域)分離されている模様。しかし知ってる通りKOFは作品ごと年単位で時間軸に順序で並ぶので、何故敢えて分けるのはやはり不明。原作ゲームのようにゲームとゲームそれそれが分けていることを暗示しているかもしれないが定かではない。
ノアは実際、調律者たちの暖かい思いで作られた存在で、カヤとリューゴが彼女のことを「ディレクター」と呼んでいたものである。故に彼女が調律者の一人だった可能性は高い。しかし調律者は調律者の暖かい思いで作られたものならば、最初の調律者どうやって生まれたのか?それともノアだけが個別例であろうか?
リューゴを先輩としつこく呼んでいたことで、三人より年季の浅い存在の可能性が高い。ノアも自分をNPCだと認識している。NPCは攻撃権限はないが、除去されることもない存在である。
ノアの人格は元々大人しいもので、KOF世界に記憶を残し、KOF世界を愛する存在だと思われる。
彼女はなんらかの事件を起こし、システムに危害を加えかけた故、現在はアインによって調律者から追放され、KOF世界群で放浪し続けるようになった。しかしアインは彼女の記憶を消すことがもったいないと思い込み、システムを保護すべく、記憶を消すという万全策はあるにもかかわらず、そうしなかった。そのせいでシステムに一連のバグとエラーが発生し、主人公を産む要因にもある。しかしカヤもリューゴも「ディレクター」のことは覚えているが、ノアの顔を見てなにも反応しなかったのは彼女が調律者時期の顔と違ったか、それともアインが彼ら二人の記憶を消したかは不明。
では、今の狡猾で腹黒い性格になったノアは何故か?三つの仮設が挙げられる:
1.KOF世界を長く放浪したせい、性格が捻くれて変質し、闇に堕ちた
2.なんらかの悪意を満ちた意識に乗っ取られた;
3.人格が消えたが、記憶自体が意識を目覚めさせ、自分の創造主が勝手に自分を放り捨てた事への逆恨み
諸パターンにより、このような存在となったと考えられる。
しかも調律者はいままで複数の者を追放していた模様で、記憶が数多くシステム内部に残っていた。しかしバグとエラーが発生したのはノアを追放したからか、それとも昔から発生していたものかは不明。ただ、主人公というバグも恐らく、その記憶の塊から生まれた存在である。
主人公はどうやらいままでのバグともプレイヤー(恐らく原作キャラのこと)は違うらしく、成長可能や編成変更可能など、調律者たちが言っていた。昔のバグとは何なのかは、やはり不明点が多い。
目覚めたノアは調律者どもに復讐を求めようとしたが、打つ手がなく今まで潜伏していた。そして主人公というバグが現れ、ノアに利用され、KOF世界を掌握し新世界を作ろうと企んでいた。アインはシステムにこれ以上負荷を与えないように、暫しノアを野放しざるを得なかったが、ノアを除去することを画策していた。
とうとう97の末、アインがシステムの中枢に手を加えて、調律者の権限を集めたことによりNPC除去権限を貰ったが、ノアには通用しなかった。ノアはリューゴを謀り、攻撃権限を貰った上、アインの逆手を取り、世界樹に接続するアインを通して記憶の海にダイブし、全調律者の権限を奪取。それてからアインは行方不明になり、ノアも独自行動を取った。そして間もなく98の世界観を大きく歪め、設定が98UMの世界に変えた。カヤは何故かNPCになってしまい、KOF世界に放り出されて、主人公と共同行動することになり、エピッククエスト時点でも脱離することなく仲間のままでした。リューゴは混乱を収めるべく、やむを得ずノアの軍門に一時下った。
エピッククエスト時点で、ノアは調律者の権限で「ファントムゲート」という力を得て、KOF世界を自分の意のままに改変し、大罪の魔神をKOFキャラクターに憑りつかせたことや、オロチ編の世界の風景を変えたことも、恐らくその力の一部である。「ファントムゲート」とやらは、カヤが破滅の種だと言及することと、昔ノアがそれを手を出そうとしていたことにより、相当危険な力であるらしい。しかしそういえば、ディレクター時代のノアは何故「ファントムゲート」に手を出そうとするのかは不明である。
ちなみに、ノアは調律者の権限を得て、エピッククエスト衣装になる時は黄色い目に変わった。調律者は96以降のカヤ以外全員黄色いので、黄色い目が調律者の力の証か、それともただ調律者の身分の証かは不明。カヤは94~96をかけて青目になって、後98でKOF世界に放り出された故、調律者の権限や身分が失われたと思われる。
99ではすでにエピソード1で登場している女の子、いわゆるシャインが存在しているため、99をエピッククエスト時点の後で発生していることとして考えることが妥当であろう。
バトルカードガチャと製作で現れる黒髪のセクシーな女性、いわゆるリアが登場した。主人公に招待状を渡したり、アインを助けたり、しかも調律者の特徴的な黄色い目をしているので、現状では調律者側の人間、もしくは追放された調律者の一人かもしれない。しかしカヤとノアのように普通の青い目や別の色になってないため、なんらかの力、もしくは資格を保有していると考えられる。
ノアの目的や、全体世界観、調律者の歴史と「システム」の仕組みないし世界樹の正体など、未だに不明点が多いのだが、ネスツ編から段々明かされると思われる。それまでは絶対消えないように心から願いたい。