基礎データ
※するどいめ:相手のわざや特性で命中率を下げられなくなる。また、相手の回避率を無視して攻撃できる(第6世代より)。手持ちの先頭にいると、レベルが低い野生ポケモンが出現しにくくなる。
※ちどりあし:こんらん状態のとき、回避率が1.25倍になる。
※はとむね:相手のわざや特性でぼうぎょを下げられなくなる。
進化
ポッポ → ピジョン(Lv.18) → ピジョット(Lv.36)
メガシンカ
ピジョット⇔メガピジョット(ピジョットナイトを所持)
概要
第一世代からの古参。空をマッハ2で羽ばたくことで有名なポケモン。
ちなみに各バージョンごとの図鑑説明では他にも
「エサを探す時は水面すれすれを滑るように飛び、コイキングなどを鷲掴みにする」(青・LG・X)とか、
「ずば抜けた視力を持ち、高度1000メートルからでもはねるコイキングが見える」(クリスタル)とか、
「ピジョットが力いっぱい羽ばたくと、大木もしなるほどの強風を巻き起こす」(DPt・BW・BW2)とか書かれている。
図鑑の解説状、現在までにピジョット以上のスピードを誇る鳥ポケモンは存在していない(カイリューはドラゴンポケモンなので除外)。
デザインの良さ、そして何より多くの人が物語初期に捕まえ、最後まで連れて歩くことが少なくないため人気の高いポケモンである。
名前の由来はピジョン+ジェットだと思われる。
ゲームにおけるピジョットの性能
進化前のポッポとピジョンは腐るほど野生で見かけるが、ピジョットはどの地方(歴代シリーズ)でも野生の個体は存在せず、進化させての入手となる。
何かしらとがった能力のある序盤鳥の中では横並びなステータスを持っており、器用貧乏だと言われた時期が長い。
図鑑ではマッハ2で飛ぶと説明されている「すばやさ」さえ91しかない。まあマッハ2まで到達するのに時間がかかるからだろう。
ノーマル/ひこう組の中では比較的耐久力があるが、耐久型をやろうものならトゲキッスの劣化になりかねず、かなり苦しい状況が長いこと続いていた。
一応同タイプでは唯一の「ぼうふう」使いではあったが、肝腎の「とくこう」は70しかない。もうちょっと与えてやってもいいのだが。
……と、苦汁を舐め続けること17年。
第6世代『XY』では「するどいめ」に「ちいさくなる」などの相手の回避率を無視する効果が付与され、更に「すばやさ」が10上昇し101となり、あの後輩を抜くことに成功した。
ライバルだったトゲキッスはフェアリータイプに移動して差別化に成功。
性能面では非常に癖があるものの、今迄からすれば願ってもない一大強化と言える。
特徴や詳しい戦い方などはメガピジョットの項を参照されたい。
アニメのピジョット
サトシが無印編第3話でピジョンの時にゲットされ、その後ピジョットへと最終進化を遂げる。ちなみに第1話でポッポをゲットしようとしていたが、失敗している。
CVは林原めぐみ。タケシからは「素直な良い子」と言われていた。
第1世代には性別概念、性差による外見の違いがなかったので、性別は不明。
オレンジ諸島編第1話でサトシとピカチュウを襲撃したオニスズメがオニドリルへと進化し、森のポッポ達を襲っていたことがわかり、ポッポ達を守るため、サトシの手持ちから離れた。
この時「すぐに帰る」とサトシが発言しているのだが、1999年1月28日の放送(テレ東系列)以来ずっと実行されていない。そのため古参視聴者からは「早く迎えに行ってあげて」という声もちらほら上がっていたりする。
このシーンはアニメフィルムコミックだと別の台詞に修正されており、現在は完全に野生に帰ったという扱いになっている。
DPの映画にて、予告詐欺が発動。ピジョットの登場を期待したファンを再度絶望させた。
関連イラスト
主な使用トレーナー
ハヤト(HGSS / 再戦後)