プロフィール
キャッチフレーズ | 成子坂の新人アクトレス(ボランティア愚連隊) |
---|---|
所属 | 成子坂製作所 |
誕生日 | 4月9日 |
身長 | 156cm |
血液型 | AB型 |
出身校 | 芦原高等学校 |
CV | 沼倉愛美 |
キャラクターデザイン | 島田フミカネ |
メカニックデザイン | 柳瀬敬之 |
概要
成子坂製作所所属の新人アクトレス。
彼女が成子坂に就職するところから本編のストーリーは始まる。
事実上の主人公のような立ち位置となる。
困っている人を見ると見過ごせないないらしく、
一人で通学中の小学生、迷子のおばあちゃん、捨て猫等々、トラブルを見つけては解決するべく首を突っ込む癖があり、アクトレスの免許を取得したのもこうした人助けを行いたい気持ちが故である。
しかし、ゴミ拾いをしたはいいがその後の処分を考えてなかったり、交通事故の際に対ヴァイス用の兵器であるアリスギアを持ちだそうとまでするなど時にやる気が空回りしがち。
彼女の通う芦原高校はあまり評判が良くないらしく、文嘉の認識では「ガラの悪い、底辺高校」とのこと。
なお、彼女自身の授業態度はよろしいものの、前述の人助けに夢中になり過ぎて遅刻、早退、授業放棄が多い模様。
文嘉、シタラは成子坂での先輩。シタラの出まかせを信じ込んでしまい文嘉に呆れられたり、三人で一緒に買い物やカラオケに行ったりなど仲良くやっている模様。
叢雲工業の楓はライバルであり憧れの存在でもあるが、後に同じ成子坂の一員となってからは同時に仲間でありたいと思うようになる。
綾香、愛花には先輩としてカッコよく決めたいと思っているが、自身もまだ入社して間もないため特に綾香からは舐められている。
独特なのがファッション面で、何故か特攻服などの不良、ヤンキー服装をカッコいいと思っている。
後に専用スーツ(最高レアとなる☆4の服装)を用意してもらった際にも特攻服をモチーフにするほど思い入れが強い(なおデザイン面に関して周囲からの評価は散々であった)。
上記の憧れが少々独特ではあるものの、基本的にマジメでやる気があるいい子のため、
シタラを代表とする個性もアクも強い他のアクトレスに比べると文嘉の胃にやさしい部類ではある。
ちなみにピンク髪は地毛。
ただし、軟式によると「デフォルメが入っているだけで本当は金髪」らしく、ブロンドのようなややくすんだ艶が現れている。
肌の色素が薄く、そのおかげで内出血があるとすぐ目立ってしまうようだ。
目の虹彩も薄くそのためか視力もやや悪いようで、その事を知るある知人にプレゼントされた「ライトカットメガネ」を着用することもある。
というよりも、「本当は金髪」という発言を踏まえるとどうもアルビノであるらしい。
キャラクターとしての性能は電撃属性でライフルを得意とする放出特化、つまり属性攻撃力が高い代わりに防御力の低い特攻型。
専用ギアに機動面・防御面をカバーするスキルが揃っており、全体的なバランスは良好。何をさせても水準並みかそれ以上の働きが期待できる。
SPスキルは☆3までは極大レーザーを発射する「バスターキャノンE」。☆4のノーマルは二刀流の剣「クナド」を使った格闘技「ヨモツオオカミ」。アナザー版「勇躍」(衣装やステータス配分、スキルを変更した限定バージョン)のSPスキル「ヨモツヘグイ」は多数のピジョン(他作品でいうファンネルのようなもの)を召喚して行うオールレンジ攻撃。
謎
ゲーム開始直後に夜露と楓による謎の会話があるのだが、この際に楓は夜露に対し「混沌の果実を選んだ」など、意味深な発言をしている。
これが何を意味するのか、そもそもこの場面での会話がいつ、どこで、どのような経緯を経て行われたものなのかは現時点では一切不明。
ただ、ストーリー本編序盤から夜露が出撃すると妙に高い確率で大型ヴァイスと遭遇することが描写されており、そこはかとなく不穏な空気を匂わせている。
…もっとも、成子坂の面々は経営が火の車なこともあり特別ボーナスが手に入ってラッキー程度にしか認識していないのだが。
専用ギアに至っては「技術の出所が懸念」「調整不可のブラックボックスが多い」という一文が添えられておりかなり厄いシロモノである。
余談
名前の由来だが、夜露は前述のヤンキー服装へのこだわりやキャッチフレーズのボランティア愚連隊と併せて考えると、恐らく「夜露死苦」から来ているものと思われる。偶然なのか誕生日の4月9日も「死苦」に掛かっていたりする。
その一方で、苗字「比良坂」の元ネタは日本神話におけるあの世とこの世の境目「黄泉比良坂」とみられる。
他にもギアのスキル名や果てには水着に至るまで日本神話に纏わるネーミングがされており、SPスキルには黄泉の神様の名前である「ヨモツオオカミ」や、黄泉の国の物を食することを意味する言葉「ヨモツヘグイ」(これを行うとこの世に戻ってこられなくなるとされている)の名前を借りていることもあり、若干穏やかではないものがある。
立体化
完成品アクションフィギュアシリーズ「figma」で立体化。
同シリーズでのアリスギア立体化第一弾となるが、立体化「そのもの」では吾妻楓(メガミデバイス)に先を越されている。